散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

第三アドヴェント

2008-12-14 23:14:04 | 映画の話
毎日が転がりすぎてゆく。



第三アドヴェントがもう過ぎようとしている。

 

 



昨日のこと。
友人の携帯電話に電話をかけた。
長いこと呼び出しをしてやっと声が聞こえた。
何処にいるのかと問えば、森にいるという。
ああ、散歩中なのかと一人合点をしていると、さにあらず樅の木を買って今それを担いで車に向かっているところだといって息を切らしていた。
こちらでは良く、森の中や森の入り口でクリスマスの木を売っていたり、または木を自分で選んで自ら伐採し運ぶということもある。
(別の友人宅では彼が木を切ってもって帰る慣わしだが、度々木の形で喧嘩になるらしい。天辺が曲っているとか、斜めだとか、枝が不ぞろいとか、まあそんなことだ。実際天辺に星なんかつけようと思ったら、曲っているのは大変に不便だ。枝に癖があって曲っていたら、蝋燭なぞつけるわけには行かないかもしれない。何をこんな事でと思っていたら、統計的にもクリスマスに木の形からはじまる喧嘩が多いのだそうだ。)
友人家族は3mの樅の木を買ったというから、家の中に入れたらかなりの大物だ。どうやって立てるのか?飾り物も沢山必要だろう。家内の安息のためにも、まっすぐに育った立派な木だったことを祈る。
樅の木ね。
おととし買った蝋燭を中に入れて飾るクリスマスツリー型の陶器を引っ張り出してきて飾ってみると、それらしい雰囲気が少しずつ立ち上がってくるから面白いものだ。



今日はまた映画の日。
今日の目当ては「地球が静止する日」だった。
それほど期待していなかったとは言え、もう少し何とかならなかったのかなあ。。。とがっかりした。
1951年ロバート・ワイズ監督が「地球が静止する日」を作っている。今回はそのリメイク。オリジナル版はまだ観ていないのでわからないのだが、これは当事1951年の冷戦中の"不安”だったのかもしれない。(トレーラーを観たけれど、ううん。。。なかなか。。。今の撮影技術と比較しては申し訳ないが、どうしても笑ってしまう)
兎に角冷戦の核への恐怖というはっきりとした対象がない現在(平和になったという意味では決して無い。。。)話が弱くなっているということか。。。配役が今ひとつ。
一瞬でもなるほどね、と思わせてくれる驚かせてくれる場面が無かったのが残念。

隣でやけに食べたり飲んだりうるさい中年カップルが座っていて、度々気になった。実に良く食べる人たちで、映画の間3度もポップコーンやタコスやコーヒーやコーラなどを買いに立ち上がるのだ。いっそのこともう映画を観るのはやめて外で食べたらいいのに。。。

音の静かな場面になると四方からパリパリと食べる音が聞こえてくるのだった。






メモ

2008-12-14 04:47:56 | 美術関係


今年最後の展覧会のお勤め終了。
(いや、まだ終了はしていないか。。。もう一つの展覧会の搬出が残っている。忘れてはいけない。最近忘れっぽいので気をつけねば。)

さあて、この2週間ほど体調も今ひとつだったし、珍しくアトリエにも出かけない日が続いていたが、そろそろまた軽く仕事を始めよう。
世間は逆に休暇モードに入りつつあるわけだけれども。。。

肩こりが酷く、その所為か頭痛が引かない。
歯が具合悪い所為もあるかもしれないが、寒い所為もある。早く春が来ないかな。
冬が始まったばかりというのに、今から春を待ち焦がれていると、首が長く長くろくろ首のようになってしまうかもしれない。