ほとんど日本の居酒屋が並ぶ
店が用意した灰皿と奥にはタバコ売りのオバハン
運転代行のニーチャンが客待ち
上海の日本領事館から近い場所に新世紀広場があり、日本料理屋がせめぎ合っている。このビルには「クラブ栄」も入っているので、上海に住んでいる日本人なら知らない人はいないほど有名な場所。私は10年近くこの近辺に近寄らなかったが、知り合いの店が移転したので、最近は月に2回ほど通っている。上海に住む日本人が激減した今の上海では、ここに行けば必ず日本人を見る事ができる場所になってしまった。なので、日本人の生態を見たければ、この新世紀広場に行けば確実に見る事ができる。呑み代はかかるけどね。
上海は外での喫煙は何処も問題ないが、店内ではご法度。なので、各店が外に灰皿を用意している。そして、それを目当てに移動タバコ屋が居て、ついでにエロDVDを売るオヤジも参戦。
中国人は声がデカイと言われているが、本当にデカすぎる人も多い。こういう人達は、声のボリュームコントロールが3段階くらいしか調整出来ない人達。私の知り合いの上海人にも声がデカイ人が何人かいるので、声がデカすぎるというと、今度はヒソヒソ話をするような小声になってしまうのだ。そのような人達は年齢層が高い人達で、若い人たちはそうではないのが今の上海人。
では、日本人はというと、話声は普通だが、笑い声相当デカくしかもそれはバカ笑いと同等。数日前にとある上海の居酒屋で、日本人会社員の6人組のバカ笑い組が隣の席に来たので、私達はテーブル席を移ってしまったくらい。だいたい、こんな奴らは体育会系出身者が多い。という事で、中国人は話し声のコントロールが出来ない人が多く、日本人は笑い声のコントロールが出来ない人が多い。
☆☆ 韓国と日本が犬猿の仲になっているようで、日本の新聞も小さな事を数倍盛って書いているのだろうなという記事を見るが、実際に住んでいる人に聞くと、意外とそうでも無い事が多い。私も上海で2回ほど反日デモを経験しているが、上海から日本のマスコミ報道を見ていると温度差を相当感じた。今の日韓は、経済戦争のようなもので、昔のようにドンパチにならないだけマシだと思っておいた方がよい。そのうち、 経済的損失で痛みが分かれば、双方ともに将来そういう摩擦も少なくなるだろう。なぜなら、人は前例で物事を考えるクセが抜けないからね。この問題は、過去日本が事を荒立てないような政策を韓国に対してとってきたツケでもある。日本は外から見ると何事も曖昧模糊としていて、わかりずらい国民性だといわれているが、私も相当そう思う。仕事での交渉事も同じで、まず結論から言って後に理由を言うのが世界的に正しいと私は思っているが、日本でそれをやると嫌われるんだよね。
外から見ていて、今の自民党の中で海外に出ても他国と対等に渡り合え対話が出来るのは、今の河野太郎外務大臣と甘利明氏くらいしか思い当たらないな。