まるで、日本の政治家の党首争い

昨日の『ダーウィンが来た！』はおもしろかったですね。
アフリカの野生のチンパンジーが、１つで５０頭前後の集団を作り生活
をするわけですが、人間と同じ色々な出来事があるものです。
トップに君臨するボス争いも、避けてはとおれない大切なことです。
ボスになれば、餌も食べ放題、まわりのみんなから、毛づくろいをして
もらえる、奥さんもたくさん持つことが出来て、いいことづくめのよう
です。でも、一度ボスになったからと言って、いつまでもボスのままで
いるわけにはいきません。若いチンパンジーが、ボスになりたいと、力
を付けて挑戦をしてきます。
ここで、争いが生じるわけですが、この争いで一番影響力があるのが、
長老チンパンジーということになります。この長老チンパンジーから認
めてもらおうと、現在のボスと、挑戦をする若者がごますり合戦を始め
ます。そこで長老が、どちらに軍配をあげるかによってほぼ決まるよう
です。まるで、日本の政治家の党首争いと同じ事をチンパンジーでも、
おこなっているのが、おもしろいところですね。
力による、ボス争いとなると双方が傷つき、深い因縁が生じますから、
集団生活に大きな陰を残します。昨日のボス争いで、長老チンパンジー
は、若い挑戦者に軍配を上げました。ボスはいい事もたくさんあります
が、集団を守っていく責任もあります。
若い力の世代交代が、野生の世界でも次々と行われているようです。

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