YBR125 おっさんリターンライダー

60歳代。YAMAHA YBR125とPENTAX K系デジカメと鉄道オタク。 気の向くままに書いてます。

クラッチケーブル交換。

2022-04-20 21:48:57 | 日記

先日の記事の続きで、クラッチケーブルの交換作業を行なう。

ケーブルはYBR号の新車購入時に買っておいたもの。 部品番号 3D9-F6335-11。

新品ケーブル交換前に、給油をしておく。 ワイヤーグリースとワイヤーインジェクター。

   

インナーケーブルをインジェクタ―に挟み、固定する。

   

インジェクタ―の給油口からワイヤーグリースを噴射し、ケーブルの出口からグリースが出てくるまで待つ。

   

クラッチレバーを取り外す。 古いグリースが汚いw

      

      

エンジン側の取り外し。

         

         

ケーブルを抜く前に、ビニール紐をケーブルエンドに結んでおく。

      

ケーブルをレバー側へ抜く。

         

ビニール紐がケーブルの通っていた経路に残るので、新しいケーブルの取り回しを間違うことがない。

            

新品ケーブルにビニール紐を結び付けて、ビニール紐をエンジン側に引っ張ると、元の経路に新品ケーブルが納まる。

   

      

あとは外した部品を元通りに組み付ける。

         

可動部・摺動部の清掃とグリスアップも忘れずに行なう。 クラッチレバーの遊び調整。

最後にステアリングを左右一杯に動かし、レバーの遊びが変化しないことを確認しておく。

         

取り外したケーブルのレバー側インナーワイヤー。 何と、素線がただ1本を残して全部切れてるww

まさに首の皮一枚。 こんな状態でよくも100kmも走って帰ってこれたものだ。

   

ワイヤーエンドのカラーが割れているので、クラッチレバーの嵌合部でスムーズに回転しなくなり、

素線が屈曲を繰り返して疲労破断したと推察される。

 古いケーブルのアウタ側アジャスターで過去に10mmほど伸ばしたのを元に戻し、

新旧ケーブルの長さを比較する。

   

   

20mmも伸びていた。

YBR号のクラッチケーブルは弱い、と新車時にYSPから聞いていたが、80,000kmも耐えるとは思いもよらなかった。

少し走行して、ケーブルの取り回しを落ち着かせ、インナーワイヤーの初期伸びもあるので2-3度、レバーの遊びを再調整して

交換作業は無事終了。 正味交換時間は30分ほど。

交換後は各部のフリクションが低減され、レバー操作がかなり軽くなった。

 

 

コメント
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