先月の記事に書いたが、9月にフェリーが就航、淡路島への原付アクセスが可能になった。
本日、朝早く目覚めたので、ふと行ってみる気になり、6時出発。 R171をひたすら西進。
このR171が実は曲者。 交通量が多く、一車線の幅も狭い。 バイクのすり抜ける隙間もない。
大阪府内は右折専用レーンが全く無いので、四輪車が慢性的に渋滞。 急に車線変更してくる車も多いので油断大敵。
イライラしつつ兵庫県池田市ダイハツ町へ。 自動車メーカーのダイハツ本社前。
ちなみに【ダイハツ】は元々【大阪発動機】の略。 愛知県の挙母町が豊田市になった経緯の二番煎じ?
R2・神戸付近のコンビニで菓子パンと缶コーヒーで朝食。 六甲山が見える。
R28・明石の淡路ジェノバライン乗り場に9時過ぎに到着。 次の便は9時40分。
券売機で切符を買って待つことに。
桟橋にて待機中。
待つこと数分、新造船【まりん・あわじ】が入港。
おっさんのYBRを含め原付7台・自転車2台・人間30人位で出港。 採算とれるのか心配。
YBR号は前輪固定&左右ハンドルを固縛して固定。 スタンドは不要。
一階客室。 TVモニターもある。
操舵室と二階のデッキ。
出港後、エンジン全開。 時速40km/h位だが、体感的にはもっと速く感じる。 双胴船なので揺れも少ない。
おっさんは二階デッキで撮影。 明石海峡大橋が見えてきた。
橋をくぐる。
わずか13分で、淡路島の岩屋港に上陸。
記憶の隅に小学生低学年だった頃、亡父・母・弟と家族で夏休み海水浴をしに二泊三日の旅行で来たのを覚えている。
当時はフェリーで明石-岩屋間が小一時間くらいかかったかな? 鄙びた民宿に泊まった。 それ以来、約50年ぶりの淡路島。
R28が本土から続いている。 10時に走り出してすぐに道の駅【東浦ターミナルパーク】。 写真撮影のみで先を急ぐ。
島の東側を南下、コンビニでコーヒータイム。
大阪湾を眺めながら走行。 ゆっくりとトコトコ走る。
画像の対岸右側は紀淡海峡を挟んで和歌山県。
洲本市から県道76号へ。 1.5車線から2車線の狭い県道。
海沿いの道と思いきや、突然ワインディングが出現したりする。
島の南部は山が海岸まで迫っているので、海抜0m付近から一気に150mくらいの高低差がある。
峠を越えた所に何やら怪しげな「ナゾのパラダイス」出現。 閉館中だし、よくわからんので通過。
帰宅後にネット検索したら、昔に流行したある種の「秘宝館」。 苦笑w
峠を下ると、海岸沿いのほぼ直線道路。 対向車がほとんど来ない。 最高速チャレンジが出来そう。 (してないよw)
画像中央上は沼島。 淡路島の対岸の灘土生というところからフェリーが出ている。 人口500人程だとか。
また少し登る。 右奥に褶曲した地層の露頭が見えている。
海を眺めつつ60km/hで巡行。
県道76号は海の眺め・峠ワインディング・シーサイドストレートなど、変化に富んで飽きることが無い。
県道25号へ、道の駅【福良】。
鳴門海峡の一見帆船風の渦潮見学用遊覧船が出ている。
ここの道の駅では淡路島特産のタマネギを使ったオニオンスープが無料で飲み放題。 美味w おっさんも二杯ごちそうにww
県道25号を西へ、鳴門海峡が見える道の駅【うずしお】。
大鳴門橋の島の端にある。 一般道からアクセス可能。 対岸は徳島県。
渦潮は見えなかったが、潮目(海流の境目)は、はっきりと見えた。
県道25号から31号へ。 ここまで島の南部を走るが、原付のノーヘル乗車率が異常に多い。
ヤンキーの兄ちゃんはともかくとして、20代とおぼしき女性やおっちゃん・おばさんも平気でノーヘル乗車してるぞ。
そう言えば、淡路島でパトカーはおろか、警察官も一人も見なかった。 無法地帯か!?
一応、警察署はあるようだが。
で、リアカー風の四輪車みたいなのに、エンジンが付いた変な自動車?が走ってるのに遭遇した。
ナンバーはもちろん付いていない。 謎の車両w
県道31号は島の西側の海岸をひたすら走る。
通称、【淡路サンセットライン】。 日没時は綺麗な景色みたいだが、現時刻は14時台。
風力発電施設。 海風が強く、どえらい勢いで羽根が回転。
北淡震災記念公園に立ち寄る。
阪神淡路大震災時に露頭した野島断層が屋内で保存。
やがて明石海峡大橋が見えてくる。
道の駅【あわじ】。
橋のほぼ真下にある。
岩屋港に15時過ぎに到着。 次のバイク便フェリーは15時20分発。 バイクは4台搭載済みで、まだ余裕があるとのこと。
あわてて乗船券を買い、体力の衰えたおっさんは息を切らせてYBRを桟橋へ運ぶ。 なんとか間に合った。
バイク5台・自転車2台・人間20人ほどを搭載して岩屋を出港、明石に再上陸。
明石港のジェノバライン乗り場の向かいにあった大衆食堂で16時前に遅い昼食。
親子丼・金500円也。 美味w おっさんはこんなところの大衆食堂の雰囲気が大好き。 おっさん的にはファミレスなど格下扱いであるw
東経135度00分00秒に位置するJST(日本標準時)基点の明石市立天文科学館。
ここも昔、おっさんが10歳くらいの時に亡父に連れて行ってもらってプラネタリウムを見た記憶がある。
あとはR28-R2-R171で四輪車とひたすら格闘しつつリターン。
朝6時出発、帰宅19時。 13時間の長旅。 本日の走行距離は約340km。 表定速度はやっぱり30km/hほど。
淡路島一周は約160km。 京都-明石のアプローチが片道90km。 アプローチ往復の方が長かった。
淡路島滞在が約5時間半、アプローチが往復6時間。 1時間半がフェリー関係やその他のロスタイム。
お土産は道の駅の記念きっぷ。 島内の4ヵ所の駅すべて立ち寄ったのだが、東浦の駅できっぷを買い忘れた。
いつも野菜を買うのだが、淡路島特産のタマネギしか買えなかった。 というか、タマネギしか買う野菜が無いww
でも母親と嫁さんは喜んでくれたよ。 「ターザン」と言う品種で、固くしまっていて甘いそうだ。
フェリー航行中にYBR号が潮水のしぶきを思い切り浴びたので、洗車しなくちゃ。
追記:買ってきたタマネギを焼いて食べた。 甘い!
タマネギは辛いものだと思っていた常識が覆された。 美味しいww
ネット検索によると、淡路島在住の人は島外産のタマネギは辛くて食べられないんだそうな。 納得。
次回訪問する時は、もっと買って帰ろう。
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