この1~2週間ほど、突発的な発汗がすごいのだが、これが更年期様症状なのだろうか?
およそ半年前からタモキシフェンを服用していたが、汗に関しては、その時はそこまで強い影響は感じていなかったが、ひと月ほど前にリュープリンを打ったのが影響しているのだろうか?
いつか薬を卒業して、その後自然に閉経したら(すでに子宮はないけど)本当の更年期が来て再び同じ症状に悩まされるのかと思うと、ちょっと憂鬱。
がんの手術から10ヶ月、左胸の生検から約1年の今日は定期検診。
左胸は、1回目の生検では陽性だったが、2回目の生検では陰性で、1回目が疑陽性だったのか、2回目がキチンと細胞を取れてなかったのか不明だが、そんなに何度も針も刺せないし、病気かどうか断定できない部分を切除するわけにはいかないとのことで残すことになった。
エコーで見ると相変わらず『何か』あるけど、その大きさは変わっていないとのこと。癌なのかどうかも不明だが、もし癌だとしても大人しくしてるみたいなので、今回も様子見。
右胸からリンパへの転移などは見られず、そこは一安心。
先日、婦人科の術後検診で卵巣の腫れがあったため、今回はリュープリンの3ヶ月分製剤を右のお腹に注射。注射後30分くらいして少し息苦しい感じになる。これはデュピクセントと同じ。でも、デュピクセントよりずっと痛い。
なお、リュープリンは癌抑制効果は+1%程度とのこと。卵巣のことがなければ個人的には打ちたくない感じ。
こちらの薬剤も更年期的な副作用が出る可能性があるとのこと。最近の火照りのことなどを伝えると「タモキシフェンの影響だと思う」と言われ、これがひどくなるなら少し恐ろしいし、薬をやめてホルモンが戻って、また自然閉経(生理はないけど)して更年期症状が出るなら本当にやだな。
そして最近はとにかく立ちくらみがひどい。自分の場合は火照りよりも深刻かも。
疲れやすさとかイライラも尋常じゃない。薬のせいだと思いたい。自分のせい、自分の性格や生活のせいだと思いたくない。
てか、今日の医療費が5桁!その内の9割が注射代。高いな。
腹腔鏡手術から4か月がたった。しかし婦人科卒業はまだ先になりそう。
本当は先月の診察で卒業予定だったけど、体内の縫ったあたりに謎の青味があるとのことで、念のための4か月観察。
問題の縫い跡近辺はまだ青味は少し残っているけど問題はなさそうとのことで安心したのもつかの間、右の卵巣が腫れているとのこと。しかも4×5cmも。
40代で4cm以上の場合は切除するのが標準治療だが、正直、ようやくおへそとか傷とかも落ち着いてきたので、またすぐに腹腔鏡手術をやるのはちょっと気が引ける。
そもそも自分としては3月の手術の時に「卵巣も子宮も全部取っちゃってください」というスタンスだったが、先生から「残せるなら残した方がいいから」と説明を受けて、しぶしぶ(?)右の卵巣だけ残したのである。
ちなみに取りたかった理由としては
・すでにがんもあるし、母も病気がちなため、後々病気になるリスクを減らしたい(臓器がなければ、そこが病気になることもないという発想)
・手術などは少しでも体力のあるうちに済ませておきたい
・非正規雇用で不安定なので、お金のかかることは仕事のあるうちに済ませておきたい
・がんの予防のために5年間卵巣の働きを抑える薬(タモキシフェン)を飲むので、だったら卵巣取っちゃった方がいいのでは?
・5年後にタモキシフェンをやめて卵巣機能が復活し、再び自然に卵巣機能が落ちてきたときに、更年期的な症状に悩まされるかもしれない不安がある
という感じ。
先生からは「卵巣の働きを抑える薬を5年後にやめたとして、年齢的にはその時にはまだ卵巣の機能が残っている可能性が高い。そうしたら閉経(生理はないけど)までの数年間は恩恵がある(骨粗鬆症リスクの低減など)ので、今くらいの腫瘍の大きさなら卵巣は残せるし、残しておいた方がいいのでは?」と言われ、自分もいちを納得して右の卵巣は残すことにした。
(子宮も「筋腫だけ取るのが標準治療」と言われたが、絶対取ってほしい!と強くお願いして取ってもらった)
で、この残した卵巣が摘出対象のサイズまで腫れている。
またすぐに手術もアレだし、まずは飲み薬で小さくできないか試すことを提案される。
その飲み薬も副作用として更年期障害的な症状が出ることもあると言われるが、タモシキフェンも副作用で更年期的な症状が出ることもあるらしいので「もし症状が出ても原因は分からないですね」と笑ったら「タモキシフェンやってるのね」と…。カルテに書いてあるよ~。
そしてタモキシフェンは副作用として子宮内膜症(卵巣にできやすい)の報告もある。
今回の卵巣の腫れの原因がタモキシフェンかどうかは分からないけど、婦人科の手術前から飲んでる薬だし、ちょっとモヤモヤしないでもない。
(てか先生、私の腎臓の持病も完全に忘れてたし、婦人科の病気はしっかり見てくれてるんだけど、患者丸ごと見てくれてるのかが少し怪しいのよね)
タモキシフェンをやめたり、他の薬に変えることは出来ないとのことで、結局、注射を追加することになりそう。また月1の通院に逆戻りの予感。
てか、その注射は半年以上の継続投与はNGとのこと。薬が効かなかったり、効いても薬をやめて再発するなら、やっぱり手術なのかな?やっぱまとめて取っちゃえばよかったかな~。
ただ、先月の時点で縫い跡の謎の青味がなかったら今日の診察はなく、卵巣の異常にも気づけなかったので、そこは不幸中の幸いかな。
あ~めんどくさい。
3月の腹腔鏡手術から3か月が経過。
今日の診察で術後の観察も終わり婦人科卒業と思っていたけれど、内診をしてもらうと
「青い???」とのこと。
体内の縫い目あたりが青っぽくなっているそうで「こんなの見たことない!」となり、他の先生も現れて「私も初めて見る」「なんだろう…」とひとしきり盛り上がった。
自分は以前、手首を骨折してボルトを入れた際、傷口の糸がなかなか溶けないことがあり、その時に「糸が溶けにくい体質なのかもね」と言われていたので念のためそのことを伝えてみたら「なるほど」とのこと。縫い糸は紫系の色らしく、溶け残っていたら青く見えるかもしれないらしい。
多分問題はないけど、念のため1か月後にもう一回診てもらうことになった。めんどくさいけど仕方ない。
卒業が待ち遠しいな。
3/28の腹腔鏡手術から一週間が経過した。
もうそんなに経ったのか。という印象。
ざっくりと退院後の体調を振り返る。
4/1(土) 手術から4日
久々にパンを食べた。ご飯よりもたれなくていいかも。
昼頃に散歩に出たが、予定の3割ほど歩いたら急激にお腹がすいて、血の気の引くような感覚になり、急げないけど急いで帰宅。
午後は比較的ゆっくり過ごせた。トイレが今ひとつスッキリしない。お腹がいたくていきめない。22時前には就寝。
4/2(日) 手術から5日
お花見を兼ねて、ゆっくりしっかり歩行。10,000歩超え。
ゆっくりよく噛んで甘味も食べられたし、外食もできたし、コーヒーも飲めた。
お腹は苦しいけど、引き攣れるような痛みは出なくてほっとした。24時前に就寝。
4/3(月) 手術から6日
仕事始め。仕事はまぁこんなもんか?って感じで終えられたが、17:30頃から強いめまいが出てしまい、2時間ほど横になってから迷ったけど散歩へ。
2,500歩歩けた。歩いたほうが治りが早いらしいので、頑張って体を動かしていきたい。
病院から帰宅後は、程度の差はあるものの、毎日めまいと頭痛はある。貧血と言われて鉄剤も処方されているが関係あるのかな?
4/4(火) 手術から一週間
朝食後、久々に悶絶する腹痛。病院で牛乳を飲んで以来。ヨーグルトのせいか?とにかく油断禁物。
集中力が続かない。手術前からのような気もするが、より一層な気もする。
年のせい、ホルモン剤の副作用、術後の痛みや疲れのせい、、、などなど、思い当たる節が多すぎて原因がわからない。
仕事後に散歩に行って3,200歩。夜は頭痛が出てしまったので痛み止めを服用。
だいたいこんな感じ。
全然関係ないけど、自分が手術してウンウンうなってた時、教授が亡くなった。
自分みたいな普通の手術ですらそれなりに苦しくて辛かったけど、教授の苦しみはもっとずっと深くて重いものだったと思う。
自分は物理的な痛み、そこからくる弱気、手術や薬の影響などで辛くて、悶えたり泣いたりすることはあったけど、心のどこかに「よりよく生きるための苦しみだ」という思いはずっと持てていると思う。だからこそ耐えようとしたり、頑張ろうと思えたりする。
教授はきっと素晴らしいサポート体制の中で、多くの人に愛されての闘病だったと思うけど、終わりを射程に入れながらの日々はどんなものだったろうか?そして、そこからの最後の数日ってどんなものなんだろう。
彼の音楽をすごく聞いてきたわけじゃないけど、すごく寂しくて悲しい。
もっと生きていてほしかった。
飲食のたびにお腹が痛くなるのがつらい。これは術後初の食事から変わらない。でも、水分もこまめに摂らなきゃだし、困ったもんである。痩せるかな?
しかし、今朝の腹痛はこれまでで一番酷い。牛乳のせいか、引き攣るような痛みが20〜30分続いて、待てば治ると感じてても「今日退院できるのか?」と一瞬本気で怖くなった。そして待ってたら治った。
昨日よりも歩けるようになっていたので、荷物は持ってもらって、自宅最寄り駅までは電車で帰ってみた。
周りの人が歩くの早くて怖く感じた。
自分も普段、同じ思いをさせてたのかも…と反省。
道中、諦めかけていたお花見ができて嬉しかった。このために退院したような気がするくらい嬉しかった。
家の方が病院よりもマイペースに飲食できて楽かも。お風呂も入りやすいし、気も楽だし、帰宅しただけで随分持ち直せた気がする。
この調子で土日でしっかり元気を取り戻し、週明けの仕事復帰に備えたい。
しばらく手術も入院も懲り懲りだけど、半年前のがんはどーなったかな?偽陽性であることを切に願うのみ(ーmー)
朝ごはんは普通のお米だった。多すぎてとても食べきれない。
9:00頃に回診。傷口のガーゼを取った。もうこのままお風呂とか入っていいらしいけど少し怖い。
おへその中にはマンガみたいなバッテンの縫い目があってちょっと面白い感じ。
日常に戻る練習をと思い、朝食後はデイルームの椅子で過ごし、時々少し歩いたりしていたが、それだけでひどく疲れてしまい、頭やお腹も痛みだしたので、10:30には部屋に戻って痛み止めを飲んだ。
横になっていても立ちくらみのような感覚が抜けない。
お昼ご飯は少し遅らせてもらった。
貧血とのことで1週間分の鉄剤を処方された。
午後は退院に向けて薬剤師さんが処方薬の説明に来たり、看護師さんが退院後の生活指導に来たりした。
一階の売店に行っただけでヘトヘトだけど、本当に大丈夫だろうか?
午後の診察で翌日の退院が決定。
その際、右の脇が痺れたように痛むことを相談。
個人的には10月のがんの手術のこともあるので、リンパは取っていないものの何かヤバイことが?と怖くなってしまう。が、今回は様子見(実際、大丈夫だった)
腹腔鏡手術はお腹に炭酸ガスを入れて膨らませることで術野を確保するのだが、術後にその炭酸ガスが発散(?)される過程で、肩や背中などの痛みを訴える人は多いらしい。自分も肩が痛かった。
痛みが左右非対称で出るという話は聞いたことがないとのことだったが、そもそも乳がん取って半年以内に腹腔鏡手術をした患者が、先生的にこれまでいなかったとのこと。
前の手術からまだ日が浅いので、影響があっても不思議ではないというのは、体感的にも納得。
この痛み&痺れはその後ちゃんと消えた。
夕方、痛み止めが切れる頃になると頭痛が再発。この1週間の午後の頭痛は花粉由来だと思ってたけど、そもそも病棟は窓開かないから花粉は入ってこないんだよな。手術前の月曜日も痛かったし、今も痛い。原因はなんだろ?
術後初のお風呂にトライ。
今回の病棟のお風呂は予約制ではなく、空いてたら自由に入って良いというシステム。
だが、空いてたので準備していくと誰か入ってたりもする。こちとら素早く動けないので、スタスタ歩ける妊婦さんにはかなわない。必死で準備して行って入れなかった時の徒労感がヤバい。ある意味予約制の方がありがたいかも。ちょっとしたことがうまくいかなかった時のダメージが大きすぎる。
入院中は柄にもなく気弱になるらしく、声かけてもらうことのありがたみが沁みる。
「よく眠れた?」
「ご飯は食べられてる?」
「具合はどう?」
「困ってることはない?」
「看護師さんは優しくしてくれる?」
「必ず良くなるよ」
「待ってるよ」
そんなシンプルな労りの言葉が何より沁みる。
あとは愛。
入院中の友人知人家族がいる人は、しっかり愛を伝えてあげてほしい。
術後はとにかく腰が痛くて、夜は全然寝られなかった。
朝、先生の診察で傷の具合は悪くないとのこと。ベッドの背を立てて身体を起こす。
24時間ぶりに飲水解禁。水分はたくさん飲んだほうがいいみたいだけど、飲むとお腹が痛む感じで、なかなかガブガブとはいけない。
身体を起こすと腰は少し楽になった気がするけど、頭が痛くなる。
11:00にはカテーテルを外して歩行&自力でトイレまで行けた。
でも、活動するとフラフラする。
昼を食べて、歯磨きをすると、本格的に頭が痛くなってきた。
顔のむくみもひどいし、右の脇の下あたりも痛んだり痺れたりで、リンパ取ってないけど少し不安。
首や肩も痛い。
ずっと寝てたからというのもあるけど、手術の際にお腹にガスを入れて膨らませており、そのガスが体内に発散されていく際におこる現象らしい。(向かいのベッドの人も同じことを言ってた)
15:00に最後の点滴終了。
採血の結果、貧血とのことで1週間分の鉄剤を処方された。
夜になっても顔のむくみが取れない。
電話でたくさんお話ししたかったけど、座ってるのも辛くてあまり話せなかった。
でも、声聞けて、顔見れて、よかった。
夜中はうつらうつらしてたけど、朝方はよく眠れた。
朝、最後の診察を受けて、8:45には着替えて手術室へ。
ガスで眠って、気づいたら病棟に戻ってきてた。
反応熱が割と出て38度くらいなのだが、本人的には熱っぽい感じはない。
傷口の痛みは痛み止めでコントロールできてるけど、喉の不快感と、何よりも腰痛がヤバい。
カテーテル、点滴、モニターなどが付いていて、自由に寝返りが打てず、腰痛のせいで寝られないんじゃないかと不安。
明日はもっと楽になるはず。
頑張ろう!
前日にすごく落ち込んでしまい、それを引きずったまま病院へ。
道中の桜が満開で、本当は退院の時の嬉しい気持ちで見るはずだったのになぁ…と寂しい気持ちになった。
悪いものを取ってもらってスッキリ生きやすくなるための入院・手術なのだから、もっとウキウキワクワク行きたかった。
病院に着いてもイライラが止まらず、ホルモンの周期や薬の副作用なんかもあるのかもだけど、自分をどんどん嫌いになる。
けど、病棟について担当看護師さんや先生たちとお話しをしてたら少し気持ちが落ち着いてきた。人の力ってすごい。
昼を過ぎると相変わらず花粉症の頭痛がひどい。アレグラ、効いてたんだな。
夕食前に辛すぎてロキソニンをもらった。
夜、窓越しに会えた。
電話でも、画面越しじゃなく顔を見てお話しできて嬉しかった。