今年も花の季節がやってきた。
去年の今頃は、かーたんの大腸癌のケアで花見も有らばこそ、気もそぞろだった。
今年は、やや落ち着いて花見ができる。
そういうわけで、昼頃、かーたんと北澤川緑道に花見に出かけた。
家でお握りとサンドイッチとサラダのご馳走を作って、サミットで更に、唐揚げとビールを仕入れた。
代沢小学校からせせらぎ公園まで歩く。
花見客がちらほら、というか思ったより大勢、繰り出している。
せせらぎ公園は子供連れで賑わっていた。子供が広場でサッカーをしていて、すっかり占領された感じ。日本は少子高齢化の波にさらされていたのではないのか?
せせらぎ公園のベンチが空いていたので、そこで弁当を広げる。
うららかな晴天に桜の七分咲き・・・ビールがことさら美味い。
日本人の桜にかける心情は特別なものがあろう。
開花と散華、絢爛な生と滅亡の死、こうしたものを、この花は象徴している。
しかし、人々は頓着なく、桜の木の下で、喰らい飲み、世間話をして、レジャーを楽しんでいる。
これも世の中の縮図だ。
まぁ、かーたんが今のところ元気でいてくれるだけでも感謝だ。
櫻花今年もよくぞ咲きにけり 素閑
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