海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

夜上海 置いてある椅子

2015-07-28 | 遠い記憶 現代のレンズ

 

 上海の路地裏を歩いていると、置いてあるのか捨ててあるのかわからない物をよく見かけるが、椅子の場合はほとんどか置いてある物のようだ。これらの物は近所の家庭から出た粗大ごみのような物だが、まだ椅子として使える物が置いてあり井戸端会議の場所になっている場合がほとんど。これらの椅子を使っているのはほとんどが老人で、冬は陽だまりのある場所に移動しながら使い、夏は日陰を求めて涼しい場所に移動して使っている人も多い。

 

 

最近はさすがに少なくなったが今世紀にあった上海万博前までは、エアコンが無い家などは家の外で寝る家庭も多かった。オフィスビルのエントランス前などは石を敷き詰めている場所なので、夏はひんやりと気持ち良いらしく数十人が大挙して寝ていた時代があった。

☆今日の写真とは関係ないが、今年の春節が明けてから大型ストロボなど使わなくなった物などをアシスタント達に譲り少し身軽になった。今は写真集などの本類と細かい撮影用アクセサリーを選別中なので、月末までにはずいぶんとスッキリするだろう。

EOSでEFレンズを使用

コメント
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