もう日付が変わってしまいましたが、おととい水曜日(6月14日)から昨日(6月15日)朝にかけての、いわゆる「共謀罪」法案に関する参院審議の様子、ほんとうにひどかったですね。
昨日、今日のテレビや新聞などの伝えるところとも重なりますが・・・。
もうすぐ東京都議選を前にした自民党・公明党の政権与党が、とにかく加計学園問題や森友学園問題等々での追及をかわして安倍政権を擁護することと、なんとしてでも会期中に「共謀罪」法案を成立させるために、参院の法務委員会審議を途中で打ち切って、強引に本会議で中間報告、そして可決・成立へともっていった感じです。
その横暴さにはあきれるし、こんなむちゃくちゃな国会運営を容認している与党議員も「おたくら、議会の人として、恥ずかしくないんですか?」と言いたくなります。
また、この間の衆参両院での法相答弁を見ていたら、とてもではないですが「担当大臣ですらまともな答弁のできない『共謀罪』法案を、よくもまあ、与党+維新等々の議員たち、賛成したなあ。恥ずかしくないんですか?」とも言いたくなります。
そして、そういう法相の参院での問責決議案を否決にまわった与党+維新等々の議員たち、「おたくら、今後、自分たちの出した法案の趣旨説明すらできないような、そんな資質の大臣でもまったくかまわないって認めたことになるけど、それでほんまにいいんですか? 恥ずかしくないんですか?」とも言いたくなります。
まあ、そんなわけで、ほんと、私から見たら恥ずかしいレベルの与党+維新等々の国会議員の動きなのですが、「共謀罪」法案は一応、国会を通ってしまいました。
でも、ここで政権与党や安倍政権自体を批判するのをあきらめたり、こういうむちゃくちゃな国会運営をして通した法案だってことを忘れたりなんかすると、まさに「思う壺」です。特に東京都議選を前にして、できるだけ「火種」になりそうなことを「隠しておきたい」というのが、安倍政権や政権与党の思惑のようですし・・・。
そうかんがえたら、ここから先、少なくとも7月末くらいまでは、どんどん政権与党+維新や安倍政権そのものの支持率を落とすべく、できるだけおもしろおかしく、楽しく、「今回の『共謀罪』法案のむちゃくちゃな成立のさせ方も、加計学園も森友学園も、こっちは忘れちゃいなんだよ~」と言い続けることが大事かな、と思ったりもします。
そんなわけで、「共謀罪」法案に賛成した政権与党+維新等々や、あるいは安倍政権がここから先、だんだん意気消沈していくこと。逆に、これに反対した野党4党やその支持者がだんだん、元気を増していくこと。これをどうやったら私なりにお手伝いできるのか、いろいろ、できることを考えてみたいところです。
なお、東京都議選では「都民ファースト」なる地域政党がでてくるという話ですが・・・。あれも大阪の様子を見てきた私からすると、「落ち目の自公から鞍替えしたい人々の受け皿づくり」感ありありで、「あんなもんに騙されちゃダメよ」と言いたくなります。なので、東京都議選を前にしたときは、政権与党+安倍政権+維新等々(=この等々に「都民ファースト」も入れる)のセットで「相手にしないように」と呼びかけたいところですね。