みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

10年10日

2021年03月21日 14時46分00秒 | みう・震災とボランティア
10年と10日が過ぎた。

10年前の一週間後、自分はサイパンに旅行に行ってた。
前々から予約していたものとはいえ、盛大にモヤモヤして、
ブログとかmixiにもそのモヤモヤを豪快に垂れ流してて、
「行ってこい」「息抜きだよ」「日本にいないだけで節電になるから」
等々、背中を押してもらって行ってきた。
今振り返っても、あの時のみんなの言葉と、その背後にある思いは沁みる。

サイパンでは新婚旅行のカップルに遭遇。
二人が今も幸せならいいなって本気で思う。

2013年からは北北東に進路を取るツーリングを開催(ごく個人的に)
半分は定点観測ツーリングって感じ。
ただ、5年やってみて、その意義が自分の中で弥増す感じと、それ故に疲れる感じがあり、
同時に意義を見失う感覚もあって、ちょっとバランスを失い休んでた。
が、再開したいと思った2020年の夏はコロナで自粛。
10年を目前に「また今度」の危うさを突きつけられる1年だった。

そして10年が経った。
この10年、家族が増えた人、減った人、天変地異に見舞われた人、とんでもない幸運が降ってきた人、その全部の人、色々いると思う。
そういう変化って、きっと震災とかに対する考え方・感じ方にも変化を及ぼすんだろうな。
自分自身は特に変化はないけど。

んで、そこから10日経って、テレビはずいぶん静かになって、それを忸怩たる思いで眺める人もいれば、ちょっとほっとしてる人もいると思う。
自分自身は特に変化はないけど。

10年と10日経ったけど、自分は結局なんの答えも結論も見つけられてない。
ただ、10年以上前から思う「世界中の旅人が、世界中どこへでも行けるようなピースフルな世界になってくれ」って思いは変わらない。
なので、日本の中に人為的禁足地があるって事実には未だイライラする。
これも変わらないことだな。

あ、変わったことあった!
「忘れない」ってめっちゃあちこちで聞いてきたけど、ず~っと違和感感じてて、その違和感の正体が分かった気がする。
「いや、忘れね~よ」「てか、忘れらんないよ」って感じ。
10年を経て、やっと堂々と確信持って言える。

結論とか論旨なく書き始めるとダメだね。
もっといい事っぽいこと書きたかったな。
とりま振り返りの写真でも載せとこう。
特別な毎日のために