● 質のよい睡眠を得るための睡眠指針
休養がとれなかったり、睡眠不足が続くことで、心身の健康に影響を及ぼします。特に、不眠はうつ病のリスクを高めてしまい、業務にもさまざまな影響を与えることになります。
睡眠を十分取るため、質のよい睡眠を得るために睡眠指針というものが厚生労働省より発表されていますので、確認してみてください。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000042749.html
● 朝の起床と昼寝の推奨
睡眠不足が続くと「寝だめ」で回復を図ろうと考えがちですが、効果はないといわれています。休日でも遅くまで寝床で過ごさず、朝日を浴びながらゆっくり軽い散歩などをすると清々しさで、気分もリフレッシュできるでしょう。
また、昼寝も疲労回復と能率アップに有効だといわれており、昼寝を取ることを推奨している会社も出てきています。時間は昼食後から午後3時頃までの20分程度が適度です。昼寝の姿勢は、椅子にもたれるか机に突っ伏すのが良いとされています。横になると深い眠りに落ちてしまい、20分で起き難くなってしまうのです。
職場で昼寝なんか無理と考えず、毎日でなくても、交替で取れるときには取っても構わないという感じで工夫してみてください。
プライベートな部分ですが、ストレスを溜めさせないようにする睡眠についての教育や職場環境の配慮は、結局は会社の利益につながります。