山頂に泊まった翌日は思ったほど寒くなく天気も悪くないとの事だが、山頂の天気ほど読めないものはない。また、今日晴れても明日の保証はないので、今日撮れるだけ撮りまくる。足場が悪い山に入るので、10年ぶりにカメラマンベスト着用。
朝の食事へ
霧ではなく雲の中を徒歩で現場へ
山頂付近は数分おきに厚い雲に覆われ10m先が見えなくなる事も
足場は岩と土で崩れやすい場所も多い
この日は樹齢17年の樹を摘む
摘み取るのは先の方の若葉のみ
摘んだ葉を集め下の道まで
摘みたての茶葉
摘んだ茶葉を天日干し
この天日干しも気温や湿度により時間調整しなければならない
今回はフジの単焦点レンズで通すつもりだったが、茶摘みの現場は山の傾斜がきつく茶の樹もあり寄りも引きも出来ず、結局ズームレンズに頼らざるをえなかった。途中カメラのストラップが切れるアクシデントも。そして、晴れ男のジンクスはこの日守り通した。その後、室内で茶が出来るまでの工程を撮影。もう一泊して撮影する予定だったが、翌日は天候の問題で中止になり山を下りる。
緑茶は不発酵だが、烏龍茶は青茶の部類に入り半発酵させる。製造工程は、採茶→天日干→室内で冷却→発酵→釜炒り(発酵を止める)→揉捻→包揉(形成)→ほぐす→乾燥→仕上げと続く。工程を撮影していると室内に茶の香りが充満し、もうそれは身も心も洗われるような気分に。
☆X-Pro1 X-T1 XFレンズ この茶畑ではフジのカメラのみで撮影。このフジのXシリーズは緑の表現がとても美しい。そして、小型軽量レンズ性能良し。
☆これらの画像の無断転載禁止 権利は私とこの茶の製造会社にあります☆