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京都精華大学教員・住友剛のブログ。
関西圏中心に、教育や子ども・若者に関する情報発信を主に行います。

年末年始に見たプリキュアの話(2) 11月10日放送分(次からタイトル変えます)

2025-01-18 20:36:36 | プリキュア話

先週土曜日(1月11日)の深夜から、「魔法つかいプリキュア」の続編が始まりました。先ほど1回目を動画配信で見たのですが、なかなかいい仕上がりです。深夜枠での放送なのでなかなかリアルタイムでは見づらいですが、なるべく動画配信で見続けようと思います。

1回目を見た限りでは…。やはり「魔法つかいプリキュア」自体が、最終回で「二十歳の頃のみらい(キュアミラクル)・リコ(キュアマジカル)」を描いていたこと。これがこのたびの続編で、大学生になったみらい・魔法界の学校の教員になったリコを描いても、あまり違和感なく受けとめられる素地をつくったな~って思いました。

それはさておき、年末年始に見たプリキュアの話のつづきを書いておきます。結局10月27日分と、今回書く11月10日分の2回しか見ることができませんでした。それ以降の放送分については、さすがにブログ記事に「年末年始に見たプリキュアの話」というタイトルはつけられないので、また別のタイトルを考えたいと思います。

では、11月10日放送分について、その概要を紹介しておきます。この回は「わんにゃん大事件」というタイトルにもあるように、一見いろは(キュアフレンディ)がイヌに、まゆ(キュアリリアン)がネコになって、人間とイヌ・ネコが入れ替わる楽しい放送回のように描かれていますが…。よくストーリーを見ていくと、今後の物語の展開につながる重要な内容を描いています。

11月10日放送分の冒頭では、ガオウのいた神社=遠吠神社で、まゆがネコに、いろはがイヌになってしまうところが描かれます。イヌになったいろはは走り回って止まらず、ネコになったまゆは、人間の姿のゆき(キュアニャミー)に抱っこされてなでられています。「どうしてこうなったのか?」という疑問がでてくるのですが、そこに、今後の物語につながる内容が含まれていました。

まず、この「ほろんだオオカミ」をまつっている「遠吠神社」で長い間、ガオウは過ごしていたとのこと。プリキュアたちといつもたたかっているガオガオーンも、この遠吠神社からやってきたように思われます。ただ、ガオウの遠吠えを聴いたこむぎ(キュアワンダフル)は他方で、前回、ガオウが小鳥やリスにはやさしかった姿を見ています。「なぜ動物たちをガルガルやガオガオーンにしているのか?」とプリキュアたちは疑問に思うのですが、そこでいろはは「ガオウと話し合いたい」と言います。「こちらから一歩踏み出して、歩み寄ることも大切」と、プリキュアやニコさまたちはここで考えます。

この遠吠神社は、いますぐにも壊れそうな神社。ただ、イヌの姿のこむぎは「なにかの気配を感じる」と。そこでネコの姿のゆきが「神社のなかを見てくる」といって、壊れかけのお社のなかに入っていくのですが、誰もいません。「ガオウはどこへ?」と思ったニコさまが、自分のパワーを使ってガオウの気配を探ろうとするのですが…。パワー不足で力尽きてしまいます。そのときに、プリキュアたちがみんな動物の姿になってしまいました。どうやらニコの力がまだ不安定で、まだまだパワー不足。パワーをためるためには、人々の笑顔が集まる必要がありそうです。「この状況をどうすればいいのか…?」というところですね。ちなみにこのとき、遠吠神社に居なかったガオウは、山の頂上にいました。その脇には手下のザクロとトラメがいました。

さて、イヌの姿になったいろはは「イヌ体験したかった」といって、同じくイヌの姿のこむいといっしょに遊ぼうとします。楽しく遊んだら、みんなの笑顔が集まる。そうするとニコさまのパワーも戻るのでは…と。そこで、ネコの姿のまゆも「ネコ体験」をしてみようと。ドッグランでいっしょに走るこむぎ・いろは。いろはは「散歩で走りたくなるこむぎの気持ちがわかる」と。人間の姿のゆきは、ネコの姿のまゆを抱きしめてにおいをかぎ…。そのあとはネコパンチやねこじゃらしで遊びます。「まゆ、かわいい…」と思うゆきの姿を見て、ニコさまのパワーも徐々に回復します。そのあと、イヌの姿のいろはのまわりにほかのイヌたちが集まってくる様子を見て、サトルくんがそこからいろはを抱きかかえて連れ出します。そんないろはとさとるくんを見つけて、こむぎもしっぽをふります。そういう姿を見て、ますますニコさまのパワーが回復してきます。どうやらニコさまのパワーは満タンになったようです。

そんなプリキュアたちのところへガオウの手下・トラメがやってきます。トラメは自分が話をしていたカエルをガオガオーンに変え、プリキュアたちに近づいてきます。そのガオガオーンの接近の様子を、イヌの姿のいろは・ネコの姿のまゆが気付きます。どうやら動物だと、ガオガオーンやガルガルの接近に気付くようです。そこでプリキュアたち4人は変身します。

このあと、カエルのガオガオーンは長い舌でプリキュアたちを攻撃したり、逆にプリキュアたちの攻撃を高いジャンプ力で逃げてかわしたりします。それに手をやいたプリキュアたちは、カエルが動くものしか目で追わない性質があることに気付き、「だるまさんがころんだ」で少しずつ、ゆっくりと二手にわかれて近づこうとします。そしてぎりぎりまで近づいたところで、キュアリリアンの出すネットをかぶせてガオガオーンの動きをとめ、ニコさまの力で浄化。もとのカエルの姿にガオガオーンをもどします。

このあとの場面が、今後の物語の展開上で重要だと思ったのですが…。今回ガオウの手下・トラメは「たのしかった、またな!」といって、プリキュアの前を去っていきました。そのトラメのことばを聴いて、こむぎ(キュアワンダフル)は「トラメは、本当はみんなといっしょにあそびたかったのでは?」とひとこと、つぶやきます。もしかしたら今後トラメはプリキュアたちと「いっしょにあそぶ」なかで、なにか「改心」したりするのかもしれませんね。

ラストの場面ですが、いろはは「人間の姿に戻れてよかった」と、まゆは「動物の姿になれてよかった」と語ります。「自分も動物になってみたい」というサトルくんを、今度はニコさまがウサギにしてしまいます。ただ、そこでニコさまの力がまたなくなってしまい、回復まで時間がかかりそうです。飼っている大福と同じウサギになったサトルくんは、急に公園まで走り出します。そのスピードはイヌよりも早いようで…。

ということで、11月10日放送分はこんなストーリーでした。このあと11月17日・24日分の2回、12月の1日・8日・15日・22日分の4回、そして1月の5日・12日の2回分の合計8回分が、まだ見ることができていません。これからぼちぼち、動画配信でなんとか1月末までには全部、見ようと思います。でないと、1月19日と26日の2回の放送が終われば、いまのシリーズ「わんだふるぷりきゅあ」は終わるので…。


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