2019年10月以来サボっていたブレーキフルードの交換を行なう。
本来なら2年ごとにするべきなのだが、8ヵ月遅れである。
ディスクブレーキパッドはロングツーリング主体なので、前回交換から50,000km以上走行しているが、
残量はまだ3mm弱あるのでパス。
液面を確認するが、低下すらしていない。
リザーブタンクのアッパカバーを外す。 フルードの汚れはそれほどでもない。
スポイトで古いフルードを抜き取る。 ブレーキフルードは塗装面を侵すので、フューエルタンク等に付着しないように注意。
新しいフルードをリザーブタンクに満たし、キャリパのブリーダプラグを緩め、ブレーキレバーをフルストロークさせて
ブレーキライン中の古いフルードを排出する。
リザーブタンクが空になると、ブレーキラインにエアが噛んでしまうので、そうなる前に新フルードを補充しつつ行なう。
その後、ブレーキレバーを握って圧を保持したまま、ブリーダプラグを一瞬緩め、レバーがフルストロークしないうちに締める。
この操作を数回繰り返す。 ビニールホース内のフルードに気泡が混入していないことを確認する。
最後にリザーブタンク内の液面をFULLにし、アッパカバーを取り付ける。 ゆっくり作業して30分ほどで終了。
今回使用したフルードはヤマハ純正のDOT-4フルード 約100mL。
ブレーキフルードは吸湿性があるので、空気中の水分を吸収してしまい、その結果沸点が低下してベーパロックの原因となる。
ゆえに定期的に交換するのが吉。
試走して制動力を確かめる。 大阪府道F6からF733へ。
ブレーキレバーの引き応えも、ややスポンジーだったのがカッチリした。
レバー操作力に対する制動力がリニアに戻ったような感じになる。
調子に乗ってたら転倒の憂き目に遭うのでほどほどに走る。
西京都変電所。 ブーンという低い磁励音がする。 西日本は60Hzなので磁励音の周波数は120Hz。
山中に入って行く。
逢坂峠を越えると西京区大原野地区。 下りは狭いヘアピンカーブの連続。
金蔵寺を通過し、その先に小さな祠がある。 一願不動堂。 結界がある?
本尊?は風化してよく分からない。
途中の東屋で休憩して帰る。
ブレーキフィーリングも至極良好。
次回のフルード交換時はブレーキパッドも交換時期を迎えるであろう。