みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

杉田水脈議員の寄稿文を読んでみた。

2018年07月27日 00時08分42秒 | みう・つれづれ

こんばんにゃ。
杉田水脈議員の寄稿文を読んでみました。
「LGBTは子供を生まないので生産性がなく、
そんな彼らに税金を投入するのはいかがなものか?」
的なやつです。

ネットニュース等の記事のタイトルや、ものすごく要約されてるであろう概要を読んで、目の前が真っ暗になっていましたが、どんな編集やバイアスがかかっているかも分からないので、全文に目を通してみました。


全文を読む前に、一番最初に思い出したのは「相模原障害者施設殺傷事件」です。
そして一番最初に感じたのは、その事件を知ったときと同じことでした。

人間の価値を勝手に測るな。
人間の価値を勝手に決めるな。

杉田議員も植松も、自分の物差しだけで人間の価値を決めつけているところが、
とても良く似ていると思いました。

そしてすぐに念じました。
どうか誰も「LGBTの人にも生産性はあります」的な反論だけはしてくれるな、と。

彼らの生産性を証明しようとすることは、
根本的には杉田議員と同じ思想の持ち主であると言えるからです。
即ち「人間の価値は、その生産性によって計れる」
という考え方です。

これは企業やチームなど、特定の目的のために集まった人たちの中では、
当てはまることかもしれません。
しかしそれは「社員として」「選手として」などの価値であり、
間違っても「人間として」の価値などではないはずです。

国民を「生産者として」しか見られないとか、
国家への(おそらくは金銭的)貢献度により国民の価値を測るとか、
国会議員として最悪だと思います。

また、全文を読んで感じたのは、
ものすごく全体主義的な考えの持ち主であるということです。

「普通」「みんな」「世の中」を乱してはならない。
それを乱すのは、ワガママであり罪悪である。
そんな風に考えているように読めました。
(なお、この「みんな」というのは、かなり限定的な人々のようです)

「みんなはひとりのために」が無いままに、
「ひとりはみんなのために」だけを求めてくる社会は、
自分が「みんな」から弾き出された瞬間の生き難さを想像すると、怖すぎて震える、

パプア・ニューギニアの飛行機関連

2018年07月14日 00時43分57秒 | パプアニューギニア 2018年7月

旅の概要はコチラ

◆◆飛行機・乗継などについて◆◆
日本からパプアニューギニアへは直行便も出ていますが、節約のため、自分はフィリピン航空を利用し、マニラ乗継でダラダラ行きました。

往路の羽田→マニラ乗継(5時間待機)→マニラ発までは順調でしたが、ポートモレスビー上空で1時間くらい着陸待ちがあり、ずーっと旋回してました。




POMの空港。
トライバルな柄が、PNGに来た感を煽る。

ポートモレスピーからラバウル行きの飛行機も接続は悪く、なんと約7時間半待機予定でしたが、1時間遅れで着陸だったので、6時間半ほどに短縮。

観光ビザはポートモレスビーの空港で無料で発行されるとのことでしたが、そこでもいい感じに時間を喰いました。
空港のパソコンの調子が悪いらしく、2回も窓口を移動したり。
質問が多いとかじゃなく、物理的に時間がかかりました。


ビザもらって入国したら、ターンテーブル前にポツンと残された荷物が、寂しそうに待ってました。

POMの空港は日本語たくさんで面白かったです。






同じ飛行機に日本人女子一人旅がおり、一緒にご飯を食べたりおしゃべりしたり、空港敷地内を散策したり、なんやかんや時間をつぶします。

荷物がジャマだったのですが、PNGエア利用の彼女は搭乗5時間前でも荷物を受け取ってもらえましたが、エア・ニウギニの自分はダメでしたorz

通常は7時間近く待機時間があったら町に出たいところですが、悪名高いポートモレスビーの町にいきなり飛び出すのは自粛しました。

どんくらい悪名高いかというと
●ラスカルというかわいい名前の凶悪な強盗集団がいる。
●空港で客待ちをしているタクシーは全部強盗なので乗ってはいけない。
●昼間でも一人歩きはNG。それがたとえ徒歩2分の距離でも。
って感じです。


これ、みんな強盗になっちゃうんでしょうか?


写真好き多数。仕事中でも気にしない(笑)




空港建屋内のサンドイッチはなかなかのお値段。


空港の外にもベンチやテーブルやお店あり。
こちらは割高感なし!

Wi-Fiは飛んでますが、あまりあてにしすぎるとガッカリかも?

国内線の乗り継ぎは直歩きで飛行機に向かいます。






こちらはPNGエア。乗ってません。

国内線については現在3社が運行しているそうです。
PNGエアとエア・ニウギニ(ニューギニア航空)と、あともう一社は不明。
自分はエア・ニウギニでした。
「PNGの航空会社は、飛ばない方と落ちる方がある」と聞いてましたが、どっちがどっちか、その時は知りませんでした。
でも帰国して2ヵ月後にエア・ニウギニが着水事故を起こしたので、自分が利用したのは落ちる方だったみたいです。

なお、飛ばないとか、目的地に着かないというのは珍しくないようです。
旅で出会ったJICAの人たちも、POMからラバウルに向かう飛行機がPOMに戻ってきたそうです。
そして、その後の代替便もかなりいい加減とのこと。
代替便の出発時刻の連絡があり、それに合わせて空港に行っても、更にウン時間待ちとか・・・。

ちなみに自分の帰国便も、POM発が1時間半ほどの遅延。
マニラでの乗継が2時間だったので少し焦りましたが、フィリピンエアでつないでいたので大丈夫でした。
でも、同じ日に別便でPOM発だった人は、乗継地で1泊した人もいました。

フライトプランは余裕を持って計画することをオススメいたします。

ーーーーー

それからラバウルとココポがちょっと分かりにくいと思うので、軽く説明を。

イースト・ニュー・ブリテン島のラバウル空港は、以前はちゃんとラバウルにありました。
しかし、1994年のタブルブル火山の噴火によりラバウルの町は壊滅状態に。
そのためラバウルから25キロほど東にあるトゥクアというエリアに新しい空港を移転しましたが、名前はそのままラバウル空港です。

ラバウル・マスク・フェスティバルも、実際にはラバウルから20キロほど東にあるココポという町に会場があります。
ただし、バイニンのファイヤーダンスはラバウルの方でやってます。たぶん。
詳細はラバウル・マスク・フェスティバルの章をご参照くださいませ。

諸々参考になれば幸いです。

旅の概要はコチラ


パプア・ニューギニアでのココポとラバウルの陸上ツアーの話

2018年07月12日 15時07分48秒 | パプアニューギニア 2018年7月

旅の全体図はコチラ

◆◆陸上ツアーの話◆◆

ラバウルやココポでは戦跡めぐりなどをしたいと考えていたのですが、特に予約などはせずにPNG入りしました。
戦跡めぐりについては、レンタカーなどを利用するか、車をチャーターしないと難しそうです。

道路はごく一部ですが、なかなかの悪路があったり、車上荒らしの心配、女性だけや子供連れだと引ったくりや強盗など、なんやかんや怖いかもなので、ローカルの人と一緒に回る方がよさそうです。


ACOP 開催などで予算が回ってこないらしく、放置された道路(^◇^;)


自分はダイビングをしたショップ「kabaira dive & tours rabaul」で、半日コースをアレンジしてもらいました。
(おそらく高級じゃないホテルでもフロントで相談すれば、なにがしかショップとか紹介してもらえるはずです)
また、当初は戦跡めぐりだけのつもりでしたが、現地で知り合った人に勧められて、急遽タブルブル火山登山にもトライすることに。

早朝のタブルブル登山はとても面白かったです。
低い山ですが足場は少し悪いので、私は半袖短パン&サンダルでトライしましたが、スニーカーが以上の靴がいいと思います。
また、溶岩石は鋭いので、本当は長袖、長ズボン、軍手が有ると安心かもしれません。

朝5時頃には宿に迎えがきて、暗いうちから移動を開始します。



ココポには1軒だけ24時間営業のコンビニがあるので、朝ごはんなどが欲しい場合は、コンビニに寄りたい旨を早めに伝えると吉。

タブルブル火山は別に昼でも登れるのですが、たぶん暑すぎてツライです。
沸騰する波打ち際や、湯気の噴出す火口などは迫力満点。
湧いてる温泉でイカを茹でてその場で食べたりするのも面白かったです。










その後、いくつかの戦争関連の施設を回りました。
回りたい施設は、ショップが用意したリストの中からこちらが選ぶスタイルなので、時間や体力に合わせてアレンジできて良かったです。
















タモ(壕)は、場所によってはかなり足場の悪いものもあり、砂埃もすごかったので、歩きやすい靴やウェットティッシュなどがあるといいかも知れません。














支払いはカードの予定でしたが、マシンの調子が悪く、急遽ATMでキャッシングしました。
その手数料が1回20キナ(800円)な上に、引き落としできる額に上限があったので(1回1000キナまで?)、自分はダイビングの支払もあったので、2回に分けて引き出す事になりました。最初から全額現金払いのつもりで、空港で両替しておけばよかったと後悔しました。


窓口になってくれたドリンさんは、とてもパワフルでフレンドリーで頭のいい女性でした。
(転職したっぽい)

ダイブマスター&陸上ツアーのドライバーをしてくれたロイさんは、細かいことにも気づいて配慮をしてくれる優しい男性でした。

その他、エスコートの皆さんも、親切でフレンドリーな方たちで、とても楽しく過ごせました。

てか、仕事なのか遊びなのかよく分からない人が沢山ついてくるのがPNGスタイルっぽいです。
今回の戦跡めぐりでは、自分ひとりに対してドライバー1人とエスコート2人。
んで、エスコートさんたちは完全に楽しんじゃってるw
「俺のケータイは画質がイマイチだから、君ので写真撮って、あとでシェアしてよ」って頼まれたりw


また、アイランドホッピングではショップの人の家族がついてきたなんて話も聞きました。
さすがPNG。
そのあたりを、カリカリせずに仲間が増えた~って感じで楽しめると良いと思われます。

午後は再びマスクフェス!













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パプア・ニューギニアのお金の話

2018年07月11日 22時34分00秒 | パプアニューギニア 2018年7月

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◆◆お金の話◆◆
 


普段の旅行は現金派の自分ですが、今回は大きい額はクレカで払おうと思っており、各ショップなどもクレカOKと聞いていたのだけれど、現地ツアーの会社も、POMの宿も、結局クレカは使えずキャッシングをするハメになりました。
で、その手数料が結構する。たしか1回20キナ?
(1キナ≒40円)

しかも1回で引き出せる額に限度があるため、現地ツアー代もPOM宿代も2回に分けて引き出すことに。
(1キナ≒40円!)

現金払いになるって分かってたら、最初に空港でまとめて両替したのに・・・。
(1キナ≒40円!!)
 
ローカル向けのものと旅行者向けのもので、ガッツリ違うものもちょいちょい。
宿代しかり、マスクフェスティバルのチケット代しかり。
 
以下、覚えてる範囲での各費用。
当時1キナ≒40.7円
 
●ココポのローカルバス=0.8~1.2キナ(約40円)(距離による)
 ※0.8キナで1キナ出してもお釣りは期待できません
●ビーサン=4.5~7キナ(200~300円)
●ポートモレスビーの空港の建物外(敷地内)でのランチ
 パン1.5個とジュース=9.60キナ(約400円)
 ※建屋内だと倍額くらいになります。
●ホテルで買ったビール=8~10キナ/本(約400円)
 ※スーパーやコンビニでは、バラ売りは見かけなかった。
半ダースとかで売ってるので買わなかったけど、お店の方が断然安い。


1番ポピュラーなサウスパシフィック。


ストロングボウ。フレーバービール。
種類もたくさん。

●スーパーのパン(大きめ丸パン)=1.4キナ(約60円)
●小袋のスナック菓子=0.8キナ(約35円)

●カイバー(ローカル食堂)でのランチ≒10キナ(約400円)

この時はフライドポテト、ローストチキン、コーラ。
じつはタロイモのスライスのフライがめっちゃ美味しい。

●ダイビング(2ボートフルレンタル×2日)=1100キナ?(44770円)
●火山登山と戦跡めぐりの半日ツアー=475.2キナ(20000円弱)
●キャッシングの手数料=20キナ(800円!?)もう考えたくないorz
●マスクフェスティバルのチケット=150キナ(約6000円/詳細はラバウル・マスク・フェスティバルの章をご参照くださいませ)
●お祭りのホットドッグ=2~3キナ(100円くらい)
●お祭りの水やジュース=2~3キナ(100円くらい)
 
諸々参考になれば幸いです。
 
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ナショナル・マスク・フェスティバル in ココポ(ラバウル)

2018年07月10日 17時41分23秒 | パプアニューギニア 2018年7月

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◆◆ラバウルのナショナル・マスク・フェスティバルについて◆◆

2018年のラバウルのナショナル・マスク・フェスティバルについてです。
発展著しい感じなので、色んなことがドンドン変わっていくと思われますので、あくまでも参考程度に。

●チケットについて
チケットは150キナ(6000円)でした。
当日に現地で購入。なお現金のみです。(受付が掘っ立て小屋なので)
会場まで行って、その辺の人に「チケット買いたい」って言えば大丈夫です。
お祭りは、この年は5日間の日程で開催され、上記チケットはその通し券になります。
1日券、2日券などはありませんでした。





チケット代を払うと、首からさげるチケットと5日間の日程表をもらいました。
が、全然日程表どおりに進みません。

通し券なので2日目以降もチケットを忘れずに持参してください。って言いたいところですが、忘れたらどうなるのか不明です。
とにかく、そのチケットさえあれば何度でも出入りは可能。
ちなみに上記はビジター価格。
ローカルは大人2キナ、子供と学生は1キナです。




●会場について



赤い☆が泊まってたホテル Queen Emma Lodge
赤い○のあたりで、自分は海から来るトーライを見た。
赤い●がフェスティバルの本会場。


○ビーチでトーライ○
トーライは夜明け前から海(船)でドンドコやっていて、日の出を待って上陸してきます。



暗闇なので、一人行動は避けましょう。混雑もスゴイので、スリやひったくりにも要注意かもです。
ホテルとかでツアー出してたりするとこも多いと思うので、なるべくローカルと行動するのが吉。



トーライの上陸は数箇所でやってたみたいなので、黄色い帯の辺りに行けば大体見られるはず。(ちなみに、地図上の黄色がおおよそ1km)

なお、前日に浜をウロウロすると、椰子の葉みたいなもので作られたちょっとした建物があるはず。
これはシークレットプレイスと呼ばれるもので、フェスの出演者が着替えたりする場所です。
なので、その近辺だと間近に見られる確率が高いかも。

ちなみにビーチでのトーライお出迎えはチケット不要です。



ビーチはローカルとビジターが半々くらいで大混雑。
ローカルの子と仲良くなったりすると、見やすい場所に案内してくれたりもします。
チップとかも求められませんでした。ただの善意と観光客への好奇心かと思われます。でも、誰かがあげちゃうと、今後は求めてくるようになってしまうかも?
一緒に来た人とはぐれないように気をつけつつ楽しんでください。




ビーチの砂は粗いのでサンダルと足の間に入ると割りと痛いです。
スニーカーの方がオススメ。海に入るつもりであればマリンシューズとかがいいかも?




最前列で上陸を見ていると、お祭りの中でバラ撒かれる石灰の粉をひっかぶることがあります。
カメラとか気をつけてください。


(これは陸上の)



●本会場●



赤い☆が泊まってたホテル Queen Emma Lodge
赤い○のあたりで、自分は海から来るトーライを見た。
赤い●がフェスティバルの本会場。

ビーチから本会場まで、自分は車で移動しましたが、歩けない距離でもないです。
あと、8番バスでも行けます。1キナ未満。
「フェスティバル!」って言っておけば、会場の近くで降ろしてくれるはず。

本会場はココポ・ラバウルロードから30mほど海側に入ったところです。
道路沿いのPumaというガソリンスタンドの向かいに未舗装路があるので、そこを進んでください。すぐにそれっぽい広場が見えるはずです。
(実は戦争博物館の真裏になります)

ちなみに、このPumaと同じ敷地に2018年時点で唯一の24時間コンビニがあります。
そして、そのコンビニが入っている建物の2階に、今回いろいろとお世話になったkabaira dive & tours rabaulがあります。(外階段から行けます)

閑話休題

会場内には出店があるので軽食、おやつ、水、ジュースなどは現地調達可能。
バナナの葉で包んでココナッツミルクで色々蒸し焼きにするローカルフードを売ってるところもありました。
会場外と比べても割高感もあんまり無いです。
アルコールは売ってません。ビールを持ち込んでる白人がいましたが、特に文句は言われず。
結構キレイな水洗トイレもありました。
日陰は少ないです。少ない日陰の奪い合いです。雨傘さしてる人も沢山いました。
でも、会場自体は混んでるっていう印象は無いです。

写真を撮るなら、踊ってるときもいいのですが、出捌けの時が狙い目です。
厳格な部族だとあんまりサービスしてくれませんが、フランクな部族だとなんでもアリですw
出捌けは基本上手側(行けばわかる)なので、そっち側で待機してるのもアリかも。





踊りのスペースはさすがに立ち入り禁止。
シークレットプレイス(着替えエリア)もあんまり近づいちゃいけないってことになってる。

あんまりローアングルで撮ろうとすると怒られる。(スカート風の衣装が多いので)



部族やリーダーによっても厳格さが違うので、同じことをしててもウェルカム!ってこともあれば、バカヤロー!って怒られることもあるので、空気読みつつ。
全体的に、フェス後半になるほどノリがゆる~くなる感じでした。








部族の踊りだけじゃなく、イニシエーションをやる日もありました。
と言っても、刺青彫るとかいう過激なものではなく、ゴザを敷いたところに子供とか青年が座ったりうつ伏せになったりしてて、みんなから少しずつシェルマネーをもらったりとか、和やかな感じのものです。








2018年は、ちょっと風邪の強い日に、仮設の鉄骨ゲートが崩れるというハプニングがありました。
不用意に危険物には近づかないほうが良さそう。

フェスの開始時間は大体遅れます。
ビーチから大急ぎで移動する必要はありません。
(素で歩いてるトーライやドゥクドゥクを見られるのは少し面白いですが)





2日目以降も、プログラムに8:30開始って書いてあったら9:00過ぎに行けば十分です。
(なんなら10時前でもいいかも・・・)

場所取りの心配とかも無いと思います。
基本広場だし、日陰の椅子の人も動いたりするので。
むしろ傘と敷物でも持っていくほうがいいかも?(そーゆーローカルはチラホラいました)

自分は荷物最小限で行って、写真のベスポジに合わせて動き回って、疲れたら空いてる日陰の椅子に座ったりしてました。

ただ、日差しは舐めてかかると大変なことになります。
肌が赤く焼けるタイプの人は、本気で日焼け対策しないと大火傷だと思います。
汗っかきの人は、日焼け止めよりもラッシュガードなどの方がいいかもしれません。

初日の後半にはお偉方が続々と現れ、各自が長すぎる挨拶を披露。
長い割に、みんなカルチャーとかダイバシティとか似たような事を喋ってます。




2018年は海の日に絡む日程だったので、日本人もチラホラ。
ツアーが2組。個人旅行らしき人が3~4人いました。


★夜の部について★

初日の夜はバイニンという部族のファイヤーダンスがあります。
これはココポの本会場ではなく、ラバウルの山奥の村?で行われます。
正直詳しい場所は不明です。

どうやって行けばいいのか悩んでいたのですが、初日の本会場でのフェスが終わり、そのままそこで待っていると、薄暗くなる頃に何台ものワゴン車がやってきます。
で、会場にいるビジターの観覧客を乗せて、ラバウルの山奥に連れて行ってくれます。
距離は40キロくらいとのことでした。1時間は乗ってないです。
ワゴン車にはドライバーさんとガイドさんが乗っていて、ファイヤーダンスの会場についたら、彼らが案内してくれます。









ファイヤーダンスの後は、同じワゴン車が宿まで送ってくれます。
ここでは特に金銭のやり取りは発生しません。
チケット代に含まれているものと思われます。
(チケット裏の説明書を読めば何か書いてあるかもしれません)

なので、同じのワゴンの人たちとガイドさんの顔をしっかり覚えて、自分も覚えてもらって、暗闇ではぐれないようにだけ注意をすれば、ファイヤーダンスから帰宿まで無問題です!

チケットめっちゃ高いな~と思いましたが、この送迎込みのお値段となると、そこそこ妥当な金額って気がしてきます。


帰国の都合で自分は見られませんでしたが、最終日にはマッドメンも現れたそう。
ただし、出張用のマッドメンのせいか、写真を見ると、もののけ姫の「コダマ」のようなシンプルなお面でした。

色んなグダグダ感など含めてPNGらしさ満載のお祭りでした。


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パプア・ニューギニア(ココポ)でのダイビング

2018年07月09日 11時23分03秒 | パプアニューギニア 2018年7月

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◆◆ダイビングの話◆◆

ダイビングショップは「kabaira dive & tours rabaul」を利用しました。

予約や問い合わせの連絡は、FBのメッセージでやり取りをしました。
サービスは良かったです。
というか人柄かも?

PNGは時間にルーズと聞いていましたが、お迎えも時間通り。
(宿の食事が遅くて焦る)

日除け付き、トイレ無しの小型船で宿の裏のビーチまで迎えに来てくれて、ショップなどには寄らず、直接ポイントに向かいます。

また、ウェットスーツはなく、水着やラッシュガードの上から直接BCを着用するスタイルなので、フルレンタルの場合は、そのつもりで準備していくといいと思います。

レンタル機材はトラブルもなく、ゲージはダイコン付きでした。
リクエストした零戦にも連れて行ってもらえました。
飲み水も用意してありました。
自分は休憩で寄ったスモール・ピジン・アイランドでシュノーケルも楽しめました。

ログブックやCカードの確認はなく、特にログ付けの時間もなかったので、サインなどはこちらから申し出る必要があります。
リクエストなどはメールで伝えていても、当日も改めてお願いしておくと吉です。
ブリーフィングはもちろん英語のみ。

初日のゲストは自分のみ。2日目もゲスト2人で、とてもゆったりと楽しめました。

海の中は基本的には透明度もよく、珊瑚も元気で、とっても楽しかったです。
沈船もゼロ戦も貸切で楽しむことが出来ました。
















自分の行ったゼロ戦は撃墜されたものではなく、投棄されたものっぽいです。
翼も尾翼もキレイに残っていて、原型がきっちり保たれています。












ポイントの移動中には野生のイルカの群れに遭遇したり、海の中ではゲストのタンクにコバンザメがくっついたり、楽しいハプニングもありました。








海は塩分が濃くて、人によっては通常より疲れが出やすいそうです。

ピジョン・アイランドでのシュノーケルとプチ探検もとても楽しかったです。
海はめっちゃくちゃキレイで、珊瑚がワッサワサ。









島はコンパクトで、15分ほどで一周できます。
そこで小鳥を丸焼きにしてるおじさんと遭遇したりも。






「ほら、美味そうだろ?」

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パプア・ニューギニア(ココポ)の宿について

2018年07月08日 21時47分53秒 | パプアニューギニア 2018年7月

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◆◆宿について◆◆
2018年7月のパプア・ニューギニア旅行は、ラバウルの近くのココポという街に6泊しました。


パプア・ニューギニアの宿は高い!
「暑い国=物価が安い」というイメージを覆す宿泊施設の高値には驚きました。

そもそも安宿やドミという発想がないのか、競争がないのか、ネットで事前予約できるようなホテルは、どこも1泊○万円という世界。
ただし、それらの宿の口コミはすばらしいので、お値段どおりの高級リゾート体験が待っているらしい。つまり、ボッタクリではない。
でも、自分はそういうのは求めてない。かといってドミもない。
最近の旅は1泊1000円を目安にしてたのでかなり戸惑う。
旅人ブログ等で見かけた宿もメルアドが無かったりで、事前予約が出来ず。
でも、現地で突撃とか不安だよ~。

結局、予約していたダイビングショップに「安くて、安全で、Free Wi-fiの宿、知らない?」と相談し、紹介してもらったところを予約。
その名もQueen Emma Lodge

自分は最安値の「バックパッカー」という2泊3日の朝夕食付きプランに、素泊まり4泊を追加して、合計1100キナとのこと。
そこから宿で提供されている食事の金額を差し引き、6で割ると、1泊およそ6000円(150キナ)であることが判明。

3畳一間にドーンとセミダブルくらいのベッドが置かれた部屋を割り当てられる。


なぜか壁は黄緑色。


湯沸しポットに蟻が湧き、そのポットの上にテレビのチューナーらしきものが載せられていて、ポットは使えない。それなのにテレビは映らない。

シャワーブースのスライドドアは壊れたまま放置され、蛇口はHとCがあるけど当然水しか出てこない。

むしろエアコンが普通に稼動している事に驚く。

設備のイマイチさは気にならないというか想定の範囲内。
でも、6000円でコレかと思うと切なさがこみ上げるorz

宿の人は親切でフレンドリーでいい加減w
向こうから「食事は何時に何を食べたい?」と聞いてきたので「○時に××を」と頼んでも、その通りの時間に出てきたことはない。
それどころか
「今朝はパンがなくなった」(パン泥棒?)
「ホントに夕食、頼んでた?」(肉の焼き加減まで聞いてきたくせに)
などなどのハプニング(?)テンコ盛り。

基本的にお願いした時間から20~30分遅れで出てくる。
(最長で予約時間から45分遅れ)
ダイビングショップのお迎えはキチンと時間通りだから、朝食は特にあせる。
宿の人にその旨文句を言うと「でもPNGだからさ」とのこと。
自分たちで言っちゃったらおしまいだよ・・・。


朝のコーヒー。めっちゃ薄い。
パプアのコーヒーって楽しみにしてたけど、後日ネスカフェであることが判明。
そして、それなのに薄い・・・。


肉。味は普通。芋はうまい。


最高傑作的目玉焼き。
フライドエッグは黄身潰れは珍しくないけど、なかなかの迫力。
そしてパンが行方不明orz


この日の朝食はきれい(笑)


ちなみに食事エリアは中庭なのだけど、ちゃんと明かりの点く席が人数分ないので、一人ぼっちので庭の隅っこの暗闇に案内されたりも。

団体さんはいつも明るい席だし、料理も時間通りに出てきてるみたいなので、利用するならグループ利用がオススメかも。


ランドリーサービスがあるとのことで、
「シャツは○キナ、靴下は○キナ、タオルは…宿で毎日新しいのを出すから関係ないわね」と説明されたけど、2日も部屋のタオル交換されずに放置。
1日交換がないときは「タオルかけにかけといたのが悪かったか?」と思い、丸めて床置きしといたけど、それもそのまま。
それどころか部屋の掃除もされてない。ようするに放置されてたわけで、その旨報告すると「スタッフも毎日変わるから」とのこと。それは理由になっているのか?

そしてFree Wi-fi込みで支払を終えているのだけど、Wi-fiはどこへやら。
こんなものかと諦めていたけど、宿を紹介してくれた現地人がめっちゃ怒っていたので、それではじめて「怒っていいんだ・・・」と気づく。
しかし、受付では埒があかず、ボスと話したいといっても現れず、キャッシュバックの要求をしてみるも「OK」といった翌日に「やっぱダメみたい」と手のひら返し。まともな謝罪もなく、ひたすらモヤモヤしつつ3日間戦い続けたが得たものは何もない。

そして思う。別にWi-fiはどうでもよかったのだ。ぶっちゃけ「使えたらラッキー」くらいに思ってたのだ。現地の人が怒ったりしなければ「こんなもんか」と納得してたのだ。
怒ってくれたときは「ありがとう」って思ったけど、それがない方が気持ちは楽だったかも・・・。

さまざまな雑対応とバイオリズムのゆらぎにより、宿から空港までの送迎バスの中で涙がポロポロこぼれてきた。情けないし、悔しい。こんな旅の終わりは嫌だ。そしてドライバーに「なんか歌って」と無茶振り。
「英語の歌?パプアの歌?」「もちろんパプアの歌」
歌ってもらって元気が出てきた。笑顔も出てきた。慰めてくれてありがとう。

空港に着いた。ドライバーが言った。
「財布忘れてきた。タバコ買いたいから2キナくれよ」
この野郎・・・。
いや、これがパプアなのか?
あんたの勤めてる宿で、散々嫌な思いをして、泣きながら空港に向かう客にたかるのがパプアなのか?大した額じゃないけれど、なんかヤダ。
「ないよ」「細かいの持ってない」って言ってみたけど食い下がってくる。しつこい。もしかして、もう我々はワントゥクってことなのか?
いや違う。きっと違う。絶対に違う。
馬鹿なフリして、空港職員に「ねえ2キナある?この人がタバコ欲しいらしいんだけど・・・」と言いかけたら慌てて止められた。

しかし、この宿にもよい所は沢山ある。
マスクフェスの送迎は定時便があるけど、ドライバーが暇なら何時でも車だしてくれるし、カップラーメンで一人ごはんするべくお湯をもらいに行く途中「一人で夕食なんて寂しいじゃん。一緒に食べようよ」と、ヒマそうな子が自宅に招いてくれたり、「明日の午後なら車出して観光に連れてってあげるよ」とか、本当にヒマさえあればとても親切。




宿のスタッフの子供と、今日お休みのスタッフさん。
カップ麺だけの自分に、おかず分けてくれた。
翌日はがっつりお呼ばれして、ご自宅で夕食をいただきました(^o^)


あと、クレジットカードがちゃんと使えた!コレ大事!
(使えるって言ってたのに使えないってとこ、結構あります)

門は昼間でも開けっ放しということはなく、常に門番さんがいます。深夜早朝もちゃんと待機してました。

マーケット、マスクフェスティバル、ミュージアム等へは徒歩圏内って言える人と言えない人が分かれそうですが、目の前が大通りで、バス(ワゴン車)にも乗りやすいです。

宿の裏手は海に直結で、タブルブル火山が見えます。


これはホテル裏から少し歩いたあたり。

海側にもキチンとフェンスがあり、門にも鍵がかかってます。(日中は開いてたり、声をかけて開けてもらったり)


要するに、費用対効果を求めず、心と時間に余裕を持って泊まる分には、安全でフレンドリーでそこそこ便利な宿だと思います。

諸々参考になれば幸いです。

旅の概要はコチラ


パプア・ニューギニア旅行 全体図

2018年07月07日 15時05分21秒 | パプアニューギニア 2018年7月



なぜパプア・ニューギニアだったのか、
どうして「行こう!」と決めたのか、
もう思い出せない。

ダイビングの雑誌でキレイな海を見たから!
ナショナル・マスク・フェスティバルというヘンテコなお祭りの存在を知ったから!
『地球最後の秘境』というキャッチコピーに惹かれたから!

どれも本当の気持ちだけど、きっかけに過ぎない。決め手が思い出せないorz
でも、気づいたら航空券とってた。

航空券をとってから色々と調べていくと、やたらと「治安が悪い」という記事に遭遇。
「パプア」というかわいらしい響きと、それまで見ていたキラキラの海の写真から、勝手に楽園をイメージしてたのに、まさかのギャップにちょっとビビる。


そして「暑い国=物価が安い」というイメージを覆す宿と観光関連諸々の高値がハンパないorz
そもそも安宿やドミという発想がないのか、競争がないのか、ネットで事前予約できるようなホテルは、どこも1泊○万円という世界。
口コミはすばらしく、お値段どおりの高級リゾート体験が待っているらしい。
つまり、ボッタクリではない。
でも、自分はそういうのは求めてない。かといってドミもない。宿選びはちょっと苦労しました。

その他のアクティビティも割りといいお値段。
それでも、一生に何度も行ける場所ではないと思うので、ダイビング、陸上ツアー、そしてお祭りに参加してきたので、その記録を覚えてる範囲でまとめます。


スタイル:一人旅、自由旅行。
スペック:英語は中1の1学期、体力は中の下、財力は乏しい。
事前準備:ピジン語をちょっと勉強。

◆◆日程◆◆
7月7日(土) 15:05羽田発 → マニラ乗継(5時間待機)
7月8日(日) ポートモレスビー乗継(ビザゲット) → 16:45 ラバウル着
7月9日(月) ダイビング・シュノーケリング
7月10日(火) ダイビング
7月11日(水) マスクフェスティバル
7月12日(木) マスクフェスティバル
7月13日(金) 登山・戦跡めぐり・マスクフェスティバル
7月14日(土) マスクフェ → 12:50 RAB発 → 14:10 POM着 街歩き
7月15日(日) 8:15 ポートモレスビー発→ マニラ乗継 → 20:10 成田着


◆◆旅費◆◆
ほぼ総額¥260,411
内訳
●日本~PNG往復航空券 ¥96,480(フィリピン航空)
●PNG国内航空券(POM~RAB往復) ¥64,104(エアニウギニ)
●ビザ ¥0
●ココポの宿 ¥37,648(1100キナ)/ 6泊+2夕食+3朝食 
●POMの宿 ¥6,736(199キナ)/ 1泊
●ダイビング ¥44,700強 / 2ボート×2日、フルレンタル
●陸上ツアー ¥20,000弱 / 半日/登山・戦跡めぐり)
●マスクフェスティバル ¥6,000(150キナ)
●その他 ¥5,000くらい?(食事、交通費など)
●お土産 ¥2,492(チョコとコーヒーを空港で購入)

◆◆飛行機・乗継などについて◆◆
◆◆宿の話◆◆
◆◆お金の話◆◆
◆◆ダイビングの話◆◆
◆◆陸上ツアーの話◆◆
◆◆ラバウルのナショナル・マスク・フェスティバルについて◆◆

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