しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「海」  小川洋子 

2011年06月03日 | 読書
「海」  小川洋子      新潮文庫 7編からなる短編集。 「海」 恋人の家を訪ねた青年が、海からの風が吹いて初めて鳴る“鳴鱗琴”について、一晩彼女の弟と語り合う。 「風薫るウィーンの旅六日間」 45年前、日本で別れた恋人を訪ねて、ウィーンへ来た琴子。 初めての外国で不安そうな琴子に頼られて、一緒に養老院へ行く私。 「バタフライ和文タイプ事務所」 新人のタイピストは、3階倉庫に活字の管理 . . . 本文を読む
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