散歩絵 : spazierbilder

記憶箱の中身

今週末の散歩

2009-08-09 20:50:43 | 美術関係
またもや日曜日到来。
つい昨日日曜日の話を書いたつもりでいた。一体、間の6日間には何があったのだろう?最近記憶も怪しい。

兎に角日曜日の午後、某アトリエハウスに出かけてきた。
そこでは年に一度10人ほどのアーティストを招待し10日間のシンポジウムが行なわれている。今日の日曜日がその最終日でオープンドアーだった。
極々オランダに近い小さな田舎町の元百姓屋を、ホストである夫婦(建築家と陶芸家)はコツコツと自力でお金をかけずに近くに在る物で改装しているらしい。

日曜日はコンピューターの前であれこれしていると勝手に終わりそうだったし、方や相棒は図面をにらんで終わりそうだったし、体によいことでは無い。太陽も顔を出したところで散歩も悪くない。友人がこの小さなシンポジウムに参加していたのもあって、そんなわけで冷やかし物見遊山に出かけたのだった。



外観



スタジオと中庭



作業場




裏にはかなり大きな庭があって、屋外展示作品も点在
シンポジウムの結果はこの11月に展覧会として鑑賞できることになっている。


どうやって運営しているのか訊ねはしなかったがこのような広い空間を維持するだけでも大変だろう。人を集めること何かを共に作ることに大きな意義と楽しみを感じないことには続きはしない。またオーガナイズする器量がなければならない。
私のような気の回らぬぼんやり者には到底為すことのできない分野なのでこころから感心してしまう。


ほんの少しの散歩ではあったがとてもよい気分転換になった。
流れが滞っているとき、気の合うだれかとお茶を一杯飲んだり笑ったりすること、少しだけでも脚を動かすことで、締め切りの窓を開けよどんだ空気を放り出し再び動力が注がれる効果がどれだけあることだろう。




ところで昨晩作ったトマトのコンポート冷たく冷えたところはなかなかの美味なり。

とまとトマト

2009-08-09 05:33:03 | 飲食後記


Solanum lycopersicum

Tomate(独)Tomato(英)の名はアステカ語のxitomatl から来ているそうだ。(トマトという言葉の響きはなかなか美味しそうだなと思う)
温暖な土地では多年草で10mから14mになるというからすごい。そんなトマトの大木を見てみたい。

今朝近所の市場に出てくる有機栽培農家のテントに真っ赤に熟したトマトが山ほど入った袋が並んでいてやけに目だっていたので思わず引き寄せられてしまった。袋の中にはバジリコの枝が2,3入っており、これでトマトソースを作りましょうまたはラタトゥ-イを作りましょうと導いているのか?
兎に角あんまり美味しそうなので食べたくなってしまった。食べられない分はソースにして冷凍する事だってできるのだから問題なしと算段もした。家に戻って早速食べてみるとと香りもよくとても甘くて実に美味しい。立て続けに2個食べてしまった。夕飯には茄子、ズッキーニ、トマトのグラタンを作り、今はトマトのコンポートを作っている。
(夜中に鍋の中をかき混ぜているというのはちょいと魔女の気分かもしれない。)湯剥きされたトマトが赤ワインの入ったシロップの中で小躍りしている。それは明日のデザートになる。
トマトは活性酸素を除去する働きを持っているので体にもとてもよい。沢山あるトマトは冷凍する必要も無くあっと言う間に無くなるかもしれない。
我が家のテラスにも今トマトが幾つか実っているけれども、ちゃんと熟してくれるかどうか?
緑のトマトをチャツネにしても美味しい。
そういえば”フライド・グリーン・トマト”という映画があった。なかなか良い映画だったなあ。