美雪が寅子に挨拶。
異様な雰囲気です。
美雪は、寅子に、「どうして、人を殺しちゃいけないのか。」と美佐江と同じ質問をします。私からしたら、そんな質問が出ること自体が異常だと思います。
☆心に翼
寅子は、「奪われた命は、元に戻せない。死んだ相手とは、言葉をかわすことも、ふれあうことも、何かを共有することも、永久にできない。だから、人は、生きることの尊さを感じて、人を殺してはいけないと本能で理解している。」
異常な質問に、真摯に答える寅子は、立派だと思います。美佐江には、答えを出すことができませんでした。
ナイフを取り出す美雪。
裁判所に入るとき、持ち物検査、しないのか。
寅子を刺すつもりだったのでしょうか。
寅子は、美佐江と向き合うことができなかったことを謝罪。
「あなたのことを諦めたくない。」と。
美雪は、試験観察。
半年後、音羽から調査報告を受ける寅子。
美雪の審判の日。
美雪は、施設に居続けたいと言います。祖母に迷惑をかけたくないと。
佐江子は、「早く一緒に暮らしたい。」と言ってくれます。
救ってくれたのは、祖母でしたね。
とはいえ、美雪の家庭環境がイマイチ説明不足でよくわかりません。
美雪の父親は?美雪の祖父は、どうしているのか?
美雪の世話を一手に祖母が引き受けているのは、なぜか?
そんなところも、少しは説明があればなと思います。
美雪は、不処分。
これで、美佐江事件は、決着かな。
少年事件に向き合う寅子、もっと描いても良かったのではないかと思います。
昭和48年(1973年)4月
美位子の事件、最高裁大法廷で、判決の日がやってきました。
※次回への期待度○○○○○○○○(8点)
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