先週土曜日夕方から具合が悪く、日曜日にはダウン。 咳が止まらない。
ひどい時は喘息状態。 おまけに胃の内容物を全部リバース状態が続く。 日月と連休なので病院はクローズ。 体温38.8℃。
以前に同じ症状で病院に行った時にもらってた吸入薬があったので、対症療法ではあるが用いる。 気管支拡張剤。
翌17日の月曜、世間は祇園祭の山鉾巡行。 毎年何十万人もの人出であるが、おっさんは50年前位に一回だけ父母と一緒に行った覚えがあるのみ。
もともと人の多い所には近寄らないおっさんである。 エアコンの効いた部屋でTVで見るに限る。
余談だが、昭和50年代まで京都市電が走っていた時、祇園祭の時は巡行区間は当然運休。 巡行区間の架線は、巡行する反対側の車線側のみ架線柱があり、
片持ち式で架線を支えていた。 烏丸通りは架線が交差するので、巡行時のみ架線を切断していたらしい。
祇園祭は八坂神社の祭礼と思われているが、実は京都市南区久世にある綾戸國中神社(あやとくなかじんじゃ)との二社による祭礼である。
R171上久世交差点を少し西に行った、新幹線の高架下にある小じんまりした神社。 元々はもう少し広かったらしいが、新幹線にぶった切られて東側へ移動。
社務所は新幹線西側高架下の、フツーの民家である。 なぜか調剤薬局が併設。 (客がいるのを見たことが無いw)
頭上をしょっちゅう新幹線が走るので、スサナオノミコトさんもさぞ迷惑であろう。
長刀鉾の稚児ばかりが有名だが、八坂神社へ参入の際、長刀稚児はもとより天皇であっても下馬しなければならぬが、久世の駒形稚児は乗馬のまま参入するそうな。
長刀稚児は「神の使い」だが、久世駒形稚児は「神の化身」だからだとか。 余談が長くなった。
身体はしんどかったが、寝てるだけでは退屈なので、ゴホゴホ咳き込みながら、ファブリーズもどきの消臭剤を作る。
用意したもの : 消臭スプレーの空容器 (容量350mL位)
精製水 500mL (無ければ煮沸した湯冷ましでも可) 化学式 H2O
消毒用アルコール (エチルアルコール77%) 無水エチルアルコールでも良いが、エチルアルコール100%だと飲めてしまうので「酒税」がかかり、
値段が倍以上になる。 化学式 C2H5OH なんぼ酒好きのおっさんでも、純粋なエチルアルコールは飲む気にはならんぞw
なので、消毒用などのアルコールにはメチルアルコールやプロピルアルコールを混ぜ、飲用できなくしてあるので、酒税はかからない。
ハッカ油 (いわゆる「メントール」「メンソール」と呼ばれている)。 化学式 C10H20O 30%溶液。
炭酸水素ナトリウム(いわゆる「重曹」) 3g分包。 化学式 NaHCO3 : 以上はドラッグストアで購入。
配合 : 良く洗ったスプレーの空容器に精製水を250mL投入。
消毒用アルコールを70mL・無水アルコールだと50mL投入。(おっさんはビーカー使用)
ハッカ油 0.5mL 滴下。(約10滴程度) ハッカ油は水には不溶だが、アルコールには容易に溶ける。
炭酸水素Na粉末 3g 投入。 重曹は水に可溶だが、アルコールには不溶。 水とアルコールは無制限に可溶。
で、容器をジャカジャカと盛大に振って重曹の粉末が溶けたら完成。
早速試してみた。 市販の消臭剤に比べれば消臭能力はいささか落ちるが、少し多めに噴霧しておけば遜色ないレベルである。(と思う。w)
こちらは去年作った、虫除けスプレー。 成分はエチルアルコール8%・ハッカ油0.5% 蚊は寄ってこないので、今年も使ってる。
ボーイスカウト時代に会得したことだが、蚊は炭酸ガス(二酸化炭素)が好きで、石油系と柑橘系の匂いが嫌いらしい。
おっさんも昔に実験したことがあるが、夏場にドライアイスを屋外に置いておくと、蚊が集まってくる。 屋外バーベキューでビールを飲んでたら、顔面に集中攻撃されるよ。
なので、低い山の登山時には灯油バーナーの燃料を少し布に含ませて首や腕・足に塗り、虫除けにしていた。 灯油臭かったが、刺されるよりはまし。
山中にいる、でかいヤブ蚊は半端なく強敵だったよ。 何しろ、ジーンズの上に停まってそこから皮膚を目がけて刺してくるのが見えたものだ。 どんだけ獰猛なんだか。
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