数日前、JTから試供品のタバコが郵送されてきた。 JTが米国から輸入・販売している、AMERICAN SPIRIT LIGHT タール8mg。
おっさんが普段吸っているメビウスも同じ8mgだが、タバコ葉がギッチリ詰められているようで、吸い込むのに非常に抵抗がある。 というか、吸うのに難儀するくらいだった。
しかし味は悪くないので、ネットで色々検索してたら、このタバコのおいしい吸い方の記事を見つけた。 クール・スモーキング法。
詳しい話はネット記事にまかせるとして、要するに、低温の煙の味と香りを楽しむことが目的。 肺で煙を吸い込むのではなく、口腔内で煙を味わう。
そのために限りなく弱く吸う。 吸うというより、呼吸は鼻でしながら、口の中に煙を入れる感じかな。 初めは難しい。 どうしても肺呼吸で吸ってしまう。
うまく出来ると、この煙が実に「甘い」のである。 しかも、タバコ葉がきつく巻かれているので、メビウスだと1本に4分位だった燃焼時間が、10分以上になる。
純粋に「喫煙」という行為を「楽しむ」方法なので、何かを飲みながら・何か他の作業などをしながら・などの「ながら」喫煙や、作業の合間に「ちょっと一服」が出来なくなった。
しかし、一本吸った後の充実感がすごくいい。 肺喫煙は短時間のニコチン吸収量は多いけど抜けるのも速いそうな。
口腔喫煙は吸収は穏やかだが、喫煙感が長時間持続するので、短時間に何本も吸うことがなくなった。
で、買ってきたのがこれ。 アメリカンスピリット・ターコイズ。 タール12mgとヘビーだが、社外品フィルターを併用することに。
社外品フィルターはニコチン・タール軽減のためではなく、火種から口元までの距離を稼いで、煙の温度を下げるのが目的であるので、分解して内部のフィルター本体を外して使用。
喫煙の観念が変わったね。 今までのタバコの吸い方とは違う。 喫煙という所作に、正面から向き合うことになる。 一本吸うのに、点火から消火まで約11-12分。
その間、 燃焼する葉をじっくり見つつ喫煙。 今まで惰性で、あるいは無意識にタバコに点火して、スパスパしてたのは何だったのか?
以前は一日一箱20本余りも吸ってたのだが、一日4~5本に激減した。
メビウスは20本入@440円、アメスピは@480円と割高だが、一日当りの消費量が25%以下なので良しとしよう。 440-(480÷4)=320円/日のコストダウンになる。
現在の時刻は21:00前であるが、本日実に4本目!のアメスピを今から喫煙することにする。
コストパフォーマンスも良好で、煙草の味の新感覚を見つけたのは収穫。 禁煙出来ればそれに越したことはないが、現地点では無理であろう。
どう言う力学が働いているのか……
1方向の価値観で「禁酒法」などと言う法案をホントに通してしまったアメリカを思う。
頑張って吸うか、平然と吸うか、やめるか。
「迷惑」って一方通行ではない。
「あなたが存在する事が迷惑である」と言う独善なんざいくらでもコテンパンに論破します\(^o^)/
楽しく吸いましょう♬
コメントに全く同感です!
貴兄のブログも拝見しました。 事象の切り口が秀逸ですね!
今後ともよろしくお願いします。