書架から思い出したように取り出し、度々読み返してしまう本ありませんか?
また、妙に記憶に残っているのだけれど残念ながら手元にはない本、てのもありますよね・・・。
遠い記憶の中から、(確か中一頃?)私が初めて「この本、なんて面白いんだろ。」と思ったのが今回のタイトル「海から来たチフス」でした。
永らくタイトルさえ忘れてしまっていたのですが、作中に出てくる「ゼロの怪物ヌル」という謎の生物が強烈に印象に残っていたのです。
確か、主人公の少年が伊豆大島に家族旅行に行った際にこの「ヌル」の大発生に遭遇する。
「ヌル」は当初全く無害と思われ、刺身にして醤油をつけて食べるとたいそう美味い。(ちょっと違ったかな?)
しかし、多くの人々がやがて・・・。
こんな筋はおぼろげながら記憶にあったのですが、肝心のタイトルと現物がどこへやら~。
この本でとにかく印象に残っているのは貸した友達に皆「ほんとに面白かったー!」とか「どこでこんな面白いの見つけてくるの?」など大層好評だったことです。
そういえば・・・と思い、最近「ウィキペディア」で検索したところ「海から来たチフス」のタイトルが判明。
アマゾンでは下記のバージョンがヒット↓
海からきたチフス (新風舎文庫) | |
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私が読んだのは確か角川文庫版。表紙のイラストは長新太さん(和田誠さんと並んで思い出の印象的な表紙イラストと言えばこの方。)。
残念ながら角川文庫版の画像はアマゾンにはありませんでした。
そして作者は何とムツゴロウこと畑正憲さん。
おーい(゚Д゚)ノ、誰か忘れたがこの本借りた人返してくれ~。もう一度読んでみたいぞ~。
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私の場合、昔読んだときと、本から感じる印象が変わっていたりします。感受性が落ちたのか、大人になったのか、、、微妙なところです 笑
おっしゃるとおり、しばらくぶりに再読して「あれっ?」ということもありますネ。
しかし、「おー、これはこういうことだったのか~!」というのも多いです。
この本はどちらなのか・・・!?