青い鳥の世界へ

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一票の格差の原理

2010年01月26日 | 短歌に政治や社会
1票の格差2倍超、広島高裁も違憲判決(読売新聞) - goo ニュース

一票の格差は、何も国会や議員の怠慢ばかりではない。
国民の、怠慢でもある。
それは、憲法に違反するとか、合憲するとかの問題ではない。

一票の格差が生じた原理は、人間が「幸せになりたい」という事に発している。
それは「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」になろうとすることであり、その「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」という方向に人々は集まっていく。より「幸せ」を、より「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」さを求めて、群れていく。
それが地方からの人口流出を招き、都会への人口流入となる。
そうすると人口が増えた都会は、より「豊かに、楽しく、楽(快適、便利)」ように行政も民間資本も社会資本などを整備していき、それがさらに地方からの人口流出と疲弊に拍車をかけて、都会への人口流入を招いて一票格差となる。
これが一票の格差を生み出す、原理といえる。

この格差を是正するには、強制的に都会の暮らし、生活を苦しくするより他はあるまい。
そして地方に、もっと人を住まわせるようにすべきだ。
その為には、例えば都会の方の物価を上げたり、水道光熱費を疲弊した地方とは割高にするとか、一極集中を解消するために固定資産税などや授業料などを高くするとかして、それは人口密度に応じた処置などしてバランスを取ってはどうかと思う。
尤もこれは、単なる思い付きだが。

だがことは、合憲違憲といっているでは、済まない。
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