大量の食材を左右に振り分けて運ぶスマートなオネーサンの荷物は代理買物だろうな 久しぶりにX100Fで昨日撮影(仙霞路で)
敷地内PCR検査は二日に一度で17時-21時まで10人まとめて検査 私が検査開始5時頃に並ぶ理由は外に働きに出てない人が検査を受ける確率が高いから iPhoneで昨日撮影
昨日は天気が良かったので、久しぶりに水城路付近までチャリで向かった。飲食の店はテイクアウト中心で営業していたが、市場やコンビニはすでに通常営業していた。普段なら散歩がてらに近所で買い物を済ませるのだが、近くのファミマやDAISOが撤退していたので、街の様子見も兼ねて片道15分ほどの旅に出たのだ。現在、ほとんどの店は営業していて何不自由なく物は手に入る。ただ、私がロックダウン終了後に大きなショッピングモールに行かないのは、行った先で感染者が出ると下手したら私が濃厚接触者扱いになり面倒な事になるからだ。なので、小さい店を数件周りヒットエンドランで買物を終了させる。これは、カマキリの交尾のようなもので、行為が終わったら即離脱しないとメスに食われてしまうのと似ている。なので、私は今の買物方法を「カマキリ離脱」と勝手に名付けた。聞くところによると、同じ場所に15分以上滞在が濃厚接触扱いになるそうだ。
こちらから日本のニュース報道などをネット経由で観る事が出来るが、お粗末としか言いようがないほど取材をしてない事がよくわかる。その筆頭はテレビ朝日だ。この局が酷いのは、ニュースソースのほとんどがSNSから拾った動画で構成されている事。そして、この局の自意識過剰な支局長自身の顔のアップが動画の中にたびたび出てくるが、貴重なジュース(何でコーラと言わないのか不思議)だと言って少量飲むシーンが数秒も流れてきた時に、私は呑んでいたビールを吹き出しそうになってしまった。その報道動画→これ。こんなコーラを飲むシーンや自分の冷蔵庫の中身を見せる動画は自身のブログやSNSで発信するレベルの事で、大手のマスコミが公共の電波に乗せる映像ではない。それと、この報道動画の最後のシーンは、交通量の少なさからロックダウン中の動画で、ロックダウン後はもっと交通量は多いぞ。
この支局長の報道は、毎回自分の顔のアップから始まり、ロックダウン解放後の自宅から近い久光デパート地下(香港そごう系の高級食材スーパー)へ向かう場面も笑えた。それは、人が居ない街を見て怖いを連発していたが、「怖い」はウクライナでの取材で言え。その後、久光デパ地下で超高級食材の豚肉を買って2000円近くすると言っていたが、ロックダウン前のその値段の価格差を言えよと思ったが、おそらく知らないのだと思う。生活感覚が相当ズレているとしか思えない印象報道は、バラエティ番組と同等だ。上海がロックダウン中に、自宅の食料備蓄がないマスコミ関係者というのは、先読みが出来ず危機管理能力がゼロで、この局で働く現地スタッフにも恵まれていませんと自分で言っているようなもの。マスコミという仕事は、私達一般人の知り得ない情報も先取りして得る事が出来るのが常なんだけどねぇ。
日本のマスコミ各社が報道している事は、現実に起きている事には間違いないが、上海市全域で同じ事が起きている訳ではない。そして、その局の取材範囲が自社から相当狭く、動画はSNSから拾っている場合が多過ぎる。また、その出来事の後追い取材で深追いもやってない。すでにマスゴミという言葉もあるくらい、日本のTV視聴者は今のマスコミを信用してないしテレビ離れも相当増えているので、今後TVの立ち位置はどうなるのかね。もちろん、私はマスコミの中には知り合いもいるし信頼できる人も多いが、10年前の反日デモ後に私は新規マスコミ関係者とは関わりを絶ってしまった。理由は、最初に結論ありきのネジレ記事に写真を載せたくないからだ。
こちらでネットで観る事の出来るニュースは、欧米を中心に日本の報道も観ているが、客観的で的を得た報道のほとんどは欧米の報道に勝ものはない。報道のほとんどは、結論が先にありそれに沿って構成されている例がほとんどだ。また、現地の記者が書いた記事も本国の責任者がアレンジする場合も多いので、新聞もテレビ報道も鵜呑みにしないほうが良い。もちろん、これは世界各国共通だけどね。
☆画像は大量の食品を買って帰るオネーサン。ビニール袋に数字が書いてあったので、マンションの棟と部屋番号だろうな。おそらく買い物に行けない隣近所の人に頼まれての、大量買いの帰路だろう。今の上海は老人など買い出しに行くに行けない人達の為に、代理で買い出しに行く人達も多いし、そんな人達の為のボランティアもあると聞いている。公共交通機関内でも、老人が乗ったら若い人はすぐに立ち上がり席を譲る光景は、東京とはまったく違う。やっぱり儒教の影響なんでしょうかね。
☆こちらでは、テレビを自宅に置いてないしテレビを観ない生活が15年以上続いているが、理由は面白く無いから。日本に戻ると私にとっては珍しさも手伝い逆にテレビを観るのだが、よく観る局はテレ東とNHKとEテレだ。特に深夜時間帯のEテレは、NHKも変わったなと思える結構楽しめる番組が多い。