朋一のこと、桂場のこと、少年法のことや家裁のこと、考えることが盛りだくさんの寅子ですとナレ。
寅子は、思い切って桂場の元を訪れます。
朋一らの異動について、質問。
桂場が、すべてを指示したようです。「裁判官は、孤高の存在でなければならぬ。」という理由で。
寅子は、「純度の低い正論は、響きません。」「穂高イズムは、どこにいったのですか。」
と言われても、正直、よくわかりませんでした。
不当な異動だということは、わかるのですけど。
桂場自身も苦悩しているのですよね。多岐川の亡霊をみたりして。
痛いところを突かれたのでしょう。
月に一度の法制審議会。
ライアンは、「少年法改正を急ぐ必要があるのか。」と、熱弁。
しかし、改正ありきで始まってますから、寅子たちの言い分が通るとは思えないのですよね。残念ですが。
笹竹で。
寅子、汐見、ライアン。
「会いたいね、タッキーに。」という言葉が、切ないです。
たらればですが、多岐川が生きていたら、きっと法制審議会も、実りあるものになるような気がします。家庭裁判所を愛の裁判所と言ってましたから。
少年法改正に断固反対したでしょうね。
昭和46年(1971)春 家裁少年部に配属される朋一。
義理とはいえ、親子で同じ部署って、本人たちも周りもやりにくいでしょうね。
最高裁調査官である航一が、山田轟法律事務所へ。
☆心に翼
よねが、美位子の話をします。
文字にするのが、恐ろしく悲しくて、書けないような人生。
よねは、「おぞましく人の所業とは、思えない事件だが、けっして珍しい話じゃない、ありふれた悲劇だ。」
「私は、救いようがない世の中を、少しでも、ましにしたい。」
珍しい話じゃないという台詞が、衝撃でした。
ありふれた話なの?こんな話が。
性暴力の話は、最近、よく耳にしますが、それが、珍しくないと言われてしまうと、人を信じることが怖くなります。
※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
暗い話が続きます。
よねさんは美位子と同じような悲しい経験をしてますよね、
よねさんはカフェに逃げ込んでマスターに助けて貰ったのでしたね
自分のおぞましい経験で女をヤメタのでしたね!
世の中には表に出ないけど珍しくないよくある悲劇だと言ったのでしょう!
だからよねさんは美位子の件はなにがなんでも!という強い思いを持っているのだと思います。
よねは、辛い過去があり、燈台のマスターに助けられたのでしたね。
「女を捨てる」という覚悟、相当な根性がいることでしょう。恋したことないのでしょうか。それとも、その感情さえ抑えて生きてきたのかもしれません。
よねの美位子に対する想いが、叶うことを切に願います