こんばんにゃ
今日は丸々1日マラケシュ観光。
GWのモロッコは、日の出6:40頃、日の入20:00頃なので、
街全体が日本よりなんとなく後ろ倒しな感じで活動。宿の朝食も8:30〜だった。
このクレープみたいなやつ、よく出てきた。
ムチムチした食感で、甘いジャムにも、しょっぱいチーズにも合う。
9:00、活動開始。
宿の目の前のエル・バディ宮殿(パレス・エル・バディ)へ。10DH≒120円。
日本の一般的な観光スポットみたいに「近くに行けば分かるだろう」と思ってたら、
モロッコの建物は、基本的に外は高い壁で殺風景で、目的地の目の前や真横にいるのに
「この辺だよな〜」とウロウロして、その辺の人に聞いて「え?ここがそうなの?」
って事もあったり。
これが入り口
中は広い。
2016年GW時点では工事中だったので、お庭としての風情は今ひとつ。
廃墟感を楽しみにしてたけど、そんなに建物の中とかそんなに入れず。
テラスに上がると街が一望できて、アトラス山脈も見える。
あと、コウノトリの巣がめっちゃ沢山あるので、鳥の撮影とかしたい人にはいいかも。
併設されていた美術館には寄らずに外へ。
モロッカンピンクの路地
八百屋に群がるマダムたち。
マラケシュのタクシーはクリーム色が多かった。こちらはレトロなベンツ。
馬も負けじと大活躍。
30分ほど辺りをウロウロして、店を冷やかす。
スークじゃなくても、メディナ全体が埃っぽい。
客引きなどがウザいと聞いていたけど、そのつもりで行ったら結構平気だった。
覚悟してないとウザイけど。
石鹸などのお店に行ってちょっと話し込んでたら、水で溶かして使う伝統的な口紅をくれた。
自分以外にも「もらったよ〜」って人がいたので、ノベルティ的な感じで配っているのかも。
「見ていきなよ~。写真もいいよ~。お金いらないよ~」って呼びこまれて、
店の奥や、二階に上がったところで、別の店員さんにバトンタッチってのは
よくある流れ。
自分は怖そうな人が出てくることはなく、欲しくないものを買う事もなかったけど、
屈強な人に囲まれたというブログや、要らないものを買わされたというブログも見た。
そういう先人のおかげで、適度な図々しさというかメンタルの強さと自己主張、
それから危険に対する嗅覚は大事にせねば!と、気を引き締めていけたおかげかも?
ありがたいこってす。
モスク・アル・マンスール(向こうの人にはモスケと言った方が通じる)、
またの名をモスク・デラ・カスバ。
ここらにサアード朝の墳墓があるはずなのだが、見つけられず人に聞く。
聞いた人が、上記のモスクの人だった。
「ムスリム?」と聞かれ、嘘はつけないので「違うよ」と言ったら、
「残念。でも、じゃあ入り口から見せてあげるよ」と、モスクの中を見せてくれた。
「この石の手前までは大丈夫だよ」と、ギリギリまで招いてくれた。
ここは基本的に公開していないモスクなのに!嬉しい!
信者の皆様が集まってくる前の、しんと静まり返ったモスクの空気は、なんとも厳かで、
でも、中庭に降り注ぐお日様はキラキラと穏やかで、すごく気分が良い。ありがとう。
いざサアード朝の墳墓群へ。10DH≒120円。
こんな入り口、分かるかーい!
中には3つの建物があって、一番人気はもっとも豪華で作りが凝っている2番目の建物。
そして、入り口が1番狭い。幅1.2mくらい。
中には入れないので、皆その入り口から中を覗き込んだり、写真を撮ったり。
ここ二番目の建物。確かにすごい内装。
覗き込むだけなんて残念すぎる。
ツアーと鉢合わせたり、じっくり見る人や写真好きな人がいると一気に列が伸びるけど、
大方の人は「なるほど〜」と覗き込むくらいらしく、こんなに行列になったのは、ほんの一瞬。
自分は、墳墓群全体で30分ほどの滞在。沢山の人に抜かれたので、たぶん通常は15~20分くらい?
お次はバヒア宮殿(パレス・デ・ラ・バヒア)へ。10DH≒120円。
歩き方によると「アルハンブラ宮殿にもひけをとらない」的なことが書いてあるので、
スペイン行ったことないけれども上がる期待値。
上の写真は入り口。他の所より、少しは分かりやすいかな?
この落書きの向かい側に、上記の入り口があるよ。
建物は、天井絵、漆喰の壁や窓枠、ステンドグラス、扉の木工細工などなど、どこを見ても職人技。
部屋数も多く、建物の中に入って見学できるので、見ごたえ十分。
なぜ他と同じ金額なのか・・・。
ここでは70分以上もまったりと見学してしまった。
フナ広場以南の主要な観光地は、アグノウ門以外は巡ったので、
ここらで一旦お散歩。
アベニュー・ハウマン・フェル・ウタキを北西にダラダラと歩く。
やはり埃っぽい。
ランチは、今後いくらでもモロッコ料理を食べる機会もあるだろうし、
普通のベーカリーに入ってみた。
パン2個とカフェオレで15DH≒180円。
いただきますは「ビスミッラー」、ごちそうさまは「アルハムドゥリッラー」と書いてあったし、
言うとお店の人とか喜んでくれた。ただ、神様に由来する言葉なので、
「ムスリムでないなら「ズイン ビッザーフ」が自然かもよ~」と、近くの席のモロッコ人が教えてくれた。
ズインは「良い」、ビッザーフは「すごく」とか「とっても」って意味のはず。
意訳すると「わぁ!ごちそうだわ!」「めっちゃ美味しい!」とかかな。
通り沿いのアトリエで油を売ったり、クトゥビアをやり過ごしつつ、お散歩。
そして、伝統工芸館へ。
これまでダイビング目的で南の島とか行くことが多かったので、名前的に
「茅葺き屋根で、変なお面とか彫ってる人がいる場所」みたいに薄っすら思ってたけど、全然違った。
伝統工芸館。ご多分に漏れずそっけない外観。
そして華麗な内装。タイルづくしの廊下。
中庭に面するように、色んな名産品のお店が並んでて、見本市みたいな感じ。
喧騒と交渉と人混みからは無縁なので、ゆったりお買い物したい人にはぴったり。
中にはオープンカフェみたいなレストラン(?)もある。
ここで買ったコーラ500mlは10DH≒120円。
タジンやアイスやサンドイッチもあった。
伝統工芸館を後にして、東へ歩くとDOVE門(個人的通称)に出る。
ここからメディナの中へ。
現地ツアーのお店もポツポツ。
どこが安心のお店で、どこがいい加減なお店かは不明。
14:30過ぎ頃だったけど、ちょうど学校が終わる時間だったらしく、
たくさんの子供達やお迎えのママンに遭遇。
給食係のような白い服が制服らしい。
スーク北側の観光スポット×3について。
歩き方には
・マドラサ・ベン・ユーセフ 50DH
・クッバ・バアディン(セット券のみ?)
・マラケシュ博物館 40DH
上記の3つセットで、60DHのチケットがあると書いてあった。
けど、2016年GW時点ではクッバ・バアディンは改修中で入れない。
ゆえに、3点セットチケットも無し。
さらに価格も変更してて、
マドラサ・ベン・ユーセフは20DH≒240円に、マラケシュ博物館は50DH≒600円になってた。
マドラサ・ベン・ユーセフ
全体的に色味はシックだけど、相変わらず凝った漆喰細工や、果てしないタイルなどにやられる。
たくさんある小部屋の中のシンプルさとのギャップも悪くない。
マラケシュ博物館
めっちゃ広いらしいけど、入ろうとしたエリアはおばちゃんが普通に水流して、
デッキブラシで掃除してて、それより奥に入れなかった。
パティオの周りの小部屋の展示物(壺、皿、服など)と、最近のアーティストのものと思しき
絵なども飾ってあったけど、薄暗い曲がり角とかだと、けっこう怖い。
これで50DH≒600円は高いような気がする。
いや、日本でなら高くないんだけど、モロッコ的かつ相対的にね。
奥の間に入れてないから分からんけど。
改修中のクッバ・バアディン
2013年からやっているらしい。いったいいつ終わるんだ?
マラケシュにある入場料がかかるようなところは、これでひと通り見学完了。
本当は新市街とかも行って、リアルな現地の生活を覗きたかったけど、
面倒くさくなってきたので取りやめにして、いざスークへ!
お菓子屋さんは、すぐにカウンターに入ってこいって言ってくれるw(3回もあった)
そして小さいお菓子をタダでくれるw
お買い物に熱心ではないのと、ボる・ボラれるよりも、納得できる価格かどうかを重視してしまうので、
せっかく工芸館で値段の下見をしたつもりだったけど、結局相場を忘れてしまった。
いずれにせよ、先はまだ長いので、マラケシュではすぐに身につけられる小さなものを狙っていたので、
革製品、真鍮製品、木工芸などのお店を散々案内してくれたおじいちゃんのお店で、
ファティマの手(モロッコ的ラッキーアイテム)のピアスを購入。
150DHと言ってきたけど、70DH≒850円で購入。
気合い入ってる人なら50DHくらいまでいけるのかも?
色々案内してくれたので、ねだられてないけど10DHのチップも渡した。
自分の気持ちで渡すのは気分良い。
除菌ティッシュで拭き拭きしたら、さっそく装着!
ちなみに、この後フェズやメクネスのスークも行ったけど、物は圧倒的にマラケシュがいい!
ような気がする・・・。とくにバブーシュと布製品。
お土産やお買い物大好きな人は、マラケシュを旅程の後半に持ってくることを強くお勧めします。
あ、でもお皿とかはフェズが良かったなぁ・・・。
スークは靴や絨毯や真鍮などの他にも、業務用の生地エリアや、
〆る前のお肉(生きてる鶏や鳩や兎)のエリアもあったけど、
遠慮してしまって写真は撮れず。
ちなみに生き物スークは、本当に本当に空気が悪い。
砂埃と羽毛と毛が舞い散っているので、気管支などの弱い人は近づかない方が良いかと。
お食事処のスーク?に差し掛かり、ちょうどお腹も空いたので、その辺のお店でサンドイッチを購入。
ホブスという丸くて平べったいアラビヤパンを割いて、間に好みの具を入れてくれる。
自分は言われるがままに、ウィンナーと玉ねぎとパプリカと卵を炒めたものをサンド。
これで20DH≒240円。半分で満腹だよ。
お腹も満ちたしフナ広場方面へ。
広場に近づくにつれて、スークの賑わいも増してくる。
人気のオレンジジュースの屋台は沢山出てるので、探すまでもなくありつける。
味はどこも同じはず。価格もどこも4DH≒50円。
広場では、まだ明るいけど大道芸やダンスやゲームや蛇遣いなど、すでに色んな出し物が。
絶対に釣れないらしいジュース釣り。
民族音楽で民族ダンス。
アスファルトの上でアクロバット!
じっくり見たり、写真を撮るときは10DH渡しとけば大丈夫。
向こうも頑張ってるし、こーゆーのはケチりたくない。
1つのところに長居してると、お金渡したのと別の人が「きみ、払ってる?」ってくるけど、
「あの人に払ったよ」って言うと、受け取った人はちゃんと覚えててくれるので、2度払いは1度もなかった。
夕方のアグノウ門が美しいと聞いていたので、行ってみた。
うーん、普通かも・・・。遅すぎたらしく夕日に照らされてない。
街角でたまに見かける落書きとみせかけての道案内。
夕食は再びフナ広場に行き、適当に盛り上がってる屋台へ。
ケバブとラムチョップを注文。
1本ずつくると思ってたら、ケバブは5本、ラムチョップは小3本。注文前に分量要確認!
「レールヌース(半分だけ)」とか「シュウェイヤ(少し)」って言えば良かったかも。
上記のケバブとラムチョップと、焼き野菜とコーラで100DH≒1200円。
残してしまったことや、屋台って事を考えると、めっちゃ豪遊してしまった感じ。
隣の席のスペイン人カップルとシェアして食べた。感謝感謝。
明日からは二泊三日のサハラツアーだにゃあ。
子供らは元気でホントかわいい。
モロッコ旅行の全体図はコチラ
今日は丸々1日マラケシュ観光。
GWのモロッコは、日の出6:40頃、日の入20:00頃なので、
街全体が日本よりなんとなく後ろ倒しな感じで活動。宿の朝食も8:30〜だった。
このクレープみたいなやつ、よく出てきた。
ムチムチした食感で、甘いジャムにも、しょっぱいチーズにも合う。
9:00、活動開始。
宿の目の前のエル・バディ宮殿(パレス・エル・バディ)へ。10DH≒120円。
日本の一般的な観光スポットみたいに「近くに行けば分かるだろう」と思ってたら、
モロッコの建物は、基本的に外は高い壁で殺風景で、目的地の目の前や真横にいるのに
「この辺だよな〜」とウロウロして、その辺の人に聞いて「え?ここがそうなの?」
って事もあったり。
これが入り口
中は広い。
2016年GW時点では工事中だったので、お庭としての風情は今ひとつ。
廃墟感を楽しみにしてたけど、そんなに建物の中とかそんなに入れず。
テラスに上がると街が一望できて、アトラス山脈も見える。
あと、コウノトリの巣がめっちゃ沢山あるので、鳥の撮影とかしたい人にはいいかも。
併設されていた美術館には寄らずに外へ。
モロッカンピンクの路地
八百屋に群がるマダムたち。
マラケシュのタクシーはクリーム色が多かった。こちらはレトロなベンツ。
馬も負けじと大活躍。
30分ほど辺りをウロウロして、店を冷やかす。
スークじゃなくても、メディナ全体が埃っぽい。
客引きなどがウザいと聞いていたけど、そのつもりで行ったら結構平気だった。
覚悟してないとウザイけど。
石鹸などのお店に行ってちょっと話し込んでたら、水で溶かして使う伝統的な口紅をくれた。
自分以外にも「もらったよ〜」って人がいたので、ノベルティ的な感じで配っているのかも。
「見ていきなよ~。写真もいいよ~。お金いらないよ~」って呼びこまれて、
店の奥や、二階に上がったところで、別の店員さんにバトンタッチってのは
よくある流れ。
自分は怖そうな人が出てくることはなく、欲しくないものを買う事もなかったけど、
屈強な人に囲まれたというブログや、要らないものを買わされたというブログも見た。
そういう先人のおかげで、適度な図々しさというかメンタルの強さと自己主張、
それから危険に対する嗅覚は大事にせねば!と、気を引き締めていけたおかげかも?
ありがたいこってす。
モスク・アル・マンスール(向こうの人にはモスケと言った方が通じる)、
またの名をモスク・デラ・カスバ。
ここらにサアード朝の墳墓があるはずなのだが、見つけられず人に聞く。
聞いた人が、上記のモスクの人だった。
「ムスリム?」と聞かれ、嘘はつけないので「違うよ」と言ったら、
「残念。でも、じゃあ入り口から見せてあげるよ」と、モスクの中を見せてくれた。
「この石の手前までは大丈夫だよ」と、ギリギリまで招いてくれた。
ここは基本的に公開していないモスクなのに!嬉しい!
信者の皆様が集まってくる前の、しんと静まり返ったモスクの空気は、なんとも厳かで、
でも、中庭に降り注ぐお日様はキラキラと穏やかで、すごく気分が良い。ありがとう。
いざサアード朝の墳墓群へ。10DH≒120円。
こんな入り口、分かるかーい!
中には3つの建物があって、一番人気はもっとも豪華で作りが凝っている2番目の建物。
そして、入り口が1番狭い。幅1.2mくらい。
中には入れないので、皆その入り口から中を覗き込んだり、写真を撮ったり。
ここ二番目の建物。確かにすごい内装。
覗き込むだけなんて残念すぎる。
ツアーと鉢合わせたり、じっくり見る人や写真好きな人がいると一気に列が伸びるけど、
大方の人は「なるほど〜」と覗き込むくらいらしく、こんなに行列になったのは、ほんの一瞬。
自分は、墳墓群全体で30分ほどの滞在。沢山の人に抜かれたので、たぶん通常は15~20分くらい?
お次はバヒア宮殿(パレス・デ・ラ・バヒア)へ。10DH≒120円。
歩き方によると「アルハンブラ宮殿にもひけをとらない」的なことが書いてあるので、
スペイン行ったことないけれども上がる期待値。
上の写真は入り口。他の所より、少しは分かりやすいかな?
この落書きの向かい側に、上記の入り口があるよ。
建物は、天井絵、漆喰の壁や窓枠、ステンドグラス、扉の木工細工などなど、どこを見ても職人技。
部屋数も多く、建物の中に入って見学できるので、見ごたえ十分。
なぜ他と同じ金額なのか・・・。
ここでは70分以上もまったりと見学してしまった。
フナ広場以南の主要な観光地は、アグノウ門以外は巡ったので、
ここらで一旦お散歩。
アベニュー・ハウマン・フェル・ウタキを北西にダラダラと歩く。
やはり埃っぽい。
ランチは、今後いくらでもモロッコ料理を食べる機会もあるだろうし、
普通のベーカリーに入ってみた。
パン2個とカフェオレで15DH≒180円。
いただきますは「ビスミッラー」、ごちそうさまは「アルハムドゥリッラー」と書いてあったし、
言うとお店の人とか喜んでくれた。ただ、神様に由来する言葉なので、
「ムスリムでないなら「ズイン ビッザーフ」が自然かもよ~」と、近くの席のモロッコ人が教えてくれた。
ズインは「良い」、ビッザーフは「すごく」とか「とっても」って意味のはず。
意訳すると「わぁ!ごちそうだわ!」「めっちゃ美味しい!」とかかな。
通り沿いのアトリエで油を売ったり、クトゥビアをやり過ごしつつ、お散歩。
そして、伝統工芸館へ。
これまでダイビング目的で南の島とか行くことが多かったので、名前的に
「茅葺き屋根で、変なお面とか彫ってる人がいる場所」みたいに薄っすら思ってたけど、全然違った。
伝統工芸館。ご多分に漏れずそっけない外観。
そして華麗な内装。タイルづくしの廊下。
中庭に面するように、色んな名産品のお店が並んでて、見本市みたいな感じ。
喧騒と交渉と人混みからは無縁なので、ゆったりお買い物したい人にはぴったり。
中にはオープンカフェみたいなレストラン(?)もある。
ここで買ったコーラ500mlは10DH≒120円。
タジンやアイスやサンドイッチもあった。
伝統工芸館を後にして、東へ歩くとDOVE門(個人的通称)に出る。
ここからメディナの中へ。
現地ツアーのお店もポツポツ。
どこが安心のお店で、どこがいい加減なお店かは不明。
14:30過ぎ頃だったけど、ちょうど学校が終わる時間だったらしく、
たくさんの子供達やお迎えのママンに遭遇。
給食係のような白い服が制服らしい。
スーク北側の観光スポット×3について。
歩き方には
・マドラサ・ベン・ユーセフ 50DH
・クッバ・バアディン(セット券のみ?)
・マラケシュ博物館 40DH
上記の3つセットで、60DHのチケットがあると書いてあった。
けど、2016年GW時点ではクッバ・バアディンは改修中で入れない。
ゆえに、3点セットチケットも無し。
さらに価格も変更してて、
マドラサ・ベン・ユーセフは20DH≒240円に、マラケシュ博物館は50DH≒600円になってた。
マドラサ・ベン・ユーセフ
全体的に色味はシックだけど、相変わらず凝った漆喰細工や、果てしないタイルなどにやられる。
たくさんある小部屋の中のシンプルさとのギャップも悪くない。
マラケシュ博物館
めっちゃ広いらしいけど、入ろうとしたエリアはおばちゃんが普通に水流して、
デッキブラシで掃除してて、それより奥に入れなかった。
パティオの周りの小部屋の展示物(壺、皿、服など)と、最近のアーティストのものと思しき
絵なども飾ってあったけど、薄暗い曲がり角とかだと、けっこう怖い。
これで50DH≒600円は高いような気がする。
いや、日本でなら高くないんだけど、モロッコ的かつ相対的にね。
奥の間に入れてないから分からんけど。
改修中のクッバ・バアディン
2013年からやっているらしい。いったいいつ終わるんだ?
マラケシュにある入場料がかかるようなところは、これでひと通り見学完了。
本当は新市街とかも行って、リアルな現地の生活を覗きたかったけど、
面倒くさくなってきたので取りやめにして、いざスークへ!
お菓子屋さんは、すぐにカウンターに入ってこいって言ってくれるw(3回もあった)
そして小さいお菓子をタダでくれるw
お買い物に熱心ではないのと、ボる・ボラれるよりも、納得できる価格かどうかを重視してしまうので、
せっかく工芸館で値段の下見をしたつもりだったけど、結局相場を忘れてしまった。
いずれにせよ、先はまだ長いので、マラケシュではすぐに身につけられる小さなものを狙っていたので、
革製品、真鍮製品、木工芸などのお店を散々案内してくれたおじいちゃんのお店で、
ファティマの手(モロッコ的ラッキーアイテム)のピアスを購入。
150DHと言ってきたけど、70DH≒850円で購入。
気合い入ってる人なら50DHくらいまでいけるのかも?
色々案内してくれたので、ねだられてないけど10DHのチップも渡した。
自分の気持ちで渡すのは気分良い。
除菌ティッシュで拭き拭きしたら、さっそく装着!
ちなみに、この後フェズやメクネスのスークも行ったけど、物は圧倒的にマラケシュがいい!
ような気がする・・・。とくにバブーシュと布製品。
お土産やお買い物大好きな人は、マラケシュを旅程の後半に持ってくることを強くお勧めします。
あ、でもお皿とかはフェズが良かったなぁ・・・。
スークは靴や絨毯や真鍮などの他にも、業務用の生地エリアや、
〆る前のお肉(生きてる鶏や鳩や兎)のエリアもあったけど、
遠慮してしまって写真は撮れず。
ちなみに生き物スークは、本当に本当に空気が悪い。
砂埃と羽毛と毛が舞い散っているので、気管支などの弱い人は近づかない方が良いかと。
お食事処のスーク?に差し掛かり、ちょうどお腹も空いたので、その辺のお店でサンドイッチを購入。
ホブスという丸くて平べったいアラビヤパンを割いて、間に好みの具を入れてくれる。
自分は言われるがままに、ウィンナーと玉ねぎとパプリカと卵を炒めたものをサンド。
これで20DH≒240円。半分で満腹だよ。
お腹も満ちたしフナ広場方面へ。
広場に近づくにつれて、スークの賑わいも増してくる。
人気のオレンジジュースの屋台は沢山出てるので、探すまでもなくありつける。
味はどこも同じはず。価格もどこも4DH≒50円。
広場では、まだ明るいけど大道芸やダンスやゲームや蛇遣いなど、すでに色んな出し物が。
絶対に釣れないらしいジュース釣り。
民族音楽で民族ダンス。
アスファルトの上でアクロバット!
じっくり見たり、写真を撮るときは10DH渡しとけば大丈夫。
向こうも頑張ってるし、こーゆーのはケチりたくない。
1つのところに長居してると、お金渡したのと別の人が「きみ、払ってる?」ってくるけど、
「あの人に払ったよ」って言うと、受け取った人はちゃんと覚えててくれるので、2度払いは1度もなかった。
夕方のアグノウ門が美しいと聞いていたので、行ってみた。
うーん、普通かも・・・。遅すぎたらしく夕日に照らされてない。
街角でたまに見かける落書きとみせかけての道案内。
夕食は再びフナ広場に行き、適当に盛り上がってる屋台へ。
ケバブとラムチョップを注文。
1本ずつくると思ってたら、ケバブは5本、ラムチョップは小3本。注文前に分量要確認!
「レールヌース(半分だけ)」とか「シュウェイヤ(少し)」って言えば良かったかも。
上記のケバブとラムチョップと、焼き野菜とコーラで100DH≒1200円。
残してしまったことや、屋台って事を考えると、めっちゃ豪遊してしまった感じ。
隣の席のスペイン人カップルとシェアして食べた。感謝感謝。
明日からは二泊三日のサハラツアーだにゃあ。
子供らは元気でホントかわいい。
モロッコ旅行の全体図はコチラ