みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

プラトーン

2017年10月22日 15時22分29秒 | みう・映画とか本とか音楽とか
こんばんにゃ。
プラトーン、見ました。

感想というか、見ながら思っていたことは
「バカみたい」
の一言に尽きると思います。

私の不勉強さゆえかもですが、アメリカがベトナムに介入する必然性が分からない自分としては、彼らのしている(させられている)ことの必要性も分からず、とにかく無益に思えて、殺して、殺されて、生きていても人間らしさを失って、「バカみたい。やめればいいのに」と。

この感じは、エリアスさんの「この戦争は負ける。俺たちの国は傲慢に成り過ぎた」というセリフに集約されてる気がしました。

最前線のプラトーンの泥沼の戦いと、政治家や軍のトップの汗をかかないやりとりとの対比で、戦争のやるせなさを浮かび上がらせる戦争映画は割とあると思うのです。
でも、説明的なセリフもほとんどなく、前線を(ある意味淡々と)描写するだけで、こういうメッセージ(と私は受け取りました)を描くのはスゴイなと。
理屈じゃないからこそ、すっと入ってきました。
作品賞受賞も、個人的には大いに納得であります。

それにしても、メインビジュアルが主役のチャーリー・シーンではなかったというのは驚きました。

あと、ミーハーな見方をすると、今でも活躍されてる役者さんがたくさん出ててビックリ!
「あっ!あの人が?あの人も?」と、遠い親戚をテレビで見かけたような気持ちになりました(笑)
個人的に一番ビックリしたのはジョニー・デップです😵
信じがたく、後から確認してしまいました。

あと、めっちゃ余談ですが、実はずっと「プラトーン」ってエイリアンものだと思ってたけど、それはプレデターらしいんだにゃあ(^_^;)