住まいの安全 心の健康 住まい塾 21

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放射線被曝地・20年は故郷に帰れない

2011年04月16日 | 日記

 と言うカン総理側近の談話が、報道に実に衝撃的に伝わった。
アホ総理は、そのようなことを臭わして国民と報道の反応を見るつもりでも有ったのだろう。 だが、側近はその意を汲みきれず、つい総理の言葉を生のまま報道陣に吐露してしまった。 まさに、双方『シマッタ』という思いだろう。

実際、専門家を自認する総理に言われずとも、何も手を尽くさなかったらそれでも甘い見通しであるのではないかとの思いが、国民にはある。
原発を福島に誘致した『黄門様』とその配下には当然想定内(放射能拡散は)のことであったろうが、ただちにそれが問題化するとは思っても居なかっただろう。
除染(放射能除去)と言う作業がどこまで可能なのか、その可能性も検討しないで避難民に鞭を当てるような事がよく言えるものだと、ささくれ立った怒りさえ感じる。


 果たして被爆地、広島と長崎ではそのような長い年月をかけて、再興したのだろうかと言う疑問が湧き上がったので、ちょこっと検索してみた。
 一つ目のあたりは、47News.Jp 09/8/7 付 。

  ***  以下引用  47News ***
 長崎原爆で死亡した被爆者の体内に取り込まれた放射性降下物が、被爆から60年以上たっても放射線を放出している様子を、長崎大の七条和子助教らの研究グループが初めて撮影した。
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七条助教らは、爆心地から0・5~1キロの距離で被爆、急性症状で1945年末までに亡くなった20代~70代の被爆者7人の解剖標本を約3年間にわたり研究。 放射性物質が分解されるときに出るアルファ線が、被爆者の肺や腎臓、骨などの細胞核付近から放出され、黒い線を描いている様子の撮影に成功した。 アルファ線の跡の長さなどから、長崎原爆に使われたプルトニウム特有のアルファ線とほぼ確認された。
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  ***  以上引用  終  ***



  *** 以下引用  下記URL より  ***
  http://ameblo.jp/gotodeutsch/archive-201103.html

 広島原爆はリトルボーイと呼ばれ、
 爆弾燃料はウラン235で
 TNT火薬換算で1.5万トンの破壊力があった。
 即死人口は7万人。爆発高度は約580m

 長崎原爆はファットボーイと呼ばれ
 爆弾燃料はプルトニュウム239で
 TNT火薬換算で2.2万トンの破壊力があった。
 即死人口は3.5万人。爆発高度は約530m。


このように巨大なパワーで、甚大な被害を出すような原爆でありながら、なぜ広島・長崎では相当早い時点から人々は住み、復興活動を行うことができたにも関わらず、スリーマイルやチェルノブイリでは、現在も人々は住めないのか?

 実は1986年当時チェルノブイリで爆発した4号炉は、
 操業停止状態であったにも関わらず、
 事故実験中に制御不能になりメルトダウンを起こした。
 それにより放出された放射性物質は
 リトルボーイの400~500倍であったといわれている。
 事故による高濃度の放射性物質で汚染されたチェルノブイリ
 周辺は、居住が不可能になり、
 原発から30km以内に約16万人が移住を余儀なくされた。
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 チェルノブイリでは、事故後25年経った今も
 住民は住み慣れたその地域には戻れていない。


しかし広島では、被爆後1ヶ月で市民が住んでいた場所に戻り始め、1年後には海外引揚者なども戻り始め、人口は急激に増加してゆき、被爆後2年で平和塔ができ、平和祭が行われた。
もちろん、この当時の事だから残留放射能による被ばくの知識などがあまりなく、相当無茶をしていたのかもしれませんが、、。 しかし当時すでに外国からの情報で「残留放射能の影響で広島には70年間動物・植物は育たない」と言われていた。
しかし、爆発後数ヶ月で広島には草木が生え出していたのだ。


 ではなぜ、広島とチェルノブイリに
 ここまで差があるのか?

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チェルノブイリ原発の核燃料は合計180トンでウランの濃縮度は2%。
すなわちウランだけでは3,600 kgで、大気中に放出された燃料は 7トン
(ウランに換算して200 kg相当)と言われている。

また広島原爆のウラン総量は濃縮度不明だが、ウランだけで推定25 kgくらい。
核分裂反応はこのうちの4%程度(ウラン約1 kg)に生じたにすぎないようである。
その差はおよそ100倍でチェルノブイリの方が多いのだ!
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  ***  以上引用  終  ***

 
 福島原発に対する、ウラン総量は原子力保安院が出していないのでしょうか。
記述が、其処まで進んでないようです。  筆者にはとてもムリ・・・?