昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

鹿肉の赤ワイン煮込みを作って食べました。

2017-05-04 23:51:05 | グルメ

今晩の夕食。
なんと鹿肉の赤ワイン煮込み。
この季節にジビエというなかれ。
肉は但馬の山奥に棲む年来の友達「カワウソ少年」から2月に送ってもらったものを、今まで冷凍していたのだ。
肉を、適当に切り、塩・胡椒をし前日から赤ワインに漬けておく。
ワインから取り出し、水気を切って、圧力鍋で、玉ねぎ、ニンジン、ニンニクのみじん切り、ローリエその他香辛料と一緒に炒め、さらにセロリのみじん切りを加える。ワインを鍋に戻し、スープストック、ホールトマトを入れ、圧力鍋で、中温で30分ほど煮る。
皿に盛り、パセリのみじん切り、生クリームをかけて出来上がり。付け合わせはヌイユ。
正直言って味は微妙。獣肉の臭みが気になるところだ。もっと香辛料を入れたほうがよかったのかも。
しかし、山奥の冬の味覚が伝わって、味わい深い夕飯だった。
あっ!作ったのは、大半がかーたんです。

夏来たり暮れる窓辺の風すがし   素閑


フルートの練習

2017-05-04 20:31:49 | フルート

かーたん主宰の演奏会が6月にある。
演奏会と言っても、「発表会」だが、オカブも出演し、オカブは発表者でなないので、力を入れて演奏の練習に取り組まなければならない。
今年はデテュユーとサンカンにした。
本当に疲れる曲である。
この曲を演奏する練習のために、さらに、スケール、ソノリテ、タファネルを練習しなければならない。
仕方がない。
毎日、3時間ほどは練習したいのだが、とても、そんな時間は取れない。
そこで、本番はやっつけで行くしかないだろう。
とてもとても、半年余り、まともに楽器に触っていないのに、こんな難曲を吹きこなす自信はない。
さりとて、アンブシュアを変えて、1カ月ほどになるが、新しい唇の感覚にも慣れてきた。
それに、音が良く鳴り、大きな音量が得られたのはありがたい。あとは指と舌が動いて、曲の解釈が深まればいいのだが・・・・そこが難しい。
さりとて、もう逃げ出すわけにはいかない。
いざ、行かん。

五月晴れ空にも届け笛の音   素閑

 


憲法記念日

2017-05-03 15:54:25 | 政治

憲法記念日である。
日本国憲法に関しては、毎年の憲法記念日のエントリーでさんざん持論を述べてきた。
しかし、半島情勢の急変をきっかけに、ここへ来てにわかに改憲論議が現実味を帯びてきている。
オカブは従来、改憲論者であったが、ここへ来て掌を返そうとしている。
特に9条、安全保障に関する項目で、今までの通りでいいんではないかなあ?と思えるようになってきた。
日本の繁栄の基をなしてきたのは、経済高度成長政策とともに、安保に関する『吉田ドクトリン』が根幹である。
この吉田茂の基本政策によって、日本は国防・軍事に力を割くことなく、経済成長に集中して邁進してくることができた。
これは、一方では『安保ただ乗り論』である。
日本の安全保障の責任と努力をすべてアメリカにオッかぶせ、自分は銭勘定の美味しい所だけをいただくという、誠に虫のいい理屈である。
もちろん、日本も血を流さない代わりに、相応の経済的負担を安全保障に関しては行ってきた。
しかし、それでも『安保ただ乗り論』は美味しいのである。
特にトランプが大統領になってから、アメリカとの同盟関係による過剰な同盟国であるアメリカとの集団自衛義務、また国際平和維持貢献によって生じる紛争当事者になるリスクなど、日本の軍事負担を増やすのはやめてほしいと思うのである。
安保法制成立によって集団的自衛権のの行使が可能になったのだから、ここは日本としては逆に新三要件を隠れ蓑にして、『安保ただ乗り』の安逸を貪っていればいいのである。
憲法9条を改正すれば、日本は、自らが望まなくても、国際協調の一環として、世界中の紛争に軍事介入することの義務を負うことになる。
もちろん、自衛隊も、その法的位置づけはもとより、従来の用兵思想、軍事戦略など、専守防衛原則すべてを変えなければならない。
武力紛争の当事者になるということは、現在の日本にとっては、消化しきれないリスクである。
北朝鮮の危機もアメリカにおんぶにだっこで解決してもらえばよいし、だいたい、そうするしか今の日本に選択肢はないではないか?
だから『安保ただ乗り』万歳である。
だから、これをもって、左翼は日本を「アメポチ」などと蔑称すべきではない。
しかし、上記とは別に、改憲論議は大いに行ったほうがいいだろう。
特に、体制変革に必要な改憲の歯止めとなっている、96条の改正を中心に議論してもらいたいところである。

ふけ頭掻いて憲法記念の日   素閑


かーたんが夕飯のおかずは出来合いのお惣菜をやめて、料理することにしたとさ。

2017-05-01 22:21:55 | お惣菜

今まで、我が家は夫婦で仕事をしていたので、夕飯のおかずはスーパーで出来合いのお惣菜を買ってくることが多かった。
しかし、それでは不経済だと気付いたかーたんは、一挙に手料理をすることに切り替えて、退勢挽回することにした。
そこで、今晩のおかずは、オカブが鶏の胸肉焼き、チーズソース。かーたんがスズキのポワレ。
手料理でも結構、高級なものを食っている。
かーたん手ずからのおかずは大変おいしかった。
連休も中盤だが、世間の休みとは関係のないオカブ商会では、やってもやっても終わらない仕事に追われる。
かーたんのおかず作りは、いつまで続くか分からないが、まあ、ダイエットにも良いようだから、やるところまでやってみればいいと思う。
取り敢えず、ご馳走様でした。

聖五月新聞配達風運び   素閑