青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

流奈さんの心の世界 二、基準

2008年04月09日 | 人生設計

私達が生きる基本姿勢として「幸せになりたい」としても、この世のしがらみと、まがまがしさを離れて出来るものではない。そしてまた、この世のしがらみとまがまがしさの中で生きていくには、ただ何となく生きて行けば、それで向こうから「幸せ」がやってくるように、都合よく行くものでもない。何らかの基礎となるもの、基盤となるものが必要だし、またその基礎や基盤にもどんな状態でも良いと言う訳にはいかず、基準が必要になる。
日木流奈さんの心の世界では、この基礎と基盤とあわせて、基準の大切さを示している。
私達は何か問題が起こった時、それの解答や解決を外に求めたがる。自分自身の問題なのに、外に解答や解決を求めるのである。しかし他の外のものは、自分自身ではない。変わっても、もらえない。そのために解答は得られず、解決法も得られないことになる。
それ故に「自分自身を基礎とし基盤としなさい」と、日木流奈さんは語っている。
そしてまた、自分自身を基礎とし基盤とするにしても、「幸せ」を受け止めるに相応しい基準を満たしていく必要がある。
それは、穴だらけの器では「幸せ」を受けようとしても受け止められないし、小さな器で大きくたくさんの「幸せ」を受け止めようとしても無理なように、基礎とし基盤とするものには基準なるものがある。
それは釈尊が亡くなる前に残された、

   「自灯明    法灯明」

即ち、「自分自身を灯火とし、法を灯火として生きる」ということが、そのまま日木流奈さんの心の世界にもある。

コメント (2)
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