海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

GFX50RとNokton58mm f1.4 旧タイプ

2021-07-08 | GFX+オールドレンズ

Nokton58mm f1.4 旧タイプ(フィルター径58mm)

 

f1.4

 

f2

 

f2.8

 

f4

 

f5.6

 

GFXとNokton58mm f1.4 旧タイプは、とても相性が良い。このレンズは、現行のNokton58mm f1.4のレンズ構成と同じだが、フィルター径が52mmに変更されているようで未テスト。レンズ前面の径が6mmも細くなっているので、少しケラレが発生するかも知れない。このレンズは、開放からf2.8までは周辺光量落ちが目立つが、PSなどで調整可能な量なのでGFXの標準レンズとしてお勧めだ。

このレンズはTopcor58mm f1.4の復刻版だが、その描写とこのレンズは別物だと私は思っている。Topcorの方は、逆光に無茶苦茶弱いので外に持ち出さないが、茶室のような淡い光の中で使うと日本の和を見事に表現してくれるレンズだ。

このNokton58mm f1.4の描写は、古いレンズの描写を残しつつ絞ればキリリと締まった描写をしてくれるとても好きなレンズだ。同じ焦点距離にGFXでケラレ無しで使えるMC Rokkor58mm f1.4があるが、このレンズも愛せるレンズで開放付近の少しふんわりとした描写は好感が持てる。撮影目的によってレンズを選ぶのは楽しい。

☆過去ブログでGFXでケラレが発生しないレンズ一覧は→コレ

 

 


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