上海の路地裏を歩いていると、置いてあるのか捨ててあるのかわからない物をよく見かけるが、椅子の場合はほとんどか置いてある物のようだ。これらの物は近所の家庭から出た粗大ごみのような物だが、まだ椅子として使える物が置いてあり井戸端会議の場所になっている場合がほとんど。これらの椅子を使っているのはほとんどが老人で、冬は陽だまりのある場所に移動しながら使い、夏は日陰を求めて涼しい場所に移動して使っている人も多い。
最近はさすがに少なくなったが今世紀にあった上海万博前までは、エアコンが無い家などは家の外で寝る家庭も多かった。オフィスビルのエントランス前などは石を敷き詰めている場所なので、夏はひんやりと気持ち良いらしく数十人が大挙して寝ていた時代があった。
☆今日の写真とは関係ないが、今年の春節が明けてから大型ストロボなど使わなくなった物などをアシスタント達に譲り少し身軽になった。今は写真集などの本類と細かい撮影用アクセサリーを選別中なので、月末までにはずいぶんとスッキリするだろう。
EOSでEFレンズを使用