3月28日(日)大阪市中央公会堂で、
【学習会】生物多様性ってなに・・・?~ COP10に向けて ジュゴンとともに ~
を開催しました。
受付はこちらですよ~
ジュゴンと紅型着物でお出迎え。
まず、SDCCからごあいさつ。
普天間基地の移設先についての現状報告。
キャンプシュワブ陸上案も勝連半島沖埋め立て案も
沖縄の海の多様性を壊すものです。
最初の講師は原野好正さん。
CBD(生物多様性条約)市民ネットワーク(CBD市民ネット)の
運営委員をされています。
まずは、COP10(コップテン)って何?というお話から。
続いて生物多様性条約とは。どっちも知名度が低いですよね。
でも、この生物多様性条約には、世界の192の国と1地域(EU)が
加盟しているんです。入っていないのは、バチカン市国とアンドラ公国
そしてなんとアメリカの3国だけです。
生物多様性条約締約国会議って、国と国との会議だから
簡単に参加できないのでは、と思われがちですが、
NGOも事前に登録しておけば、本会議場に入れるんです
開かれた会議なんですね。
これは、COP9(2008年、ドイツのボン)のときの様子。
NGOの色々なブースや楽しいイベントなど。
SDCCも名古屋で、ブースを出しますよ
生物多様性条約は、人も自然も豊かに生きる
新しい世界を作るための条約です。
どんどん参加しましょう。
原野さんに、参加の方法も教えていただき、
SDCCスタッフも、更にやる気満々です
続いては、吉川秀樹さん。
沖縄・生物多様性市民ネットワーク(沖縄・BDネット)の事務局長。
SDCCの海外担当スタッフでもあります。
まず、亜熱帯の島・沖縄の生物多様性の豊かさの紹介。
一方多くの固有種が絶滅に瀕しているなど厳しい問題を
抱えています。
基地の島・沖縄では「環境」「平和」「人権」は切り離せないもの。
沖縄・BDネットは、COP10に向けて、環境団体・平和団体・人権団体が
協力して生物多様性を守る取り組みを進めています。
新しい地域づくりには、市民・住民の積極的な参加が必要です。
基地ではなくジュゴン保護区の取り組みが、サクセスストーリーとして
モデルになるよう、保護区作りを成功させましょう
お二人のワクワクするお話に、参加者も聞きいっていましたよ。
質問もいっぱい出ました。
最後はSDCCから、沖縄ジュゴンの現状や
COP10に向けての活動予定をお知らせしました。
みなさ~ん、SDCCの活動にご協力を~
会員募集してま~す
明るく、楽しく、美しく活動しています。
スタッフも募集中
ZAN