「今年中の救出」再び訴え=拉致問題で家族会など―東京
こんな残虐で悲嘆を与えるような無粋なことを言うべきではありませんが、拉致被害者の家族の皆さん、拉致された肉親はもう帰らないものと諦めなさい。
拉致被害者救出は安倍政権の最重要課題と言っていた安倍晋三は、今日の通常国会の開会に際して、「働き方改革」などの法案成立を目指す方針だと言っているが、拉致被害者の救出方針については一言も触れていない。
すでに安倍晋三の頭の中からは片鱗も残らず、忘れ去られている。
忘れないでいるなら、平昌オリンピックの開会式に出席するはずだ。
しかし出席しない。出席して北朝鮮の人たちと会見や会談して、拉致被害者の帰国をお願いすればいいものを。
また金正恩委員長との会談を取り持ってもらうよう依頼すべきなのに、それもする気がないでいる。
安倍晋三がそして一生懸命になっているのは、憲法改正のことばかり。
この憲法改正に対する名分や大義が、おかしな名分や大義になっている。
現憲法は、押し付け憲法といって止まず、それ故自主憲法を制定しなければならないという。そしてそれはまた現憲法は理想主義になっており、今の時代にそぐわない時代遅れだと言っている。
それで現実的な憲法に改憲する必裕があるのだという。
しかし我々は、希望という理想や願望という理想を目指そうとして生きていく。
即ち現実の厳しい中でも希望や願望を持ち、その理想の実現を必死になって取り組もうとしている。
即ち我々は、辛さ苦しさ、悲しさ苦労に耐えて、理想の灯に向かって生きようとしている。
拉致被害者の家族の皆さん、残虐な言葉ですが拉致された肉親のことは諦めましょう。
それよりもこんなことが二度と起こらない人類世界に、それを理想として持って取り組んでいくことに致しましょう。