◆ できる人の行動の元
普段同じ作業を繰り返し行っていると、やっていることがあたり前になってきます。最も日常的なことをあげれば、職場に入ってきたときの挨拶。朝であれば「おはようございます」いつもと同じようにただ単に言葉を交わしていることでしょう。
しかし、普段と同じように見えても、変化は起きています。できる人はそれを見つけて、行動に移します。例えば朝の挨拶。いつものように挨拶を交わしたとき、普段の笑顔がなかったり、硬い表情だったりしたら「熱があるの?」「仕事上手くいってないの?」と声をかけます。私をちゃんと見てくれている、気遣ってくれていると、部下は自然に感じるようになってきます。
◆ 変化をキャッチする力をつけるには
挨拶だけではありません。業務においても同じです。お客様との会話の中の小さな変化。それをキャッチすることができればクレームになる前に対処でき、またお客様のニーズをキャッチし、新提案に活かすこともできます。変化をキャッチする力をつけるには、まず「○○だろう」と決めつけた見方をしないこと、そして一瞬でも目視するクセをつけることです。