元々胃腸の弱いおっさんであるが、先週木曜日からお腹を下してた。
21日日曜日未明、突然に嘔吐と激しい胃痛に襲われ、救急搬送⇒緊急入院するはめに。
運悪く、日曜日なので詳しい検査が出来ない。 レントゲンとCT検査のみ。
絶食絶飲で点滴に丸一日半、ベッドの上で約30時間繋がれっぱなしの身となる。
点滴の中身は一般的な輸液とブドウ糖溶液、胃粘膜保護剤。
おっさんは過去2回、胃潰瘍で入院した前歴があり、またか・・・と不安がよぎるが、どうしようもない。
痛みと空腹でろくに眠れず、長い時間を過ごす。
さらにスマホが手元になく、あっても病室からは連絡不可。 会社も休みなので、上司とも連絡が取れない。 八方ふさがり状態。
22日月曜日正午前にようやく胃内視鏡検査。 会社の健診では去年から経鼻カメラだが、今回は有無を言わさず経口カメラ。
苦しかったが、幸いにも胃潰瘍等の病変は無く、ひと安心。
痛みも治まってきたので夕方から食事の許可が出たが、それまではお茶とスポーツドリンクのみ。
久々の夕食。 病人食のお粥か何かと思ってたら、 (おっさんは柔らかく炊いたご飯が大嫌いである。)
量は少ないが、何と普通のご飯。 しかもちらし寿司。 こんなん食って大丈夫なのか?
副食は豆腐のすまし汁・ホウレンソウとエノキのごま和え・缶詰のみかん。
キノコ類なんか消化悪いのに、と思いつつ充分に咀嚼して食す。
病院の夕食時間は早く、夜は長い。 すっかり生活リズムの狂ったおっさんは眠れない。
救急車のサイレンはしょっちゅう鳴るし、同室の人のイビキと寝言、看護師が頻繁に出入りする。
うとうとしたかと思えばすぐに目を覚ますのが、30分ごとに繰り返す。
半ば朦朧として23日の朝を迎える。 06:00前。 東山連峰方面は霞んで見えない。
五条通り方面。
降雨があったようだが、病棟内にいるので判らなかった。
50数時間?ぶりに点滴から解放され、気分的に非常に楽ちんになるw が、楽しみは食事だけ。
朝食。 黒糖食パン・マーガリン・りんごジュース・野菜コンソメスープ・オレンジ半分。
昼食。 鯖の塩焼き・大根サラダ・そぼろ豆腐・赤だし(写ってないw)。 見た目は塩分が多そうだが、実際は塩っ気は僅か。(当り前w)
15:40頃、驟雨襲来。 上画像にある五条方面を病棟から同じアングルで撮影。
気象庁のデータによると、最大1時間雨量19.5mm。 最高気温34.0℃。
夕刻、主治医の問診で、翌日の退院許可が出る。 幸いである。
夕食。 豚カツ(薄くて硬い&キャベツなし)・焼ビーフン・三度豆ごま和え・果物。
夕食後はまた長い夜を迎えるが、例によって眠れない時を過ごし、退院本日の朝を迎える。
朝食の画像はボーっとしてて撮り忘れたw が、昨日と似たようなもの。
10:00過ぎ、嫁さんに迎えに来てもらって無事退院。 今日の最高気温は35.5℃!
長いこと空調完備の病院にいたので、外の暑さに堪えることが出来るだろうか。 明日から社会復帰の予定。
医師の診断は、「アルコール性ケトアシドーシス」。
自己弁護をするつもりはないが、最近は酒量を控えてたので、大量に飲酒した覚えはないのだが、このような診断。
要約すると、下痢⇒食事をしない⇒血糖値が下がる⇒インスリン分泌が減る⇒エネルギー不足⇒脂肪細胞が分解⇒
ケトン体が産生⇒エネルギー供給⇒血液が酸性に傾く⇒ケトアシドーシスの症状が出る⇒嘔吐・腹痛
という過程だそうだ。
もっと摂生が必要になってきたおっさんであった。
追記 : 17日に参院選の期日前投票に行っておいて良かった。 一票を無駄にするところだった。