今年2月の画像
私が時々立ち寄る日系の飲食店が並ぶ中山公園から近い場所は、撤退した店が多く貸店舗になっている店が多い。上海はゼロコロナ政策を実施しているので、地区によって違うが濃厚接触者や感染者が1人でも出ると外出禁止になってしまう。人が移動しないという事は、店に客が来ないという事になるので、体力のない店は高額の家賃や人件費に耐えられなくなり撤退という選択肢しか残らない。観光客もよく行く田子坊も撤退が激しく約半分が撤退しているという情報をもらった。つい一月ほど前まで普通の生活が続いてきた上海だが、無症状感染者が激増し2020年初頭の上海に戻ってきていると上海人はいう。
日本も同じように飲食業は大変だろうが、国から給付金が出ると聞いて上海人は驚いている。ただ、元々中国人は本業以外に副業などをやっている人も多く、それで食い繋いでいる人も多いので意外とへこたれない強さがある。そういう意味でも、日本人より中国人の方が生き抜くパワーは数段高い。中国に日本のような生活保護受給制度なんてあったら、誰も働かなくなるかも知れないね。
感染者の多い一部の区で使い捨て自己検査キットを配布
上海市の一部の区で、使い捨ての新型コロナウイルス抗原検査キットが無料で配布されている。使用方法は自分で鼻や口を綿棒で拭い試薬にサンプルを入れ、検査機に垂らすとその場で結果出るそうだ。そして、検査器を自分の住むエリアの担当者に渡し陰性であれば終了だが、陽性だと隔離され再検査を受けるとの事。日本は有料で検査キットを販売し実施しているようだが、こちらでは政府が無料で実施している。これの精度がどのくらいなのか知らないが、PCR検査の検査員やボランティアが相当疲弊しているので、苦肉の策かも知れない。上海は経済の中心地なので、これ以上感染者を増やしたくないという思いの現れかも知れない。
☆26日と27日の夕方にPCR検査を受けろとアナウンスがあり、敷地内PCR検査を受けた。この11日間で6回目のPCR検査を受け、11日間で3回目の敷地内閉鎖。ここまで厳格に検査をやれば、意外と早くオミクロン株を閉じ込める事が出来るかも知れないが、さてどうなるでしょうね。
☆河を挟んだ浦東地区が、3月28日から4月1日までロックダウンし、浦西地区は4月1日から4月5日までロックダウンと決まった。やはり予測は的中、問題はビザ更新と帰国が近づいている事。はたしてどうなるのか。
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