食べログのトップページから
食べログの裁判を見て笑った。
くだらないなぁ、訴える方も含めてね。私はネットで呑み屋を検索すると、トップページに出てくるので仕方なく食べログを見る事もあるが、私は場所の確認のみ。店の点数なんて見ないし書き込みなんて、全く読まない。
人の味覚は、生まれ育った場所や親の家庭料理の味が基本で今があるので、同じ地域でも味覚は様々。その後に様々な物を食い日本の北から南まで旅すると、その地域の味の傾向や調味料も様々。一番分かりやすい例は、日本全国に必ずあるラーメンだ。同じラーメンという料理で、これほど地域差がある料理は珍しい。もっと広く言えば、味に対して世界共通の基準はない。それを点数でランク付けなんてアホかと思う。これは、人を点数で判断する社会と似ていて、優秀お大学を出た方が社会に出て仕事をすると、必ずしも優秀とは限らないのと同じようなもの。この裁判の記事を読んで見ると、若い人が食事で失敗したくないと言っていた奴がいたが、こいつは社会に出ても、可もなく不可もない奴になるんだろうなと勝手に思った。何事も失敗を恐れる奴は思い切った事が出来ない奴が多く、予定調和人と私が名付けている一番関わりたくない人種。失敗して自分の勘とセンスを磨けと言いたい。でも、今の日本はこんなタイプが出世するのかなとも思ったりしてね。
訴えた側も頭が悪そう。客は一度その店が気に入ったらチェーン店だろうが個人経営の店だろうがリピーターになる訳だが、食べログの点数が落ちて売り上げが落ちたなら、その店はリピーターが少ない店だと自社で言っているようなもの。私だったら、そんなオーナーの店はタダでも行きたくない。店側が食べログに掲載を希望してなくても店情報を勝手に掲載される点も問題で、食べログのユーザーの中には食の評論家気取りで書き込む奴にも問題がある。また、最近ネットショップでの評価や書き込みも同じで、とんでもなくズレた書き込みをする奴が結構多い事に気づく。
☆私が上海で通う呑み屋は3軒のみと少ない。ただ、日中を通じてオーナーの人柄は店に通う大事な要素の筆頭だ。日本で知らない街に行った場合は、呑み屋付近を明るいうちから一周し自分の勘でロックオン。知らない土地で困ったらタクシーの運転手に、地元の人がよく通う店は何処ですか?と聞くのが一番確実。その時「美味しい店」というキーワードは外す事。タクシーのドライバーが名をあげた店の中に自分がロックオンした店の名があれば、そこがその時に一番良い選択だと思っている。失敗はどんな事でも必ずあるが、それを次回に生かして進化するのが生き物だ。
☆チェーン店が悪い訳ではないが、店のマニュアルに従順なスタッフの居る店は避ける。店選びで大事な事は、オーナー自身が包丁を持ち現場を取り仕切る個人経営の店に限るな。