昨日、「TOTO通信 2014年春号」の浦一也さんの「旅のバスルーム」を読んでいたら
世界遺産「ビスカヤ橋」の記事とスケッチが目に留まった。
美しいデザインだが、なんとも奇妙な橋だった。
気になったので、早速、ネットで検索してみた。
「ビスカヤ橋」というのは、スペインのビスケー湾に面した港湾都市ビルバオのネルビオン川に架かっている橋で
世界最古(1893年に建設)の運搬橋だということがわかった。
が、運搬橋?
運搬橋というのは、海上交通の邪魔にならないように橋を架けずに、ゴンドラで人や車を移動させるもののようだ。
たぶん、いろいろな形式があるのだろうが。
写真のゴンドラは 164 m の距離を2分ほどかけて渡る。
このゴンドラは6台の自動車と300人ほどの人間を運ぶことができるというから、結構大きい。
この橋の上には、観光用の歩道があり、50 m の高さを港や湾を眺めながら歩いて渡ることができるらしい。
高所恐怖症には無理だな。
ちなみに、ビルバオは、フランク・ゲーリー設計の「グッケンハイム美術館」で有名になった町だ。