海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

新華路付近では呉茂興の麺が一番好き

2016-05-27 | 写真日記

葱油拌麺

 

榨菜肉絲麺

私の住んでいる新華路付近で一番好きな麺屋は「呉茂興」という昨年出来た店。以前も紹介したが「榨菜肉絲麺」とトップの画像の「葱油拌麺」を交互に食べている。昨日食った葱油拌麺は、麺のみで8元でトッピングの榨菜肉絲(5元)毛菜(2元)卵(2元)で合計17元(約290円)と良心的な料金。この店のすぐ隣も麺屋だが二回行っただけ。そして、近くに台湾の牛筋麺屋があるのだが、さほど美味くなく35元と約2倍の高さなのでほとんど行かない。

呉茂興の味はあっさりとした薄い醤油味ベースで、スープがほんのりと甘みがあり飽きない味。この店のレジにいるオバチャンは、昔ブラジャーを作っている日系の工場で働いていたらしくカタコトの日本語を話す。最初に行った時に私が日本人とわかったようで、ニホン カイシャ ブラジャー ツクル オイシ スキ イチ ニィー サン ヨン ゴォと指を折りながら知っている日本語を全部話した明るいオバチャン。

以前私が週に二回はヒィヒィハァハァしに行く店と紹介した四川料理屋は、オーナーが店を売ったしまったようで経営者が変わり最悪味の店になってしまい今は行ってない。最近の上海は店舗規模の大きな店は苦戦しているようだ。毎年上がる家賃と人件費の問題もあるが、消費が落ちているのも一つの理由。もちろんすべての店舗に当てはまる訳ではないが、タクシーの座席前にあるモニターに「一人飯」という動画がいつも流れているように、大勢で飯を食うという習慣も若い人の間では少しずつ減ってきている気がする。
 
日本がそうであるように、大陸も大皿料理ではなく定食のように一人で食べる事の出来るカウンター席がある料理屋がそろそろ出てきても良いと思う。それが出来るとしたら、まずは上海の日本人村あたりからかな。
コメント (2)
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