海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

オリジナルの8x10ネガをスキャン

2016-05-26 | 写真日記

旭豊の断髪式ポスター

データを日本に持って帰る為に、1995年に撮影した旭豊(今は立浪親方)のオリジナルネガ(8x10)を上海でスキャンし画像処理。フィルムサイズが大きいのでニュートンリングとゴミ取りの戦い。平成11年当時、断髪式のポスターは化粧まわしで関取が立っているカラー画像を使うのが通例なのだが、それを無視して作ってしまったのがコレ。前例がないという事で色々と言われたらしいが・・・。撮影したのは現役バリバリの27歳で、付き人は一時期旭天鵬だった。親方は私の一回り下の申年なので今は48歳と立派なオヤジになっているが、いまだイケメンを保っている。当時、高輪の事務所内で無理矢理撮影したのでカメラが引けなく壁にへばりついて撮影した。

 

ネガの保存状態バッチリ

久しぶりにフィルムスキャンしPSで画像処理したのだが、やっぱり大きなフィルムの画像密度はすらばしい(上海風日本語)事を再認識。いくらデジカメの画素数が上がったとしても大判フィルムには勝てないだろうな。

上海に来てから一度もフィルムプリントをやってないので、おそらく相当勘が鈍っているだろう。でも、何だか久しぶりに暗室でプリントをやってみたくなった日だった。

 

コメント
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