議長在任中、西宮市議会でもオンライン審議ができないものか?と考えていました。が、
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●市議会の運営ルールは国会に準じて定められている
→国会でオンライン審議ができない以上、西宮市議会でも実現は不可能。
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ということで、諦めざるをえませんでした。
この件、国会のみならず日本全国の議会の運営にも大きな影響を及ぼしうるという意味で、強い関心を持って見守っています。
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オンライン国会に「改憲不要」 衆院憲法審が報告、実現には課題@本日付・朝日新聞WEBニュース
さて、本題。
西宮市立中央病院について、
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●他の救急受入病院や消防関係者のなかに「中央病院は救急の受入に消極的」という強い声がある
●中央病院関係者と医療に対する専門的な知識を持つ委員とで構成される「西宮市病院事業経営審議会」でも、同様の内容が厳しく指摘されている
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ことから、救急患者の受入姿勢に問題があるのでは?という趣旨の質疑を行ったのが、昨年12月議会でのこと。
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【ご参照】市政報告68号×裏面@2022年1月発行
すると、昨日の健康福祉常任委員会での審議で示された中央病院の経営改善に向けた取組の中に
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●受け入れていない救急患者の中に、受入可能と思われるケースがある
→もっと積極絵的に受け入れるための仕組みを作る
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という趣旨の内容が掲載されていました。
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この内容について確認したところ
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●例えば、医師が診療中であることを理由に受け入れていない場合がある
→救急なので、即時受入がベターなのは間違いない
→一方で症状によって、本人も待てるし、救急車の判断としても待つことが可能というケースが多々存在する
→そういった場合にはちゃんと受け入れるべき
●受け入れなかった場合でも、その理由が明確でないケースが多い
→管理表に受け入れなかった理由を記入する欄を設け、そこに記入させることで事後検証を可能にする
→内容を踏まえ、必要な場合、きちんと指導していく
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といった取組を進めることで、救急の受入に対する意識改革を図っていくとのことでした。
これ、私が指摘したからこそ実現した取組だと思われ、良いことだと思います。
指摘を真摯に受け止め、対応策を進めようとしている病院側の姿勢を評価します。
一足飛びに、抜本的に状況を変えることができる魔法の杖など、どこにもありません。
だからこそ地道な取組を着実に進めていく以外、できることはないのだと思います。
そうした改善に寄与できるよう、今後も調査・研究&指摘・提案など行ってまいります。
それでは今日のブログは、これにて失礼します。
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