海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

思南書局 詩歌店は上海でもっとも美しい書店

2021-04-07 | 写真日記

夕方がお勧め時間帯(X-H1で撮影)

 

店内の本棚はスチールで構成(スマホで撮影)

 

日本のコーナーも(スマホで撮影)

 

芭蕉の俳句が(スマホで撮影)

 

2019年12月にオープンした思南書局 詩歌店は、上海でもっとも美し書店だ。ずっと前から行きたかったのだが、完全予約制だったのと人気スポットなので人多過ぎ状態だったのでためらっていたのだ。この建物は、1932年に建てられたロシア正教の教会だった。その後、オフィスになったり工場として使われていた時代もあったようだ。この書店は、詩集がメインで世界各国の詩集を集めた大人の空間で内装も素晴らしい。この中に日本のコーナーがあり、正岡子規や松尾芭蕉や石川啄木など多くの日本人作家の翻訳本が並んでいる。

日本は書店が閉店の傾向にあるようだが、上海は行ってみたくなるような内装の素晴らしい書店が数多くオープンしている。それらほとんどが、カフェやレストランなどを併設しているのが特徴だ。

☆今はWeChatで完全予約制だが、夕方の閉館前(19時閉館)だと手書きで名前と携帯電話番号と健康QRコードを提示すれば予約は不要だ。場所は思南路から皋兰路に入ってすぐ右にある。店内にはカフェもありとても落ち着いた空間が広がっている。

☆店内でカメラでの撮影は禁止だが、スマホなら撮影可能。という事で、店内はiPhoneで撮影。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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素晴らしいです (かいはら)
2021-04-07 14:00:29
陸田さん

需要があるのかどうか疑問ですが、大胆な発想には脱帽です。
他にも日本では考えられないような美しい書店がたくさんあります。
新しい新華書店は、安藤忠雄が設計した素晴らしい書店です。
浦東の高層ビルにも大型書店があり、食事も兼ねて行くのも良いですよ。
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Unknown (陸田三郎)
2021-04-07 12:29:07
驚きました。このような素晴らしい書店があるとは。日本では詩を中心にした書店は難しいでしょう。需要があるのですね。
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