本釣亭日乗2

2022.7.22にt-cupブログの閉鎖に伴い2011.4月からの記事をこちらに引っ越してきました。

8月の読書・そしてハチの巣

2016-09-24 03:10:00 | 





今年の夏は最後根性なかったですねぇ。

しかし、秋の長雨シーズンに連続台風。

異常が日常。毎日注意報&警報出てますね!!?



去りゆく夏にハチ取りしました。

裏手の住人から「軒下にハチが巣を作ってるよ」わざわざの御注進。


カミさんは子供に危険もあるし早くとって!と、いいます・・・

ハチはかなり害虫イモムシやら獲ってくれてるんだけどねぇ、といっても聞く耳持たず。

更に、もうちょっとして秋が深まれば皆死んじまうんだけどね。





結局わたしが巣ごと撃退するハメに!






結構アブナイ面もあると言われる「アシナガバチ」。


念入りに防護服を着こみ・・・(白の漁師ガッパがバッチリよ!)

ハチが巣に帰る夜を待ちました。




そして・・・ジェット式のハチ殺虫スプレーでブシューッ!!!!

一気にハチがボトボトボトーーーーーッ!と落ちてきます。


手に止まられて、窓から身を乗り出している身としては軽いパニック。
急いで振り払いましたがアセッタなぁ~。





棒ではたいて巣を落とす。





幸いに窓のすぐ横の手が届く範囲でまだよかった。

殺虫剤使用じゃなかったらハチの子チャレンジしてみたかったかも・・・です。





ひと段落して安心。。




8月読書の記録でも残しておきましょう。










2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1749ページ
ナイス数:16ナイス




日本の文脈日本の文脈感想

角川書店(生と死の境界線上にある)インターフェイスを理論化しようとすると必ず柔らかいところを壊してしまうから、うまく理論化ができない。インターフェイスを作っている空間は、言語的な論理が通用しないつくりをしています。そこを無理やり理論化したり合理化しようとすると、インターフェイス自体を壊してしまう。『荘子』の「混沌」の話と同じですよ。混沌には目鼻がなかったんですが、かわいそうだと言って目鼻をつけたとたん、死んでしまった(印象に残った一文)正解がない問いに立ち向かうときの知性の使い方(ユダヤ教が人類にもたらしたもの)

読了日:8月5日 著者:内田樹,中沢新一



はなしっぱなし 上 (九龍COMICS)はなしっぱなし 上 (九龍COMICS)感想

得体のしれないものを描かせたら天下一品な五十嵐作品。その軌跡を堪能できます。世の中が今ほどまだ明るくなかった時代、あちこちに居た「得体のしれないもの」。エアポケット的に今の世の中にそれらを出現させます。見知らぬお婆さんから買った人魚の話(六花)、水に揺らめく黒髪が気味わるかった。「竜田姫に魅入られた話」これは秀作だぁ。ファンなら後の大作へ繋がる様々なモチーフを発見できること請け合いですよ。

読了日:8月5日 著者:五十嵐大介



はなしっぱなし (下) (九竜コミックス)はなしっぱなし (下) (九竜コミックス)感想

これはもう、一度読んでみてください、としか言いようがありません。「虫売りのはなし」、「風鈴探偵」、「雪灯籠」、「弔い客」綺羅星の如く続く才能。。奥付を見ると、ここからもう20年の年月が流れているんですねぇ。もっと作品を、といいたいところですが、このクオリティでは難しいですよね・・・

読了日:8月9日 著者:五十嵐大介



最低で最高の本屋 (集英社文庫)最低で最高の本屋 (集英社文庫)感想

何かと話題の松浦弥太郎氏。とても素晴らしくてためになることが書かれているこの方の文章ですが、抹香臭くてどうも反りが合わない、と思ってしまうのは私が根っから斜に構えている人間の証しかと思います。反面、後半の世界の街を旅して歩きまわり、素敵な場所を見つける文章は少なからず心惹かれました。また、巻末にはよしもとばなな氏の素敵な解説があり、これを読んで中目黒のカウブックスへ行ってみたくなりました。

読了日:8月15日 著者:松浦弥太郎



だれが「本」を殺すのかだれが「本」を殺すのか感想

(プレジデント社)出版から15年の歳月は流れたが、タイトルの衝撃度は健在。「本」をめぐる世界に起きている事件のルポルタージュとしてこれを書いた、と佐野さんは述べる。本が売れなくなったのは川上から川下まで各所に問題山積であることは納得。単なる魔女裁判ではなく、出版の未来を見据えた人達についての活動にも紙幅を割いている点は良い。現時点では電子書籍恐るるに足らず。一番恐ろしいのは社会全体の知的好奇心の萎え、なのではなかろうか。

読了日:8月20日 著者:佐野眞一



ロータス (ワールド・カー・ガイド)ロータス (ワールド・カー・ガイド)感想

(ネコパブリッシング)いつかはハンドルを握ってみたい車であり続ける「7」そして「ヨーロッパ」。ロータスを夢見る人必読。コ―リン・チャプマンがどのように成功し、育て、そしてプロダクト部門をGMへと袂を分かつてしまったか、その経緯が詳細に記されています。チャプマンとロータスはコンペティションと共に生きてきた人間であり、会社であったことが分かります。フォードやタルボといったコンストラクターが信頼を寄せて名車を残しましたが、日本のメーカーはそこまでできませんでした。最速のコルベットZR-1のエンジンの設計がロータスだったとは驚いた。

読了日:8月29日 著者:




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