先だって"The Illusionist”という映画を見たので、この映画と一緒に名が浮かんでくる”The Prestige"も観たくなった。
この二つの映画は比較されるようだけれども、似ているのは主人公がマジシャンであること、時代背景の設定がほぼ同じで、最後にどんでん返しつきの話であること、ヨーロッパが舞台という事位で、簡単にカテゴリー化すれば前者は恋愛のからむロマンス、後者は宿敵間の戦いを描くSF風サスペンスだ。別物なのでどちらが良いと判定しがたい。双方それぞれに面白かった。
この映画も賛否両論。現実的合理的理解範囲を超える”物”が出てくるあたりでこけてしまう鑑賞者もいるはずだけれど、ありえない事はそれで柔軟に受け止めて、ちょっと戸惑いつつも楽しんだほうが良い。デヴィッド・ボウイが扮する二コラ・テスラはかなり胡散臭くて、彼自身が奇術師のようだったかな。テスラは実際エキセントリックな人物だったらしい。
からくりがすぐにわかってしまってがっかり。。。という感想が多いのは、マジシャンの物語だからなのだろうか。話の展開がわかってしまったから駄目、という鑑賞体勢だけではつまらなかろうけれど、私はその辺はそれほど気にならない。主人公二人のぬかるみにはまって行く悲劇的対決は熱演だったとおもうしね。
クリストファー・ノーラン監督は「メメント」という映画もそうだったが、入り組んだ話運びを好むらしい。
ひさしぶりに天気も良い日曜日。
Dyck城の庭でクリスマス市があるというので出かけてみた。
市は取り立てて面白く無いのだが、なかなか良い雰囲気だ。
城の庭の一部ではキリスト生誕劇が演じられていた。
参加者(観劇者)はキリスト生誕の目撃者となる趣向だ。(観劇者人数は毎回一定数限られて入場する。)
お堀の水に囲まれた城。
向こうに微かに立つ煙は羊飼い(劇中)の焚き火。
マリアとヨゼフが旅立つ。
同行者(観劇者)が後に続く。
大きなクリスマス市にはベルギーやオランダからバスで団体客が到着するが、特に面白みも無くなってきた。
この城の市はこのアンビエントのおかげで、入場料を払わねばならないのにもかかわらず集客が高いようだ。
相棒と私が到着した頃はまだ余裕があったが、日も暮れかけれころにはかなり広い駐車場も車で埋まり、仮説に設けた路上の駐車場所も2,3キロ先までぎっしり並んでいるのには驚いた。第一第二アドヴェントの週末のみの催しであることも客の集中する理由なのだろうが、私たちならその行列の長さにうんざりしてUターンしてしまったに違いない。
それでもこの城の庭園は気に入っているので、四季それぞれの様子を観に来るのは悪くない。
次は雪の降る日にでも歩いてみたいものだと思っている。
Dyck城の庭でクリスマス市があるというので出かけてみた。
市は取り立てて面白く無いのだが、なかなか良い雰囲気だ。
城の庭の一部ではキリスト生誕劇が演じられていた。
参加者(観劇者)はキリスト生誕の目撃者となる趣向だ。(観劇者人数は毎回一定数限られて入場する。)
お堀の水に囲まれた城。
向こうに微かに立つ煙は羊飼い(劇中)の焚き火。
マリアとヨゼフが旅立つ。
同行者(観劇者)が後に続く。
大きなクリスマス市にはベルギーやオランダからバスで団体客が到着するが、特に面白みも無くなってきた。
この城の市はこのアンビエントのおかげで、入場料を払わねばならないのにもかかわらず集客が高いようだ。
相棒と私が到着した頃はまだ余裕があったが、日も暮れかけれころにはかなり広い駐車場も車で埋まり、仮説に設けた路上の駐車場所も2,3キロ先までぎっしり並んでいるのには驚いた。第一第二アドヴェントの週末のみの催しであることも客の集中する理由なのだろうが、私たちならその行列の長さにうんざりしてUターンしてしまったに違いない。
それでもこの城の庭園は気に入っているので、四季それぞれの様子を観に来るのは悪くない。
次は雪の降る日にでも歩いてみたいものだと思っている。
1,2,3,4
第一アドヴェントの光 ↑
第二アドヴェントの光 ↓
今日、ケルンの画廊に作品を届ける。
クリスマス前の"お祭り”的企画展示。
来週の13,14日(土曜、日曜)のみ。
Kunstraum dreizwanzig
honschaftsstraße 320
51061 köln
germany
Mittwoch 17.00 Uhr - 20.00 Uhr
Freitag 17.00 Uhr - 19.00 Uhr
und nach Vereinbarung
Telephon: 0049-221-3565841
0049-179-9947659
参加作家
Volker Altrichter, Düsseldorf
Sven Büngener, Düsseldorf
Engelbert Engel, Burscheid
Jojo Ensslin, Düsseldorf
Setsuko Fukushima, Krefeld
Walter Henn, Frankfurt
Marion Haeusser, Hamburg
Ulla Kalkowsky, Essen
Chikako Kato, Trier
Roman Klonek, Düsseldorf
Martin Mohr, Berlin
Rosemarie Peter, Köln
Thomas Peter, Köln
Franz Peters, Schleiden / Olef
Petra Scheibe-Teplitz, Frankfurt
Eva Schick, Basel
Bettina Zachow, Essen
第一アドヴェントの光 ↑
第二アドヴェントの光 ↓
今日、ケルンの画廊に作品を届ける。
クリスマス前の"お祭り”的企画展示。
来週の13,14日(土曜、日曜)のみ。
Kunstraum dreizwanzig
honschaftsstraße 320
51061 köln
germany
Mittwoch 17.00 Uhr - 20.00 Uhr
Freitag 17.00 Uhr - 19.00 Uhr
und nach Vereinbarung
Telephon: 0049-221-3565841
0049-179-9947659
参加作家
Volker Altrichter, Düsseldorf
Sven Büngener, Düsseldorf
Engelbert Engel, Burscheid
Jojo Ensslin, Düsseldorf
Setsuko Fukushima, Krefeld
Walter Henn, Frankfurt
Marion Haeusser, Hamburg
Ulla Kalkowsky, Essen
Chikako Kato, Trier
Roman Klonek, Düsseldorf
Martin Mohr, Berlin
Rosemarie Peter, Köln
Thomas Peter, Köln
Franz Peters, Schleiden / Olef
Petra Scheibe-Teplitz, Frankfurt
Eva Schick, Basel
Bettina Zachow, Essen
手の写真を撮りたいと思ったことがある。
でも、そんな写真集を見かけた気もする。
人が話している途中の何気ない手の会話。
会話する手。。。。
手。。。。の表情は魅力的だ。
でも、時々じっと眺めていると何故かとても奇妙な気分にもなる。
Galerie Alte Lateinschuleにて。 個展は21日まで
でも、そんな写真集を見かけた気もする。
人が話している途中の何気ない手の会話。
会話する手。。。。
手。。。。の表情は魅力的だ。
でも、時々じっと眺めていると何故かとても奇妙な気分にもなる。
Galerie Alte Lateinschuleにて。 個展は21日まで
急に海が見たくなったので、海に。。。。は出なかったのだけれどとりあえず水際に近寄った。(海が見たいな)
ライン川沿いのMediahafenという地区。(写真はフランク・ゲーリーが設計したビル。)
写真は月曜日に撮った。
今日の空は黄味がかった灰色が重く重く垂れ込めて、私の脳みそを押しつぶす。
その所為かすこしだるい。結局今日もすべきことが為せずに外は真っ暗。
The Illusionist、2006年、Neil Burger監督を見た。
Edward NortonとPaul Giamattiは結構気に入っている役者だし、1900年代が舞台でマジシャンの出てくる話とあらば見ないわけには行かない。
Edward Nortonは少し普通でない(異常で怖い。。。)人間の役を演じると上手いな、と思う。
”Primal Fear”でAaron Stampler役を演じた彼は迫力だったっけ。。 (あの極端な垂れ目が実に怖い目になるんだよね。)
今回Nortonの演技に気が入っていないようだの、Jessica Bielは美人だがステレオタイプの演技で役不足だの、Rufus Sewellはそつなく役をこなしたが取り立てて光らずという批評も読んだけれど、私は結構面白かった。
(Rufus SewellはDark Cityで見てから、彼の出ている映画はあまり見たこと無いけれどもちょっと気になる俳優の一人だ。。これもまた怖い顔だな。)
ハリウッドとしては低予算の制作費15ミリオン$という事だけれど衣装、舞台それぞれしっかり作ってあるところに好感が持てる。
話の最後のどんでん返しは、途中から予想が付いてしまったけれども、見事してやられたと気が付いたときのPaul Giamattiの表情がとてもよい。
ちょっとでミステリアスなラブストーリーという感じに幕下りる映画だったけれど、最後まで一体これはどんな結末か?と引っ張る。
スティーヴン・ミルハウザーの短編が原作だそうで、この人の本はまだ読んだことが無かったが、読んで見たくなった。
日本からの客人を連れて...。
Fachwerk(ティンバー フレーミング)の家並みが美しい。木のゆがみをそのまま利用して作られているので、自然の中に生えてきたような家々の表情が豊かだ。
アイフェル地方のモンシャウというベルギー国境に近い、中世の面影そのままの美しい街。
このカフェで一休み。
この家は裏にそびえる岩と同化している。
Fachwerk(ティンバー フレーミング)の家並みが美しい。木のゆがみをそのまま利用して作られているので、自然の中に生えてきたような家々の表情が豊かだ。
アイフェル地方のモンシャウというベルギー国境に近い、中世の面影そのままの美しい街。
このカフェで一休み。
この家は裏にそびえる岩と同化している。
メンヒェングラッドバッハという街の郊外にあるルネッサンス様式のRhyedt城には孔雀が何羽も住んでいるのでございます。
見かけて手を振ると「お、良く来たな」とばかりにやって来て「ま、一緒に行こうか。。」とばかりに私を同伴してくれるのでございます。
共に散歩するかのように時たまこちらが立ち止まるとやはり彼も立ち止まる振り返る様子さえ見えるのでございます。
城の外れまで来て小さなお堀の橋を渡りますと、孔雀の仲間たちが集っておりました。群れの中のひときわつわものそうな孔雀がベンチの背もたれに飛び上がって胸をそらして喉を震わせております。
私が孔雀たちに丁寧に挨拶をして月影の濃くなり始めた道を引きかえそうと致しますと、
枯葉がカソコソと舞い踊る音の隙間に
「久しぶりだな」
と、懐かしさをくすぐる声が私の耳に届いた様に思ったのは魔時の運んだ伝言であったのでございましょうか。
空に浮かぶのは満月でございました。
『君たちはひょっとしてかつてこの城を闊歩していた騎士たちではなかったのか?』
城の装甲地下壕
(監獄にも用いられた・・・魔女裁判でとらわれていた人もあったという。)
中世の町並みがそのまま残るZonsの冬の平日の昼は人っ子一人いないといっても過言ではなくなんだか妙な感じがしないことも無い。
妙な感じ。。。というよりも妙な想像が掻き立てられるという事。
良く見ればコカコーラの看板や携帯電話の広告なんかが石造りの家並みに散らばっているのが確認されても、少し目を細めて体を後ろに引いてみるだけで現代と過去がリンクする感じがする。
その町の窓際で挨拶したのは。。。。
砂糖大根の爺様
カメラに興味がありそうだった猫
第一アドヴェントの明かりが灯った。
さらさらに乾いた砂山を突き崩すように今年に残る日々が指の隙間をあっという間に流れてゆきそうだ。
おまけ
アドヴェントカレンダー 毎日新しい絵がその日付に現れます。
妙な感じ。。。というよりも妙な想像が掻き立てられるという事。
良く見ればコカコーラの看板や携帯電話の広告なんかが石造りの家並みに散らばっているのが確認されても、少し目を細めて体を後ろに引いてみるだけで現代と過去がリンクする感じがする。
その町の窓際で挨拶したのは。。。。
砂糖大根の爺様
カメラに興味がありそうだった猫
第一アドヴェントの明かりが灯った。
さらさらに乾いた砂山を突き崩すように今年に残る日々が指の隙間をあっという間に流れてゆきそうだ。
おまけ
アドヴェントカレンダー 毎日新しい絵がその日付に現れます。