旅の全体図はコチラ
バルカン十日目、マケドニア二日目の今日は、早々にオフリド観光へ。
今日はとにかく教会群を歩きまくる!
●聖ヨハネ・カネオ教会
ベラトで会った逆周り中の日本人から「朝早いほうが、人が少なくてキレイ」と言われていたので、7:30頃に出発。
湖畔の白鳥に油を売ったり、地味に道に迷ったりしつつ7:45に到着。
無人だ!
早すぎて中には入れないけど、午後にまた来る予定なので気にしない。
なんたるメルヘン。華美じゃないデザインと色味が、湖の青と草葉の緑に映えて美しい!
ごった返していない静かな様子を見られてとっても嬉しい。
●聖パンテレイモン教会
こちらもまだ早い時間にいったのでガラガラ。
手前の広場は絶賛発掘中。
遺跡とかが好きな人は、もう数年待ってから行くのが吉かも。
中の壁画は、顔や目の削られたものも沢山あって、歴史の闇を感じられます。
(コソボの教会とかと同じですね)
あと、2000デナリ札が新しい存在らしく、200札と勘違いされて危うくお釣り不足になりかけましたw
どうかお気をつけください。
●サミュエル要塞
山の上の要塞跡。城壁には急な階段がついていて登ることが出来ます。
ここからの眺めのよさは割りと有名。
湖側を臨む景色はもちろん、反対側も畑と森の緑の合間に、マケドニアらしい赤茶の屋根が覗いてて結構ステキです。
そして城壁の内側には、なかなか保存状態のよい(というか2017年5月時点で発掘真っ最中?の)遺跡があります。
自分が行ったときはチョイチョイ修復中?な感じで、その作業員さんが色々案内してくれた。
「こっちこっち」って、ロープ越えちゃってるけどいいの?
モロッコのヴォルビリス遺跡を彷彿とさせる展開。
これが貯水槽、これはアレクサンダーのおじいちゃんのナントカカントカ、こっちは人骨など、色々と説明してくれる。
何回も「4000年前の人」「4000年前から」みたいに言ってるように聞こえたんだけど、歴史的にありえないので、本当はForとFourの聞き間違いとかなのかも。。。
過去の旅人さんのブログでは「城壁の内側は何も無い」的な記事もありましたが、案内してもらえたおかげで、とても楽しめました。
徐々に開拓されているようで、これからどんどん(良くも悪くも)観光地化されていくんだろうなってことが感じられました。
道中の景色もステキ。
あまりマジメに撮影しませんでしたが、GWの頃は各家の軒先に花が咲き乱れていて、とてもキレイでした。
「お花の写真を撮ってもいい?」と聞くと、みんな嬉しそうに「どうぞどうぞ」と対応してくれてウキウキする。
停まっている車が、ちょっぴりレトロなのもステキ。
キューバみたいなドーンとしたアメ車じゃなくて、色あせた小ぶりな車がオフリドの可愛い町並みにマッチしてます。
(でも、この狭いカーブと急な坂道だらけの町を車で移動するのは難しそう)
●道端の小さな教会。
教会常駐の人はいなかったけど、ちょうど地元の方が来ていたおかげで写真OKか確認できてラッキーだった。
地元のおばあちゃまは、壁にあるすべての肖像画にキスしてた。
これが毎日なら大変だ・・・
てか教会多数でもう名前も分からない・・・
小学校の校庭に潜入。
休日のため生徒さんはおらず、遊びにきてる子供がちょっとだけ。
13:30頃、朝イチで行った聖ヨハネ・カネオ教会の中を見たくて再訪。
エリアの端っこにある教会まで、急坂をえっちらおっちら。
辿り着くと痛恨のミスに気づく。休憩時間真っ只中!なんのために歩き方持参してるんだろうorz
でも、休憩時間と知らずウッカリ来ちゃった人だけでもこの人出なので、朝イチで無人写真を撮れた僥倖、もとい努力の結果を今一度噛みしめる。
オフリド湖ではぜひボートに乗りたいと思っていたけど、1艘が40ユーロくらい。
一人で乗るには高すぎる。
そして船も広すぎる。
シェアメイト探すとかも段々めんどくさくなってきたのでやめた。
(たぶん20分くらい湖畔でブラブラしてれば、家族連れやグループ旅が来るので、狙えばいけそう。後は相手次第)
そろそろオフリドともお別れの時間。
昨日確認した15:00のバスに乗るべく、町を14:20に出る。(徒歩)
道中、学校があったり、廃墟っぽいのがあったり、観光地のにぎやかさはないけど、普通の様子が見られてよかった。
道も平らで、歩き方の地図でも迷わずバスターミナルに到着。
バスターミナルのトイレは、ターミナル内のカフェで鍵を借りるスタイル。
バスのチケットは、予約してなくても大丈夫だった。
この日の、この便の乗車率は5~6割?
ひとりの自分は、隣に誰か来ることもなく、ゆったり座れた。
そして爆睡。
目が覚めたら、スコピエの近くまで来てた。
途中のバスターミナル
田舎町
高速の出口にイチゴ売り多数
自分は宿の人とマケドニア門で待ち合わせていたので、スコピエのバスターミナルからそこまで歩く。
道は平らだし、歩き方の地図でも迷わない。15分くらいで到着。
バスが20分くらい遅れていたけど、こちとら連絡手段皆無でビビリながら門に到着。
アジア人なんて目立つし、向こうが見つけてくれるだろうと思ってたけど、10分くらい待っても誰も来ないのでいい加減不安になってくる。
ウロウロキョロキョロしていたらタクシーの運転手さんが話しかけてきた。
何言ってるか分からない!客引き?うるさいなぁ!と、疲れもあってこの旅一番のイライラモード。
「タクシーはノーサンキューだよ」と繰り返すが、なかなか引き下がらないおじさん。
そして少し英語分かる若者を呼び止めるおじさん。
若者介入。
どうやら自分を助けようとしてくれていたらしい。
おじさんゴメン・・・。
結局その若者を通訳とし、そのおじさんが宿の人のケータイに電話してくれて、自分は無事に宿の人と合流できた。
「向こうから話しかけてくる人に注意」というのは、目にタコが出来るほどガイドブックで見かける文言だけど、今回はホントにいい人だったし、疲労と混乱で笑顔ゼロの自分は相当感じ悪かったと思うのに、優しくしてくれて感謝であります。(不機嫌というより、怯えてるように見えてたのかも?)
旅の最後の宿はアパート形式。
普通のオンボロアパートの一室に、6ベッドの寝室×2部屋とリビングダイニング、そしてバストイレが1部屋。
昼間にお掃除の人は入るけど、鍵を渡したら管理人さんは自宅に帰るので、基本ゲストだけで過ごすスタイル。帰りは鍵をポストにポイ。
今回は貸切状態でのんびりだったけど、パーリーピーポー集団とかと鉢合わせたら、ちょっと大変そうw
荷物を置いたら、夜景を求めて夜のお散歩。
虫がすごい。
止まってる噴水あり。
写真好き沢山。アングルまねるw
川沿いにレストランが沢山あるので、適当なお店で適当に最後の晩餐。
オフリドでは魚を食べそこねていたので、最後の晩餐はお魚もいいかな~と思ってた。
チキンと、それよりちょい高いお魚料理、どっちがオススメか聞いて、背中を押してもらおうと思ったけど、店員さんが「私はチキンの方がオススメよ」とのこと。
結局チキン食べた。正直ものっぽくて、なんかいいw
スコピエの夜は、建物や像のライトアップでとても美しいって聞いてたけど、「写真で上手に切り取ったらとても美しい」ってのが正しいかなと思う。
美しい夜の街にウットリしながらお散歩っていうには、街頭にめっちゃ虫集まってて気持ち悪かったり、外国っていう緊張感と、街角に潜むちょっとした殺伐感で、心から寛いでお散歩ってわけにはいかないかも。
キレイすぎて平和すぎる日本に慣れすぎてるのかな。
おやすみなさい
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バルカン十日目、マケドニア二日目の今日は、早々にオフリド観光へ。
今日はとにかく教会群を歩きまくる!
●聖ヨハネ・カネオ教会
ベラトで会った逆周り中の日本人から「朝早いほうが、人が少なくてキレイ」と言われていたので、7:30頃に出発。
湖畔の白鳥に油を売ったり、地味に道に迷ったりしつつ7:45に到着。
無人だ!
早すぎて中には入れないけど、午後にまた来る予定なので気にしない。
なんたるメルヘン。華美じゃないデザインと色味が、湖の青と草葉の緑に映えて美しい!
ごった返していない静かな様子を見られてとっても嬉しい。
●聖パンテレイモン教会
こちらもまだ早い時間にいったのでガラガラ。
手前の広場は絶賛発掘中。
遺跡とかが好きな人は、もう数年待ってから行くのが吉かも。
中の壁画は、顔や目の削られたものも沢山あって、歴史の闇を感じられます。
(コソボの教会とかと同じですね)
あと、2000デナリ札が新しい存在らしく、200札と勘違いされて危うくお釣り不足になりかけましたw
どうかお気をつけください。
●サミュエル要塞
山の上の要塞跡。城壁には急な階段がついていて登ることが出来ます。
ここからの眺めのよさは割りと有名。
湖側を臨む景色はもちろん、反対側も畑と森の緑の合間に、マケドニアらしい赤茶の屋根が覗いてて結構ステキです。
そして城壁の内側には、なかなか保存状態のよい(というか2017年5月時点で発掘真っ最中?の)遺跡があります。
自分が行ったときはチョイチョイ修復中?な感じで、その作業員さんが色々案内してくれた。
「こっちこっち」って、ロープ越えちゃってるけどいいの?
モロッコのヴォルビリス遺跡を彷彿とさせる展開。
これが貯水槽、これはアレクサンダーのおじいちゃんのナントカカントカ、こっちは人骨など、色々と説明してくれる。
何回も「4000年前の人」「4000年前から」みたいに言ってるように聞こえたんだけど、歴史的にありえないので、本当はForとFourの聞き間違いとかなのかも。。。
過去の旅人さんのブログでは「城壁の内側は何も無い」的な記事もありましたが、案内してもらえたおかげで、とても楽しめました。
徐々に開拓されているようで、これからどんどん(良くも悪くも)観光地化されていくんだろうなってことが感じられました。
道中の景色もステキ。
あまりマジメに撮影しませんでしたが、GWの頃は各家の軒先に花が咲き乱れていて、とてもキレイでした。
「お花の写真を撮ってもいい?」と聞くと、みんな嬉しそうに「どうぞどうぞ」と対応してくれてウキウキする。
停まっている車が、ちょっぴりレトロなのもステキ。
キューバみたいなドーンとしたアメ車じゃなくて、色あせた小ぶりな車がオフリドの可愛い町並みにマッチしてます。
(でも、この狭いカーブと急な坂道だらけの町を車で移動するのは難しそう)
●道端の小さな教会。
教会常駐の人はいなかったけど、ちょうど地元の方が来ていたおかげで写真OKか確認できてラッキーだった。
地元のおばあちゃまは、壁にあるすべての肖像画にキスしてた。
これが毎日なら大変だ・・・
てか教会多数でもう名前も分からない・・・
小学校の校庭に潜入。
休日のため生徒さんはおらず、遊びにきてる子供がちょっとだけ。
13:30頃、朝イチで行った聖ヨハネ・カネオ教会の中を見たくて再訪。
エリアの端っこにある教会まで、急坂をえっちらおっちら。
辿り着くと痛恨のミスに気づく。休憩時間真っ只中!なんのために歩き方持参してるんだろうorz
でも、休憩時間と知らずウッカリ来ちゃった人だけでもこの人出なので、朝イチで無人写真を撮れた僥倖、もとい努力の結果を今一度噛みしめる。
オフリド湖ではぜひボートに乗りたいと思っていたけど、1艘が40ユーロくらい。
一人で乗るには高すぎる。
そして船も広すぎる。
シェアメイト探すとかも段々めんどくさくなってきたのでやめた。
(たぶん20分くらい湖畔でブラブラしてれば、家族連れやグループ旅が来るので、狙えばいけそう。後は相手次第)
そろそろオフリドともお別れの時間。
昨日確認した15:00のバスに乗るべく、町を14:20に出る。(徒歩)
道中、学校があったり、廃墟っぽいのがあったり、観光地のにぎやかさはないけど、普通の様子が見られてよかった。
道も平らで、歩き方の地図でも迷わずバスターミナルに到着。
バスターミナルのトイレは、ターミナル内のカフェで鍵を借りるスタイル。
バスのチケットは、予約してなくても大丈夫だった。
この日の、この便の乗車率は5~6割?
ひとりの自分は、隣に誰か来ることもなく、ゆったり座れた。
そして爆睡。
目が覚めたら、スコピエの近くまで来てた。
途中のバスターミナル
田舎町
高速の出口にイチゴ売り多数
自分は宿の人とマケドニア門で待ち合わせていたので、スコピエのバスターミナルからそこまで歩く。
道は平らだし、歩き方の地図でも迷わない。15分くらいで到着。
バスが20分くらい遅れていたけど、こちとら連絡手段皆無でビビリながら門に到着。
アジア人なんて目立つし、向こうが見つけてくれるだろうと思ってたけど、10分くらい待っても誰も来ないのでいい加減不安になってくる。
ウロウロキョロキョロしていたらタクシーの運転手さんが話しかけてきた。
何言ってるか分からない!客引き?うるさいなぁ!と、疲れもあってこの旅一番のイライラモード。
「タクシーはノーサンキューだよ」と繰り返すが、なかなか引き下がらないおじさん。
そして少し英語分かる若者を呼び止めるおじさん。
若者介入。
どうやら自分を助けようとしてくれていたらしい。
おじさんゴメン・・・。
結局その若者を通訳とし、そのおじさんが宿の人のケータイに電話してくれて、自分は無事に宿の人と合流できた。
「向こうから話しかけてくる人に注意」というのは、目にタコが出来るほどガイドブックで見かける文言だけど、今回はホントにいい人だったし、疲労と混乱で笑顔ゼロの自分は相当感じ悪かったと思うのに、優しくしてくれて感謝であります。(不機嫌というより、怯えてるように見えてたのかも?)
旅の最後の宿はアパート形式。
普通のオンボロアパートの一室に、6ベッドの寝室×2部屋とリビングダイニング、そしてバストイレが1部屋。
昼間にお掃除の人は入るけど、鍵を渡したら管理人さんは自宅に帰るので、基本ゲストだけで過ごすスタイル。帰りは鍵をポストにポイ。
今回は貸切状態でのんびりだったけど、パーリーピーポー集団とかと鉢合わせたら、ちょっと大変そうw
荷物を置いたら、夜景を求めて夜のお散歩。
虫がすごい。
止まってる噴水あり。
写真好き沢山。アングルまねるw
川沿いにレストランが沢山あるので、適当なお店で適当に最後の晩餐。
オフリドでは魚を食べそこねていたので、最後の晩餐はお魚もいいかな~と思ってた。
チキンと、それよりちょい高いお魚料理、どっちがオススメか聞いて、背中を押してもらおうと思ったけど、店員さんが「私はチキンの方がオススメよ」とのこと。
結局チキン食べた。正直ものっぽくて、なんかいいw
スコピエの夜は、建物や像のライトアップでとても美しいって聞いてたけど、「写真で上手に切り取ったらとても美しい」ってのが正しいかなと思う。
美しい夜の街にウットリしながらお散歩っていうには、街頭にめっちゃ虫集まってて気持ち悪かったり、外国っていう緊張感と、街角に潜むちょっとした殺伐感で、心から寛いでお散歩ってわけにはいかないかも。
キレイすぎて平和すぎる日本に慣れすぎてるのかな。
おやすみなさい
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