天下りの問題には、当たらないとコメントする政府側の言い分は想定内のことであるけれども、 実質、下の記事に示すものは天下り以外、どう言い繕う事ができるのだろうか・・・ 。
*** 以下引用 asahi.com 4/27付 ***
横浜銀行は27日、小川是(ただし)頭取が退任し、後任に財務省OBで元国税庁長官の寺沢辰麿氏が就く人事を内定した。午後3時から記者会見し、正式発表する。
*** 以上引用 終 ***
数日前の新聞に、東電の顧問に今年1月1日天下った通産省の石田徹・前資源エネルギー庁長官が、4月末で辞任することを決めた、とあった。
『一身上の都合』って、退職金が貰えなくなりそうなので貰えるうちに辞めよう・・・と言う事にしか見えないのは、私が卑しいからでしょうか・・・? それとも官僚が、私よりも卑しいからでしょうか・・・?
そもそも、民主党が国民と約束した『国民の生活が第一、国会議員定数削減、世襲議員のハンディ、記者クラブの廃止と共に、天・下・り・の根絶』と言う事が、マニフェストとして謳われていたのではなかったのか・・・ ?
あのマニフェストは、ホンマに『絵に書いた餅』そのものでした。
どう言い繕っても、国民はゴマカシを肌で感じることも有ると言う事を、民主党の幹部は理解すべきであるし、動物は五感で生命の維持を図ることもあるのだということを、諸君は良く出来た頭で理解しなければならないのではないか・・・ 。
銀行と言えば、どこかのブログで銀行は法人税を納めてない、特例の適用を受けていると、書いてあったがなるほど、『官僚OB』と『銀行』はやはりな ムムム・・・、と言う理解に落ち着いてしまう。
*** 以下引用 下記URLより ***
http://tokyonotes.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/tax-evasion-2.html
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大手銀行は軒並み法人税を払っていないが、大手マスコミは報道しない。 法人税を払わないと言うことは、有利な便益を政府から受けていることになる。 民間経営の顔をしながら、実際には、国民一人一人よりもよっぽどの厚遇を受けていることになる。
市場万歳の新聞などは、滅多に書かないが、日本経済新聞などは、自慢にするようなことでもないのに、住友信託銀行が2010年三月期の課税所得が赤字になったから、大手銀行六グループがそろって法人税納付がゼロであったことを報道している。
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*** 以上引用 終 ***
そして、銀行は政府から暗黙の了解を得ながら、平均給与はどの銀行も 1000万円/年を下回る事はない。
所謂、国会議員、高級官僚と共に、『既得権益層』 の最上位から滑り落ちる事はない。 どうして、額に汗して働くものより彼らの生活が良いのかといえば、なあなあの、グルだからである。
活性化した社会と言うのは、まず人材の流動化が起こる環境にならなければ、『人は石垣、人は城、企業は人、国は人材』と言う事にはならない。
膠着した人間社会というのは、生物動物で言えば、最早『老境』 と言う事になる。
画像は以下のURLよりお借りしました。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/financial/481005/