工場跡が映画スタジオに
後から建てられたスタジオ
照明機材会社前
一見すると箱馬だが書割の壁
昨日は、上海郊外にある映画スタジオ内で打合せ。世界中どこも同じだが、映画スタジオは市内から遠く離れた郊外にある。上海のこのスタジオは、租界時代の工場跡を利用したスタジオで、東京の角川大映スタジオの10倍以上の広さがあり、無機質な建物が並んでいる。今度取引する照明機材の会社は、この映画スタジオの敷地の中にあるので、完全なプロ仕様のLED照明機材会社で、メインの輸出先はアメリカだ。一時間ほどの打合せ後、今年に入って改良された2種類のLEDをサンプルとしてもらい、タクシーと地下鉄を乗り継ぎ上海市内へ。
東京で私が現役だった頃、調布の日活や大映スタジオにカンズメになりCFや映画の撮影に関わってきたが、正直映画のスタジオ撮影は嫌いだった。それは、場所が中心地から遠過ぎる事と、終わりが見えない事がほとんどだったからだ。二ヶ月近く泊まり込みで撮影した事があるが、今となっては良い経験だが、もう一度やれと言われたら正直お断りするだろうな。