みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

③ワディ・ラム→ワディ・ムーサ/ヨルダン&パレスチナ旅

2019年08月26日 17時38分42秒 | ヨルダン&パレスチナ 2019GW
旅の全体図はコチラ


2019年4月28日(日)

○ワディ・ラムの砂漠ツアー終了
○ワディ・ムーサに移動
○ちょっくら街歩き
○出会った日本人達との情報交換など


砂漠での日の出を見るべく早起きすると、同ツアーに参加していた日本人も少しして登場。
そして、昨夜の星空鑑賞同様、それ以外の人々は現れず。
日本人が特に空が好きってことなのか?

しかし、高い岩山に囲まれており、日の出は微妙でした。


でも、ピンクに染まる砂漠はキレイ。
砂地にいるのは日の出ラクダツァーの人。


日の出前のテントエリア全景



朝食はビュッフェスタイル。好きなものを好きなだけ。

この日はツアーとかはないので、とっととワディ村の入り口に戻るだけなんだけど、あいかわらず「○時までに出発ですよ~」とかは言わない。
「9:00発のワディ・ムーサ行きのバスに乗れる?」と聞くと、
「大丈夫大丈夫」とのこと。

8:00くらいには出発っぽいことを言ってる人もいましたが、
みんながなんとなく集まり、この後どこに行くのかを申告することで複数の車に振り分けたりして、なんやかんやで8:30頃に出発。

次の目的地はどこでも、みんなワディ村の入り口に行くんじゃないの?と思ってましたが、途中で他の車を見失いました。

自分は北欧のカップルとインドのおじさんと4人で1台。
車がまとまって走っているうちは、隊列の後方だと砂埃がすごかったです。
帽子、ストール、サングラスなどが活躍。


さて、ワディ・ラムからワディ・ムーサ(ペトラ)に行く9:00発の路線バスに間に合うって言ってたけど、村の入り口についたのは9:10で、当然バスはいませんでした。
テント出る時のグダグダ感の時点で嫌な予感はしていましたが、やっぱり…って感じです。

村の入り口まで来たら「バスは9:30」とか言ってる(っぽい)人もいて、完全に煙に巻かれました。

ただ、この日は似たような人が他にもいて、日本人夫婦1組と、オーストリア人の女の子が1人、自分と同じように「ここにいればバス来るのかな?」的な感じで路頭に迷っており、4人で結託してタクシー1台をシェアすることにしました。

ワディ・ラム→ワディ・ムーサの各ホテルに送迎で1人10JDでした。
ヨルダン2日目で世の中の相場もあんまり分かっていなかったからかもしれませんが、納得できる金額でした。


行きと同じ展望台兼土産物屋に寄ります。
こちらでは、けっこう質の良さそうなカフィーヤという男性用のストールがたくさん売っていました。
1枚5JDと言われ、高いな~って思いました。



しかし、後でペトラの近くの土産物屋に行くと、それより小さくてペラいカフィーヤが10JD!

展望台の土産物屋で買えばよかった・・・と思っても後の祭り。
値切って6JDまで値切れたし、自分は荷物を増やしたくなかったので、ペラいのも小さいのも、まぁいいっちゃいいんですけど・・・。
(洗濯するとめっちゃ縮む)

ちなみにカフィーヤの色にも意味があって、ペトラのお土産屋さんは、赤はヨルダン(ベドウィン?)、黒はパレスチナ、緑はシリア、青はレバノンと言っていました。


閑話休題


昼過ぎにはバレンタイン・インに戻ってきました。
改めてチェックインをして、先日とは別の部屋を割り当てられ、荷物を整え、ロビーでボーっとしてたら、宿の子達がおやつくれましたw
シロップたっぷりのあま~いケーキみたいなやつで、日本で食べたら甘すぎるかもですが、砂漠ツアー後にチャイと一緒だと沁みる美味しさです。


バレンタイン・インについてですが、セルフの洗濯はNGです。
宿のお兄さんに聞いたら「いいよ」って言われたので、節水を心がけて、プラスチックバッグに水を溜めて洗濯をし、さて干したいな~って思ってたら、ボスっぽい女性に「セルフ洗濯はダメだよ!部屋で洗濯いsたならお金払って!」と言われました。
しかし「兄さんがOKって言った」「水が貴重なのは理解している」「節水を心がけたよ」と伝えたら、「じゃあいいよ。あそこに干すべし」と指示してくれました。
んで、干してたら宿の姉さんが「こらこらセルフ洗濯は・・・」と始まりかけましたが、ボスがきて「この子のはOK」と、ちゃんと説明してくれました。

また、翌日は3Kgで?JD(金額失念)と言われ、同じ部屋の日本人女性とまとめて出しましたが、それでも3kgにはならず。
しかし「2kgしかないから○JDでいいよ」みたいな感じで、金額を調整してくれました。


洗濯を終えるとヒマになったので、とりあえずペトラ遺跡の入り口まで歩いてみました。

遺跡入り口あたりのお金持ちエリア



地図で見ると2kmくらいあるようでしたが、ずっと下りなので、そんなに苦にならずに歩けてしまいました。
ただし、日差しはめっちゃキツイし、帰りはずっと上り坂です。

で、入り口付近までくると博物館があったので、涼をもとめて入ってみました。
まさかの無料。めっちゃ涼しい。とってもキレイ。
受付のお姉さんも感じがいい。
なお、建築には日本の協力があったみたいです。



遺跡は赤茶の土なのに、出土品は大理石っぽい彫刻が多かったり、モザイクの床を博物館内にそのまま移設(?)してたり、展示物は意外と興味深かったです。
(写真OKでした)


博物館のあとは前述の土産物に寄って、ペラいカフィーヤを購入し、明日からのペトラ探検に備えて体力を温存すべく宿に戻ります。(徒歩でw)


宿に戻ると日本人男子がいました。
この青年と仲良くなり、彼も自分もバレンタイン・インに2泊なので、「1回は町で夕食を食べてみたい」ということになり、夕方に待ち合わせて町へ繰り出します。

歩き方にも載っているというレストランへ。
地元民にも旅行者にも人気の、ペトラ周辺にしてはリーズナブルというレストランは、あと10分遅く着いてたら座れなかったな・・・という混雑振り。

そして、ここでも日本人に遭遇。
到着日に空港で会って、ちょっとお話したイケメンさんでした。
残念ながら入れ違いとなり、挨拶程度でしたが、顔の日焼けがものすごいことになっており、ペトラの日差しを舐めちゃいかんなぁ・・・と予習。

さて、人気のレストランの様子についてですが、満席くらいになってくると、明らかに人出が足りておらず、呼んでもなかなか来て貰えない。料理もなかなか出てこない。基本的に1皿がボリューミー。色んな料理を試そうとすると絶対に食べきれない。などなど、海外レストランあるあるのオンパレード。

レモンミントのジュースは、味はともかく、砕いたミントの葉をジュースに直接入れているので、口の中でモソモソしますw

マクルーバという炊き込みご飯は、最後にヨーグルトソースをかけるのが本当らしいのですが、一緒にいった日本人は「ソースない方が美味しい」とのこと。自分的には、ソースもアリって感じでした。

メニュー


オーダー。いちいち山盛り。



さて、再びバレンタイン・インに話を戻します。
日本人宿と噂の安宿でしたが、2日早く日本を出てきた自分、ヨルダン初日は宿では日本人は自分含めて2名でした。
しかし、それから2日後の今日、確認しただけでも6人は日本人がいました。

でも、自分が思う日本人宿って「宿泊客の半分以上が日本人」みたいなイメージなのですが、ここはせいぜいGWだから多いんだろうな~ってくらいでした。

明日はペトラ遺跡に行きます!楽しみ♪


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②ワディ・ムーサ(ペトラ)からワディ・ラム ツアーに参加/ヨルダン&パレスチナ旅

2019年08月21日 23時55分07秒 | ヨルダン&パレスチナ 2019GW
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2019年4月27日(土)

○ワディ・ラムのツアーに参加

バレンタイン・インの朝食は4JDで、パン、ピタ?、ゆで卵、ファラフェル、チーズ、ヨーグルト、生野菜、コーヒー、ジュース、チャイなどのバイキングでした。

昨夜に申し込んだワディ・ラムのツアーは40JDで、その中に含まれるものは以下の通り。
・ワディ・ラムでの車
・ガイド
・テント宿泊
・夕食と翌朝の朝食
・飲み水(自分でもペットボトルを持参した方が安心ですが)

40JDに含まれないもの
・ワディ・ラムまでの移動(10JD)
・ランチのお弁当(10JD前後)
・ワディ村への入村料(5JD)※ヨルダンパスがあれば無料
・ツアー後の移動(ペトラに戻ってくるのも自己手配です)

要するに、ランチのお弁当以外、ワディ村の中にいる間はお金はかからないってイメージでよいと思います。
ちなみにお弁当は、ワディ村の入り口で「いる人いる~?」みたいな感じで聞かれますが、誰も頼んでいませんでした。(暑いので腐らないか心配だったし)
皆さん、持参したおやつや、朝食でくすねたパンやゆで卵でしのいでいたようです。


あまり信じすぎちゃダメなポスター

ワディ・ラム行きのバスが7:00に宿を出発すると聞いていましたが、別のツアーの人なども混載のバスで、遅刻をした方がいたため、7:30の出発になりました。

バスの車窓は右の方が景色は良いかも。
ペトラ遺跡の広大さを実感できます。

草原を抜け、遊牧民やテントを眺め、縞々の山並みが見えてきたら、ワディ・ラムに到着まで、もうすぐです。



ワディ村の入り口で各自で受付を済ませます。
ヨルダンパスを持っている人は特に支払はありませんが、持っていない人は入村料として5JDを支払います。
ゲートの周辺にはトイレや土産物屋もあるので、ここでトイレを済ませたり、帰りにお土産を買うこともできます。
砂漠に出てからはトイレには行きませんでした。基本的には汗で全部出ちゃいます。
ただ、有名どころの近くにはトイレがあるっぽいです。
早め早めに相談すれば、道中のテント村とかにも寄ってもらえると思うので、ガマンしないほうが良いと思われます。



参加したツアーは4WDで見所をめぐるもので、車内に乗るか、荷台に乗るかは半分くらい運です。
同じグループの人と、適当に話し合って譲り合って決めてください。

今回のツアーでは、フランス人母子3人組、リトアニア親子4人組、フランス人女性1人、日本人男性1人、自分という10人&ガイドさんという組み合わせでした。

荷台にはリトアニアの4人、フランス母子の兄、自分の合計6人が乗り、車内には他の4人が座席を取りました。

各名所に辿り着いたあとは、各々の実力に合わせて徒歩で攻めます。
(基本的に、有志による岩登りです)
ガイドさんと一緒にゾロゾロって感じではないです。
何時出発とか、滞在時間何分とかも言われないので、気になる時は自分から聞くべしです。

今回は、リトアニアの親子は大きい岩のブリッジ目当てのようで、それ以外はサクサク退散してしまうのですが、自分を含む日本人2名は見られるだけ見たい!行けるとこまで行きたい!という感じで、なんか待たせてる的な空気に・・・

途中のロレンスの家辺りから「ここは何分?」と聞くようにしましたが、ガイドさんが「30分」と言うと、リトアニナ親子は「こんなところに30分も?」的な空気を出しまくってました。


ツアー中(車を降りて行動する時)は、極限まで荷物を減らすのが吉です。
水とかも移動中に飲んでおいて、持ち歩かない方が楽かもしれません。
カメラ、汗拭き、帽子、貴重品くらいで、両手を空けておくのがオススメです。



最初の目的地はロレンスの泉です。



なかなかの岩登りです。
バエる写真を撮りにきたコリアンガールズがヒールつきのトングサンダルで登ってたのは、本当に無謀だと思いました。
そういう自分もサンダルですが、さすがに足首固定です。
日焼け対策と擦りむけ対策のために靴下と併用。
「靴のせいで大変だった」とは感じませんでした。
それよりも両手をフリーにしておくことが大切です。
手を使わないで登ることは、ほぼ不可能だと思うので、気になる方は軍手などをご用意ください。
カメラは首から提げてると岩にガンガンぶつかると思うので、斜め掛けにして背中に回しておくか、カバンにしまうのが吉です。


途中で少し休憩



そして、泉がどこか分からないw
「泉まで○m」とか「泉は→」的な看板もなく、上まで登って路頭に迷う人多数。
自分も写真の木のところまで行って断念しました。
なんせ他の人たちはとっくに諦めて降りてるので…。


上の写真の木が、この写真の岩山の中腹にある木です。

もう一人の日本人が、なんとか探し当てて写真を撮って来てくれましたが、どうやら緑の木から、あと10mくらいで辿り着けてたみたいです。

写真を見せてもらうと、ちょっと岩肌がくりぬかれたような形になっていて、その陰に水溜りがあって、周りに草とかが生えてるって感じでした。
「滾々と湧き出る岩清水」的なものを想像していたので、写真を見せてもらった自分の感想は「ビミョー」って感じでした。
行ってきた本人も「ふ~~んって感じ」とのことでした。
そもそも、その泉が本当にロレンスの泉なのかも確証はありませんw


つづいて砂丘に向かいます。
道中には岩砂漠を背景にしたラクダの群れ(?)なども見られて、異国情緒は満点。
てか、ラクダがいなかったら地球じゃないみたい。




ラクダの鼻の穴は開閉自由というのは本当みたいです。


砂丘到着

砂丘ではスノーボードを持参している方を見かけましたが、普通のスタンスでは全然滑ってませんでした。
それよりも、ソリみたいにまたがってる人のほうが、まだスピードは出てましたね。

ここでも、ガッツリ上まで登って、風に吹かれてマッタリしてたら、ヨーロピアン達が下で待ってる構図に!
カメラを首から提げたまま、猛ダッシュで砂丘を駆け下り、カメラが砂風にまみれ大変なことに。
ズームなどをするたびに、レンズ周りからも、スイッチ周辺からも、ザリザリザリザリッ!っとヤバイ音が聞こえてきます。
焦っても急いでも、カメラの砂対策だけは怠らないでください。



砂丘の次はハザル峡谷です。
ここは壁画で有名な峡谷なのですが、ガイドさんから「ここがハザル峡谷だよ~」的な説明はありませんでした。
てか、ここに限らず場所の名前とか見所とか、一切説明はないので、逐一自分から聞きに行かないとダメです。(もしかしたら車内では説明しているのかも?)

おかげさまで壁画を見落としましたよ・・・。

しかし、ここが一番の大冒険ポイントで、例によって日本人以外は全員早々に退散していましたが、日本人2人は、他の追随を許さないレベルで奥地まで登りつめたので、そのスリルや冒険感はホントに楽しかったです。




登ってきてしまいました。


「おいでよ〜」ってガイドさんが言うてますが、そろそろ降りれるか不安なので自粛。

なお自分のサンダルは3000円くらいの安物で、止め具の部分が金属ではなくプラスチックだったので、岩と岩の隙間に足を入れた際に、部品が破損しました。
が、ベルトを固定する機能としては無問題だったので助かりました。
この旅の靴、本当にこれ一足しかないので。(スリッパ用のビーサンなども無し)


破損したのは右足の前側の部品です。


この後、小さいブリッジに行きました。
リトアニア親子が「これがブリッジか?小さくない?」とぶーぶー言い出し、ガイドさんが「大きいのは後で行くから」となだめる、もとい、そもそもの予定を改めて伝えてました。




小さいブリッジといっても、ブリッジ自体は割りと高い位置にあるので、橋の上ではちょっぴりスリルもあります。


でも、みんなで交代に撮影してるので、自分の番が終わったらダッシュで退避!(をする必要はありません)


ガイドさん休憩


ゲストもチャイをいただく(無料)


そして前述のロレンスの家へ。
ロレンスの家は、車を止めた後、目の前の岸壁の上に行く必要があります。
下から見てるだけだとなんのこっちゃ?ですが、上に上ると賽の河原のように、大量の石積みが見られます。
もはや歴史的な意味とかより、そっちが面白い。


登らないとほとんど見えません。


芸術的!?




そしてようやく大きいブリッジへ。
リトアニア親子、大フィーバーで急に活動的になります。
向こうのインフルエンサーがインスタにでも載せてたんでしょうか?


ヒビ入ってる?



大きい橋なので、当然橋の上まで行くのは大変になりますが、正直、登るよりも降りるほうが大変だったかもしれません。
迫力があって楽しかったです。


その後、謎の溜め池に行き、全員が「なぜここに寄った?」っと、モヤモヤ。



道中では謎のベッド兼Wi-fiスポット?に一瞬寄って、ガイドさんがケータイをいじってました。
Wi-fiスポットはウソかもしれません。(試してない)

さらに「石鹸の草」とか言いながら、その辺に生えてる草を岩でつぶしたものを配ってくれました。
手に刷り込んでから水で流すと、なんとなくスッキリした感じですが、納得いかないなぁ~ってリアクションの人たちもいました。


自分は1.5リットルの水を1本持参していましたが、途中で「水いる?」ってガイドさんが聞いてくれて、ペリッとめくるタイプの蓋付きのカップに入った200ccくらいの水を何度もくれました。
宿でも同じものを置いていて、これは料金に込みのようです。

ただ、数量には限りがあるのと、再栓は出来ない容器なので、やはり自分でも水のボトルは持参した方が絶対にいいです。


色々回って、結構明るいうちにテントに着きました。


ラクダなどに食べられないように、木が守られています。

ここは割りと快適なテントでした。
(比較対象:サハラ砂漠での、男女混合、猫も混合、床に毛布で雑魚寝、シャワー無し、青空トイレだったテント)

ベッド2台が置かれたテント(というか、布で出来た小屋)が複数有り、基本は2名1室。
自分は1人参加のフランス人女性と相部屋でした。
同性の1人客が奇数だと、一人部屋をもらえる可能性もあります。

部屋の中にはベッドのみ。
ゴミ箱も鏡もセイフティボックスもありません。



テントの扉にも鍵とかあったあかな~?ちょっと覚えてないです。
パスポートとサイフだけは肌身離さずで、あとはテキトーでした。

今回のテントエリアはWi-fiなしです。

トイレ、シャワー、洗面台は共用です。
シャワーは時間限定でお湯も出ました。
てか、時間前でもお湯だしてくれました。
シャワー室の床が砂まみれなので、使う前に自分で流したりしました。
虫が死んでるところとかもあったので、気になる方はビーサンがあるといいかも。

蛇口から出る水で歯磨きをしましたが、特に問題なし。
トイレットペーパーも予備も含めて準備されてました。

ドライヤーとか使ってるお馬鹿さんはいませんでした。(てか、すぐ乾くし)
どうしても使いたい人は、ブレーカー問題もあると思うので、事前に聞いてからがいいと思います。


さて、しばし宿でゴロゴロして、混む前にシャワーも済ませてたら、夕日を見に砂漠までお散歩です。


仲良くなった仏親子の弟くんのほう。
わたしの指はおやつじゃないよ?


いざ行かん!


とりあえず跳ぶ。

自分たちのテント村の近くは、結構ラクダの足跡とか多くて「一面に広がる風紋と、それを染める夕日」的な感じではありませんでしたが楽しかったです。


右下の丸いのがラクダです。


風紋、ややのっぺり。


たくさんお花が咲いてました。


夕日に照らされる岩肌はキレイ!


夕食はビュッフェ。
基本的になんでもそこそこ美味しかったです。
メインディッシュは、砂漠に彫った竪穴の中で焼いたチキングリル。









素焼きに近いので胸肉はちょっとパサついてました。
腿肉がオススメです。


砂漠らしく星もキレイでしたが、星を見にきてるのも日本人だけでしたw

明日はワディ・ムーサ(ペトラ)にもどりまーす!



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①アンマン到着→ワディ・ムーサ(ペトラ)着/ヨルダン&パレスチナ旅

2019年08月20日 23時11分52秒 | ヨルダン&パレスチナ 2019GW
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2019年4月26日(金)

成田でのオーバーブッキングと、予想外のUAE入国を経て、ほぼ定刻でヨルダンのアンマンのクイーン・アリア国際空港に到着しました。

13:00頃、空港に到着し、入国はそこそこにサクサク。
荷物も預けていなかったので、ガンガン進みます。

荷物のターンテーブル辺りのATMは手数料が高いと聞いていたので、まずはEXITへ。

お出迎えエリアには有人の両替所と、ATMがありました。
自分はATMで490JDをおろしたかったのですが(細かいお札も出るように)、
上限が250JDだったので、250JDを引き出します。

250JD=¥32,388+両替手数料¥495+ATM使用料¥216

ちょっとレートが良すぎて怖いです。
有人で両替した人は約\165~170/JDだったと言っていました。
(170JDは高すぎる気がするのですが・・・)

ここまでで小一時間

14:00の空港バスがあるとのことで、ちょいダッシュ。
建屋を出ると黒い小さな小屋があり、そこがチケット売り場です。
「7thサークルまで!」と伝え、3.3JDでチケットを購入。
普通に「セブン」で伝わります。

14:04、バス出発。

隣の人に「7thサークルについたら教えて」というと、
「自分も7thサークルで降りるから安心して」とのこと。
ラッキー。

途中でちょっと故障?でゴタゴタしましたが、
14:30過ぎ、無事に7thサークルに到着。
(実際には交差点から少し離れたところ)

バスを降りたところには数台のタクシーが停まっています。
自分はムジャンマ・ジャヌーブ(南のバスターミナル)に行きたかったので値段を聞くと「8JD」とのこと。高くないか?
そのタクシーを断って、25mほど交差点方面に歩いて流しのタクシーに値段を聞いてみると「メーター使うよ」とのこと。信じて乗ってみる。

15:00頃、ムジャンマ・ジャヌーブに到着。4JD弱でした。

さて、自分はこの後ペトラ方面に行きたいのですが、この日は金曜日なのでバスないかもな~って思ってました。
行ってみると、予想通りにバスはありませんでした。
ですが、予想通りにシェアタクシーがいました。
しかもラッキーなことに、すでに2人集まっています。
(3人乗せて出発なので、待ち時間ゼロ)

タクシーの先客はローカルの若者と、リトアニアのおばちゃまでした。
おばちゃま曰く「一人35JDよ」とのこと。
値段交渉したんかいな?と、少し怪しい金額ですが、ここで自分が「30JDなら乗る」とか言い出すと、「私も」「俺も」とかなっても面倒くさいので即決で乗りました。
もしかしたらローカルさんはすでに少し安い金額なんじゃないか?なんて気もしますが・・・

15:10頃にムジャンマ・ジャヌーブを出発し、18:30頃にワディ・ムーサ(ペトラ)
に到着しました。

道中ではドライバーさんたちのお祈り休憩を挟んだり、2度も警察に止められ、自分やリトアニアのおばちゃまもIDを提出したり(バスのチェックなどは成人男性のみのことが多い。外国人対応は不明)、ドライバーさんがサンドイッチ的なものをご馳走してくれたりしました。(ドライバーさんからの差し入れ現象はヨルダンあるある)

予約していた宿のアラビア語の住所を見せておいたので、宿の前まで連れてってもらえたのもタクシーならではで助かりました。

自分は歩き方にはレストランとして紹介されていたバレンタイン・インに宿泊しました。
日本人宿という噂もありましたが、この日は日本人は自分を含めて2人だけでした。

ここで翌日のワディ・ラムのツアーを申し込みました。
40JDとのことでしたが、宿からワディ・ラムまでの移動は別途10JDです。
そして、ワディ・ラム解散なので、次の場所への移動も、ここへ戻ってくるのにも、別料金がかかります。



夕食の評判の良い宿でしたが、7JDの夕食は、たしかにとっても良かったです。
アンマンの街中なら2JDで大きなサンドイッチとかピタとか買えちゃうので、満腹になるってことだけを目的とすると、高いと感じるかもしれません。
でも、7JDで20~30種類の惣菜やスープと、焼きたてのケバブや野菜串を食べ放題で、味も良かったので、個人的には気に入りました。
フロントでは別料金でビールやワインも売っていました。
(数量には限りがあります)


個室やドミなど、部屋のタイプは複数あり、ドミは3部屋ありました。
二段ベッドが多い部屋、1段ベッドがメインの部屋など、色々です。
各部屋にトイレ兼シャワーがついています。
仕切りはアコーディオンカーテンなので、ちょっと音が気になるかも。
水はけが悪かったのですが、その旨を伝えると、すぐに排水溝のゴミを取り除いてくれました。

明日はワディ・ラムに向かいます。





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⓪エティハドのオーバーブッキングの顛末/ヨルダン&パレスチナ旅

2019年08月16日 20時35分50秒 | ヨルダン&パレスチナ 2019GW
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2019年のGWは天皇交代の影響で10連休でしたね。

自分は毎年GW近辺には無遠慮に有給をつけまっくって、いつも10~12連休にしていたので、そんなに特別感はなかったのですが、やはり世の中的には特別なことだったようです。

2019のGWは、カレンダー上では4月27日(土)からでしたが、前後に色をつける人たちも多数いたようで、25日(木)の夜便で日本脱出予定だった自分はてんやわんやでした。

さかのぼること約半年。2018年のうちに、今年のGWの航空券を手配しておりました。
(10連休が決定する前ですね)

行き先はヨルダン。
UAEのアブダビ乗り継ぎで、エティハドを押さえていました。
エティハドでは10時間待ちなうえに、夜着昼前出というスケジュールなので、アブダビ観光も厳しいスケジュールでしたが、まぁいっか・・・と。

前々日にはウェブチェックインも済ませて、会社を早退し、ウキウキで成田に向かいますと、カウンターで別便での振替を打診されました。

バッサリとお断りをして、登場口に向かいます。
しかし、「みんな困っているなら・・・」と思い、話を聞いてみると
・エミレーツに振替
・エミレーツはドバイ着だけど、リムジンでアブダビまで送ります
・乗り継ぎ便には間に合います
・300ドル分のエティハドポイントを申請
とのことなので、人助けのつもりで承諾。

というわけで、人助けに非協力的な人々が悠々と登場口に吸い込まれるのを横目に、ポツネンと成田に居残り。

え?
いや、別便に振替なのはいいけど、振替の搭乗券をもらう前に、本来の便が飛び立っちゃうのって怖いよ~~。

そのまま20分ほど放置され、とりあえずチェックインカウンターに戻ることに。

来た道をもどり、裏道(?)を通り、無人の税関などを逆走し、「出国取消」なる判子をもらい、帰って来ましたよ。日本に。チェックインカウンターに。

なんかゴタゴタしてるみたいで、「19:00にはご用意できると思うので」とのこと。
とりま、暇つぶしとして頂いたミールクーポン1000円分に小銭を足して、ひつまむしを食べます。
出国前に、こんなに贅沢な食事をしたのは初めて。
しかし、どの便に振替かはっきり言われておらず、やはり地味に不安で、味も薄く感じます。

果たして19:00にカウンターに向かうも、まだゴタゴタしており、さらに30分ほど待たされます。
そして言われたのは
「エミレーツの機体に座席故障があり、予定していた人数は乗れなさそうです」
「翌日便に振替でしたら現金300ドルで保証させていただきます」

は?

ここはさすがに譲れないので
「そうなんですね~。大変ですね~。でも私は乗りますからよろしく」
と、動かざること山の如しな姿勢を見せつけます。性格悪いかな?

自分の場合、アンマンについたその日のうちにペトラへ移動。そして翌日にはワディラムへ移動という、出だしから分刻み、秒刻みならぬ、日刻みのスケジュールゆえ、ありえない。

あと、300ドルって少なすぎない?

自分はなんとか乗せてもらえたけど、最低でも3人は日本人女性が乗れてなかったのは見た。
しかも、話を聞いてる感じだと、今夜の成田近辺での宿泊や、一度自宅へ戻る際の交通費やらは保証がない感じで、300ドルで「ゴメンネ」&「各種必要経費」の両方を賄ってるつもりらしい。ありえん。


乗れることが決まったあともバッタバタで、エティハドの係りの人と一緒にエミレーツの乗り場まで大移動。(ターミナルが違うので)
その際に、色々とこぼれ話。

エミレーツとエティハドはいずれもUAEの航空会社だが、社風には違いがあり。
ざっくり言うとエミレーツの方がどっしり構えてて、エティハドの方がカツカツしてる。

満席で飛ばしたいのは当然だが、なんやかんやでキャンセルは出るので、エティハドは300人乗れる機体なら7~8人は余分に予約を取っているとのこと。
(エミレーツは人数は不明だが、おそらく半分程度ではないかと・・・)
そして、「オーバーブッキング、ヤバし!」ってなったときも、いつもは最悪エミレーツさんに助けてもらえてた。
が、UAE乗継となると遠方に行く便が多いので、10連休の2019年は利用者増大!
とくにGW前倒しの利用者が多くなり、2019年のGWの出国は25~26日がもっとも混雑していたそう。
なにぶん初めてのことゆえ、エティハドでも混雑具合を読みきれず、頼みのエミレーツさんもカッツカツだったそうな。

って、いや、知らないし。そっちの都合だし。攻めすぎでしょ。
って思ったけど言わない。



そんなわけで、エミレーツにはなんとか乗れて、無事(?)出国できました。

入国の予定のなかったUAEのスタンプをもらい、未明のドバイから早朝のアブダビまで、朝焼けを眺めながらメルセデスでドライブ。
乗り継ぎのエティハドにも間に合った。


いずこへ・・・


予定外の入国


お出迎え


窓越しブルジュ・ハリファ?ファリハ?


お金の単位も知らぬ国に来てしもたが、見せてもらった。


いつか行きたい。


実は乗り継ぎもグダグダした。


窓側最高!








到着




けど、もらった300ドル分のポイントは使えなさそう。
有効期限は1年だし、狙ってたコーカサス方面のチケットは、エティハドで直接取るより、代理店を経由した方が4万くらい安いので、300ポイント使う意味ないし、グレードアップとかも、直接購入じゃないとできないみたいだし。
現金で200ドルとか、マイルプレゼントの方がよっぽどありがたいな~。

帰りの便もエティハドで取ってたのだけど、スマホからだとウェブチェックインできなくて焦った・・・。
ラマダンの開始日と出国日が重なってたので、かなり早めに空港に行き、ちゃんと帰国便には乗れましたw


なお、エミレーツは個人的には大好きで、その点は快適でラッキーだったけど、エミレーツから極悪な対応を仕掛けられた友人もいたりします。
(エミレーツの都合で便が変更になったのに、フライトチェンジってことで5万の請求がきたそうな。んなアホな!ってことでキャンセルしようとしても、キャンセル手数料を請求される始末。結局、代理店に交渉してもらって事なきを得たそうですが)


どっちがいいとかって話より、好みと運の問題なのかも・・・



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「表現の不自由展・その後」の、その後はどうなる?

2019年08月05日 23時14分29秒 | みう・映画とか本とか音楽とか


2019年8月の3連休に、あいちトリエンナーレに行く予定だったのだが、その中で開催されていた「表現の不自由展・その後」という展示が、開催3日で中止になった。

もっとも話題になっていたのは「平和の少女像(慰安婦像と誤解している人多数)」の展示だけど、他にも昭和天皇、福島原発、憲法9条、米軍基地などをモチーフにしていたり、何かを「連想させる」という理由で、どこかで展示を拒否されたり、作品を掲載した図録を焼却されたりしたものを集めた展覧会だった。(らしい)

今回の展示は、その作品の主張に賛同(または批判)しているとか、そういうことでは全くないということは、「表現の不自由展・その後」という展覧会名からも明らかだと思う。

作品そのものの是非を問うのではなく、「なぜ展示できなくなったのか」「その対応はどうなのか」「自分はどう考えるか」「誰かはどう考えているのか」「これから表現ってどうなっていったらいいのか」、そんなことを考えるきっかけの場の提供だったんじゃないかと思う。

も う 見 ら れ な い か ら
な ん と も 言 え な い け ど 。

見られなかったことも、考えるきっかけを奪われたこと、残念でならない。

そして、そういう文脈みたいなものを考えもしないで、展示に足を運ぶ前から「NO」を突きつけてる人が多数いるわけで、それってある意味で今回のあいちトリエンナーレのテーマ「情の時代」に通じる部分もある気がする。


表現の自由は憲法でも保障されてるわけで、私みたいに「展示を見たい」っていうのも、誰かみたいに「展示しないでくれ」って抗議するのも、それ自体は自由だと思う。
けど、「自分の希望通りにしなかったら実力行使に出ます」なんてのは表現じゃなくて脅迫だし、脅迫の自由なんてないと思う。
また、ただ「展示はいかがなものか」って言葉にするのも、それが権力者だったら弾圧?検閲?みたいなニュアンスが出てくると思う。
どちらの場合も「力」をチラつかせしまってるってことには、もっと敏感になるべきだと思う。


あと、追いきれてないから不明な部分もあるけど、タチのわるい脅迫もあったってこと、警察とかには届け出ないのかしら?
それとも届出をした上で放置されてるのかしら?

日本では
芸術祭が脅迫されて、
言論の自由が脅かされても、
それでも警察は何もせず、
展示が中止に追い込まれる。

こんなことがまかり通ってるなんて、たぶん諸外国からみたらメチャクチャ恥ずかしいことだと思うし、なんだったら「体制に都合の悪いものに危機が迫っても放置する政権が牛耳ってる」くらいに穿った見方をされても仕方ないと思う。
(今回の件に限らず)

クールジャパンとか五輪とか万博とかも結構だけど、その前にもっと大事にすべきプライドとか矜持ってもんがないのだろうか。

「表現の不自由展・その後」の、その後の日本がどうなるのか・・・。
このクソ展開のあとに、せめて成長があることを切に願います。


シェイフ・フセイン・ボーダー(Sheikh Hussein Border)ヨルダン・リバー・ボーダー(Jordan River Border)越境

2019年08月01日 21時19分47秒 | ヨルダン&パレスチナ 2019GW
旅の全体図はコチラ


2019年GWにヨルダン&パレスチナ(イスラエル)に行ってきました。


その際のヨルダン~イスラエルの陸路国境越えでは、
ヨルダン→イスラエル→ヨルダン
という出入りをしました。

使ったのは、ヨルダン~イスラエル間にある3っつの国境のなかで、一番北にある国境です。
ヨルダン名が「シェイフ・フセイン・ボーダー(Sheikh Hussein Border)」
イスラエル名が「ヨルダン・リバー・ボーダー(Jordan River Border)」です
(以下、「ボーダー」は省略)




双方の首都からもっとも近い非正規国境のアレンビー/キング・フセインよりも、ずっとマイナーな存在です。
南にある紅海沿いのアカバ/エイラットのようなリゾート感もありません。

一体だれが、この地味な国境の情報を必要としているのかは分かりませんが、自分のような変わり者のために、2019年5月時点での情報を残しておきます。


●目的
自分はヨルダンからパレスチナに行きたくて、まずはイスラエル入りをしました。
パレスチナ内の目的地はジェニン(Jenin)とナブルス(Nablus)です。
本当はヘブロン(Hebron)に再訪したかったのですが諦めました。

●なぜキング・フセインではなく、シェイフ・フセインを選んだのか
キング・フセイン/アレンビーは非正規の国境です。
そのためか、シャバット(ユダヤ教の安息日・金曜の午後から土曜日丸1日)は閉鎖されるとのことです。
自分は水曜にヨルダンを出国し、金曜にヨルダンに戻る予定でした。
アレンビーの時間縛りのせいでパレスチナでゆっくり出来ないのはイヤなので、
シェイフ・フセインを選びました。

また、本当は「アレンビーから出国してシェイフ・フセインから戻る」とか
「シェイフ・フセインから出国してアレンビーで戻る」という一筆書きのルートにしたかったのですが、それをやると、最悪帰れなくなるらしいのでやめました。

たとえばシェイフ・フセインから正しくイスラエルに入国し、アレンビーから非正規でヨルダンに戻ると、パスポート上ではずっとイスラエルにいることになるため、いざ別の国境からヨルダンを出ようとした時に、つじつまが合わなくなってしまい、出国させてもらえない可能性があるそうです。

また、アレンビーから非正規でイスラエルに入り、その後で別の国境からイスラエルを出国しようとした場合(第三国への移動、または、シェイフ・フセインやアカバなどの陸路でヨルダンに戻る)にも、「イスラエルに来ていない人が、イスラエルを出ようとしている」ということになってしまい、出国できない可能性があるそうです。

なので、「アレンビーは必ず往復で利用する」が鉄則かと思われます。
(時間たっぷりの旅なら、あえて試してみたいところですが・・・)


●●ヨルダン→イスラエル●●
まずはシェイフ・フセインからのヨルダン出国について
シェイフ・フセインには、基本的には(専用の?)タクシーでしかアクセスできません。(あと物流関係のトラック)
イミグレの建物まで行くバスなどもないです。
一般車両はNGなので、レンタカーとかでも越えられないはず。
(ヨルダン人でも知らない人がいました)


2019年5月1日(水)

◆アンマン旧市街→ムジャンマ・シャマーリー
シェアタクシー/2JD

8:30前にアンマン旧市街でタクシーを捕まえ、アンマンの北側にあるムジャンマ・シャマーリーというバス停へ。
この時のタクシーは先客アリの乗り合いイエロータクシーで、メーターを使ってくれてました。
ムジャンマ・シャマーリーについた時点で2.3JDくらいでしたが、端数は切り捨てて2JDでOKとのこと。(良心的)

◆ムジャンマ・シャマーリー→イルビット
1.5JD/ローカルバス

8:40発のイルビット行きのバスがあったので、それに乗りました。
道中、1回だけ警察のチェックがありました。



警官がバス車内に乗り込んできて、大人の男性のみ身分証を提出していました。
外国人風の人がいなかったので、男性旅行者も対象になるのかは不明です。


10:00頃、イルビットに到着。



シェイフ・フセイン・ボーダーに行きたい旨を伝え、乗るべきバスを教えてもらいます。
ドライバーにも、乗客(ドライバーの友人?)にも聞いて、Wチェックしての乗車。
1.5JDとのこと。



シリア方面に近づいているような看板と、


軍っぽい施設なども見えて、


もうしばらく行ったあたりのゲートっぽいところで「ここだよ」って言ってる(っぽい)。
10:50前、自分的には「ちょっと早すぎないか?」「まだ北にしか向かってないような?」(地図だと、北→西→ちょい南っぽいルートを想定していたので)などの疑問もありつつ、「ここだよ」って言ってる(っぽい)ので降ります。

ゲート???


このゲートの奥にあるのか?
ってことで、とりあえず歩く。歩く。歩く。

なんか違う。
雰囲気はちょっと埠頭とかに近い感じ。

かなりキレイで大き目の建物があったので
「ここがイミグレじゃないなら、もう誰かに何か聞こう!」と決意。



そして、全然違うことが判明orz

このビルのセキュリティ・スタッフのようなおじちゃん(ズィヤードさん)が、タクシーくらいの価格で送ってくれるとのこと。(仕事中なのでは?)

別のセキュリティ・スタッフさんや、アジア系の社員ぽい2人組などもその場にいて「それってグッド・プライス?」などと聞いてくれたので、ボラれたりはしていないはず。
ってことで、35JDで妥結して、お願いすることに。

道中ではシリア難民のキャンプに遭遇したりして、国境に近いことをヒシヒシと感じました。
写真を撮るために車を止めてくれたけど、止める前に
「キャンプの中には絶対に入らないでね。危ないからね!」
って口がスッパムーチョになるほど念入りに言われました。











また、この日は2019年5月1日だったのですが、旅行中はカレンダーの概念を喪失してしまう自分なので、ズィヤードさんから「ジャパンのエンペラー、変わったよね?」って聞かれて初めて令和になったことを認識しました。

ヨルダン国王への褒め言葉と、アサドへの悪口をひとしきり聞かされた後、
「ジャパンの前エンペラーはどうよ?」と聞かれ、てっきり昭和天皇のことかと思い、「戦争責任とかあるし、さてどう答えるべきか・・・」とひとしきり悩んだが、この時点での前エンペラーって現上皇、つまり平成の天皇ということになるわけで、ホントに令和ボケでした。

ペトラは南側なのに(笑)


肥沃な三日月地帯的風景



12:55頃、ヨルダン川手前の橋に到着。


ズィヤードさんはイミグレまで連れてってくれるつもりだったのですが、前述の通り一般車両ではアクセスできないので、まずはヨルダン川の手前で降ろしてもらいました。

海抜マイナスなので、ペットボトルが潰れます。



◆ヨルダン川手前→シェイフ・フセイン・ボーダー
1.5JD/タクシー

ヨルダン川にかかる橋のたもとには元締め的な兄ちゃんがいます。
彼にお金を払ってチケットをもらい、タクシーが来たらドライバーにチケットを渡して乗る。
というシステムでした。
(町から乗ってきたタクシーで、そのままイミグレまでいけるのか、ここで元締め的な兄ちゃんが仕切ってるタクシーに乗り換える必要があるのかは不明です)

タクシーを待つ人々


基本的には1グループ1台です。
街中みたいなタクシーのシェアは基本NGみたいでした。
でも、タクシーがなかなか来なかったので、頼んだらシェアさせてくれました。
ただし、チケットは没収なので、安くなるわけではありません。



ってことで、13:10頃に出発

タクシーに乗り込んだら、パスポートを運転手さんに渡します。
橋からイミグレまでの間に、パスポートチェックが2回あります。
2回通過したあと、運転手さんがパスポートを返してくれます。




13:15頃、イミグレ関連の施設に到着

まずは荷物チェック。
荷物チェック完了後、また同じタクシー(待っててくれます)に乗って移動。

◆ヨルダンの出国税/10JD

免税店の辺りで降ろしてくれます。(タクシーとはここでさよなら)

いちを免税店



免税店に向かって右奥の建物がイミグレの窓口。


(てか、撮ってて大丈夫なのか?)


出国税10JDを支払い、スタンプを押されだ!!
うそでしょ!?
押されないっていうブログを鵜呑みにして、何も言わずにいたら
ス タ ン プ を 押 さ れ た ! !

慌ててイミグレのスタッフに
「ちょ、待てよ!」と抗議するも
「イスラエルのスタンプじゃないから大丈夫」
ってニコニコしながら言われたけど、スタンプってボーダーの名前も入ってるよね?
ってことは、ここからはもうイスラエルにしか入れないわけですよね?
あーもー!
大丈夫なのかもしれんけど、やっぱ心配。
やばそうな国に行く時は、空路じゃなくて陸路で、つぶしが利くようなプランで挑まねば。
この時点で13:20です。




4/26のスタンプはクイーン・アリアから空路で入国のスタンプ。
5/1のが、今押されたシェイフ・フセインの陸路出国です。
アラビア語分からないけど、
「JVB」ってのが「シェイフフセインブリッジ」の略じゃないよね?
(スペルならSHBだし)


◆国境またぎのバス/3JD

その後、国境越えのバスチケットを3JDで購入。
自分は現金で購入したので、カード使えるのかとかは不明です。






大きい荷物は車体下部のトランクへ。
(自分の約50x30x25cmくらいのバックパックは、車内に持ち込めました)



13:45 バス出発。
そして、即停車。

車内で出国税の領収書(?)千切られるので、仕舞いこんでると大変です。


こーきて

こう!



すぐにイスラエルの国旗が見えてきて、バスの車体を入念にチェック。
車体の下は探知機と思いきや、鏡でチェックしてしました。
そんな感じで、バスは遅々として進まず(笑)


(撮ってていいのかなぁ?)


14:00 ようやく本気で走り出す。
そして10秒で到着。

多分ほぼ全員が「歩いて行っちゃダメなの?」ってモヤモヤする距離感です。


◆イスラエルに入国

イスラエルのイミグレ(ヨルダン・リバー・ボーダー)では、
まずパスポートをあずけます。
その後、荷物チェックへ進みます。
パスポートは、預けたのとは別のとこから返却されます。

あちこちのカウンターで結構色々聞かれます。
おじいちゃんの名前とか聞いてどうするんだろう?って感じですが、質問は3箇所くらいで行われ、内容がダブってる部分も多いので、ちゃんと同じ事を答えているか確認・・・しているとも思えず、もっと単純に「言い淀んだりしていないあか?」の確認なのかも?

14:18にめでたく入国できました。

※この後はしばらくイスラエル~パレスチナの移動について書きます。
イスラエルからヨルダンへの国境越えについては、スクロールして探してください。

さて、この旅の自分の最初の目的地はパレスチナのジェニンという町です。
ヨルダンの歩き方の地図に載ってるパレスチナの都市名が、エルサレムとジェニンの2つだけだったので、「なんかあるだろう」ってことで、ジェニン行きを決めました。

理想のルートは
国境↓
ベト・シェアン(Beit She'an)またはアフラ(Afula)までバス↓
バス乗り継いでジェラマ(Jalamah)のチェックポイント↓
なんかテキトーにジェニン(Jenin)へ到着!
って感じでした。

が、さすがの地味国境、国境にバスとかなかったですorz
それどころか、自分が見たときはタクシーも1台しかいませんでした。
(エルサレムに行きたくて路頭に迷ってる白人男性も見かけました)

このタクシーのおじちゃんが、てんで英語がダメ。
自分は英語が中1の1学期レベルなのですが、久々に自分より英語話せない人に出会いました。
仕方がないのでイミグレでたむろしてるおじちゃんたちも巻き込んで、なんとかやり取り。

そして400NISという高額を提示された。(1NISが35円くらいかな)
当然「はぁ? 30~40kmだよ。なんでそんな高いの!?」
って色々聞いてみるのだが、

・ここから町までのバスなんてない
・町までタクシーで行っても、町からチェックポイントまでのバスなんてない
・車の事故があったからジェラマのチェックポイントには行けないよ
・ゆえにジェラマのチェックポイントは今日は閉まってるよ
・パレスチナには大回りして、西側のチェックポイントからしかアクセスできないよ
・西側のチェックポイントまでは、めっちゃ大回りだよ
・だから400NISするよ

的なことを言っておる。
こっちが「ジェラマのチェックポイントに行けるとこまで近づいてくれたら、あとは歩くから」
と言っても、ムリムリの一点張り。
タクシーはこれ1台。
仕方がないし、時間ももったいないので、350まで値切って妥結。

なお、上記説明のどこまで本当か分かりませんが、
後 半 は 全 部 ウ ソ で す !!

手元に300NISほどあったので「今回の2泊3日は両替不要かも~」って思ってましたが、そうも言ってられません。
が、ヨルダン・リバーのイミグレ内のATMでは、何故かキャッシングが出来ませんでした。
(楽天のマスターとイオンのVISAでトライ)
しゃーないので道中のベト・シェアンでATMに寄ってもらいました。

そして、ジェラマのチェックポイントに到着。
ジェラマのチェックポイントに到着?
行けないって言ってたジェラマのチェックポイントに到着?
大回りするって言ってたのにジェラマのチェックポイントに到着!
350NISで妥結したのにジェラマのチェックポイントに到着!?
地図まで見ながらルート確認したのにジェラマのチェックポイントに到着!?

しつこくてスミマセン。

ここで交渉するべきだったのかもしれませんが、
すでにお金おろした後だし、
イミグレでのやりとりで疲れたし、
ドライバーさん英語さっぱりだし、
350NIS払っちゃいましたよ。

てか、この時はまだ
「自分の英語力が足りないせいかな?」
「本当はもともとジェラマまでで350って言ってたのかも?」
とか、自分にも非がある可能性を薄ぼんやり想定しておりました。

が、2日後にガチ切れします。
全く同じ距離を別のタクシーで120NISで行けました。

行きがユダヤ人、戻りがパレスチナ人なので、ベースとなる物価が違うとかあるのかもしれませんが、タクシーを拾ったのはどちらもチェックポイントの外側ですし、英語分からないのもフリだったんじゃないかとさえ思えてきます。

とにかくボラれました。
しかし、異国でここまでボラれた(ことに気づいてる)のが初めてだったので、なんかちょっと「やっと旅人の仲間入り?」みたいな感じで、テンション上がってる自分もいますw



でも、このベンツもこーやってボッタ金で買ったのかと思うと憎たらしい。
てか、この笑顔が憎たらしいw


こうして無事(?)ジェラマのチェックポイントに到着。



あ、チェックポイントというのは、ザックリ言うとイスラエルとパレスチナの間にある国境みたいなやつです。
場所により、その通行の面倒くささはマチマチで、バスに乗ったまま係員が車内に来てチェックするだけのところもあるし、ノーチェックだけど夜中は閉まる鉄格子とかもあります。
また、場所によってはイスラエル~パレスチナ間をチェックポイントを回避して移動できるルートもあるそう。(壁が完成したらなくなるかも?)


◆ジェラマのチェックポイント通過
イスラエル→パレスチナ

んで、ジェラマのチェックポイントは警戒度マックスのめっちゃ本格的なところでした。
建物内ではパスポートの提出もあり、空中にはむき出しの通路があって、そこをアサルトライフル的なものを持ったスタッフがウロウロしながら、こちらに目を光らせています。

他のチェックポイントでは普通に写真とか撮れてたので、ここでも外の通路で写真を撮っていたら、それもNGだったらしく、全てのゲートが施錠され、2分程度ですが完全閉鎖を引き起こしてしまいましたorz
ただ、ここで一瞬閉じ込めにあったパレスチナ人の皆さんは、私が原因と分かった上でも、だれも怒ってる感じはなく、そこはホッとしました。
普段から色んな理不尽が多すぎて、これくらいじゃ頭にこないのかも?

とにかく、ジェラマのチェックポイントは「国境と同じ」という心構えが必要でした。
地元民さんゴメンナサイ。

自分自身は、いかめしい監視員さんに「なんで写真撮ったの」と聞かれ、
「ダメって知らなかった」「日本にこーゆーのないから珍しくて」とか言って、撮った写真を削除して開放されました。
バカな観光客くらいに思われてるんだと思います。

これにて無事パレスチナ入り。
パレスチナ内のジェニン&ナブルスの観光は割愛します。


●●イスラエル→ヨルダン●●

そして2日後。2019年5月3日(金)
この日はパレスチナのナブルスからヨルダンに戻ります。

シェイフ・フセイン/ヨルダン・リバーを選んだことの理由の1つに
「キング・フセイン/アレンビーは金曜の夕方から土曜は閉まる」
というのがありました。(ユダヤの安息日に由来します)
金曜にパレスチナでゆっくりしたいのもあって、年中無休のシェイフ・フセインを選んでいたわけです。
ところがジェラマのチェックポイントも金曜の14:30から閉鎖されるとのこと!

ジェラマのチェックポイント
金 曜 の 14 : 30 か ら 閉 鎖
(他のチェックポイントでも、そういう場所があるかも?)

本当は、木曜午後と金曜午前で観光したかったナブルスですが、ここで下手をこくと、最悪ヨルダンに戻れるのが日曜になりかねない!?
仕方がないので、金曜午前の観光は諦め、けっきょく朝から移動開始です。
なんのためにシェイフ・フセインにしたのか・・・。
(マイナー好きってのも大きな理由ですが)

8:00 ナブルスの宿出発

安息日らしく、ゴーストタウン状態のナブルス。







8:20 セルビスのムジャンマ着(ちょっと分かりにくい)



◆ナブルス→ジェニン 15NIS/セルビス
(通常はバスで10NIS)

金曜はイスラム教の安息日でしたが、大きなバスは走ってなくても、小型のセルビスが運行していました。
ターミナルの売店も開いているところがありました。

8:40 7人の乗客(満席)で出発
9:30 ジェニン着(やはり通常のバスよりは早い)

◆ジェニン→ジェラマのチェックポイント
11NIS/タクシー



ナブルスからのセルビスが着いた場所がタクシーのターミナルもかねていますが、車はあってもドライバー不在。それが安息日。
セルビス待ちの人はいましたが、チェックポイント行きのセルビスはなくタクシーで行くことに。

セルビス待ちの兄さんたちに聞くと、ちょっと歩いたところに別のタクシーターミナルがあり、そこから12NISでチェックポイントに行けるとのこと。
が、その「ちょっと歩いたところのタクシーターミナル」が分からずまごまごしていたら、キレイなお姉さんが通りがかり、なんやかんやでウーバー的な感じで黄色いタクシーをここまで呼び出してくれて、11NISでチェックポイントという話までつけてくれました。
来る時は4人でシェアタクシーで、まわり道してって感じで5NISだったので、悪くないお値段かと思われます。

9:48 ジェニン発
9:55 チェックポイント着

とんとん拍子すぎて拍子抜けですが、帰れないよりずっとマシです。


◆ジェラマのチェックポイントを出る

タクシーを降り、チェックポイントの建物に入ります。
行きはパスポートを見せて、その場で返されました。
しかし、帰りはパスポートを預けたあと、なかなか返却されず、他の越境仲間(おっさんばっかw)と一緒に小部屋に押し込まれ、全員がスマホやカメラなどの小型電子機器を提出させられ、そのまましばし待機。
その後、いっせいにスマホもパスポートも返却されました。
(取り違えとかないのか心配・・・)

10:12 チェックポイント通過完了!です。


◆ジェラマのチェックポイント→ヨルダン・リバー・ボーダー
120NIS/タクシー

チェック・ポイントを抜けると数台のタクシーがいたので、適当に声をかける。
狙ったわけでもないけどアラブ系のドライバーさん。

国境まで頼んでみたが、最初は
「国境までは無理。ベト・シェアンまでなら行ける」
というので、それで妥結。
ベト・シェアンから国境までは4kmくらいなので、時間的には無問題だし、ちょっと歩いてみたい気持ちもあったし。

しかし、どういう心境の変化か、走り出してから
「やっぱり国境まで行こうか?」という新たな提案が。
「NISの余りがないんだよね」
「JDでもいいよ」
「JDだといくら?」と、交渉スタート。
しかし、なんとなくJDはキープしたくて、
「ベト・シェアン通過する時にATM寄ってよ。NISで払うから」
「OK」
ってことで120NISになりました。


10:50 楽しくおしゃべりなどしていたら、直接国境に行きやがられましたよ。
あーもー!
こーゆーウッカリが地味にめんどくさいんだよぅ。
イミグレのATMは使えないんだよ、私は!

そしてドライバーさんはイミグレの建物には入れず(?)

自分がイミグレの敷地に入る際に、胸にシールを貼られるのですが、
「両替してタクシーにお金払うから、一旦戻ってくる」的なことを伝えると、旨のシールに何か書かれた。きっと事前に伝えておいてよかったんだと思う。

有人の窓口では、楽天のマスターでキャッシングできた。
けど、きっと普通にATMでやるよりレート悪いんだろうな~。
(てか、帰国後に確認したら、どうにも納得いかない金額になってた・・・)

で、このお金を手にイミグレの外に戻る。
これ完全に逃げ切れる状況なので、同じ状況で戻らない輩とかいるだろうな~って思う。
実際、お金持ってったらドライバーさん、めっちゃ不安そうからの安心~!な表情の変化見られて興味深かったです。


◆イスラエルの出国税 カードで払って3,732円

◆国境バス 値段失念(小額でした)

11:05 もう一度イミグレに戻って、今度こそ出国です。
建物内の改札口みたいなゲートの手前、右手側に有人のカウンターがあり、そこで出国税を払います。
(両替とかもここで出来る)

米ドルや現金でもOKですが、自分はカードで払いました。
帰国後に確認すると3,732円
101NIS+手数料5NISらしいので、これは金額的にも違和感なし。

※キング・フセインは非正規国境とのことで、倍近く取られるそうです。国境バスも高いはず。


パスポートと出国税の領収書を持って、改札口みたいなゲートを通り、次のカウンターでサクッと判子をもらって終了。
入国にくらべると陸路出国はザルでした。

※なお、半年前の空路イスラエル入出国では、入国がザルで出国は七面倒くさかったです。


で、出国はザルでしたが、バスがなかなか来ない。

閑散とした免税店をうろつき、のんびりとトイレに行き、
あとはボーーーーーッと座って待つのみ。
その間にバスのチケットを予め買えたのかもしれませんが、すっかり失念しておりました。
でも、乗る時に現金支払もOKです。
金額失念ですが、チャラッとした小銭で払えました。

そして10秒の乗車を経て、ヨルダン側のシェイフ・フセインのイミグレに到着。


◆ヨルダンの入国税(ビザ)
日本人は無料

ビザ免除の日本人は無料ですが、仲良くなったパレスチオ人は5JDだか10JDだかを払ってました。
海外のお友達と一緒にご旅行の際はお気をつけくださいませ。

そして、あいかわらず入国スタンプをくらいました。

12:00 そんなこんなでヨルダン入国


◆シェイフ・フセイン→イルビット
5JD/シェア・タクシー

イミグレの建物を出ると、屋根つきのベンチがあります。
みんなタクシーや迎えの車で、どんどん立ち去っていきます。
いかにもバスとか来そうな雰囲気ですが、こないのかも・・・
無意味に数分待ってしもうた。

イミグレの建物に向かって左側にタクシー会社の小さい事務所があったので、そこに行くと、自分と前述のパレスチナ人のほかに、男性2人組もいて、4人でタクシーをシェアすることに。

事務書のボスと、あと一人しかおらず、その方が運転手さんだったので、もう少し乗りたい人が多かったら、相当待つことになってたのかも?

1人5JDと言われ、カードはダメ、お釣りもダメと言われ、札しかなかった自分が絶望していたら、パレスチナ人が驕ってくれました。ありがとう。

12:20 シェイフ・フセイン・ボーダーを出発
行きと同様、タクシーに乗り込んだらとりあえずドライバーにパスポートを預けます。
13:00 イルビットに到着


◆イルビット→アンマン
1.5JD/ローカルバス

アンマン行きのバスは、アンマンからのバスが到着したのとは別のムジャンマ(バスターミナル)から出発だったので、少しビックリ

13:10 出発
道中、またしてもポリスによる男性のみのI.D.チェックをはさみ、
15:00 アンマンのムジャンマ・シャマーリーに到着。


総括
シェイフ・フセイン・ボーダー/ヨルダン・リバー・ボーダーは、自分のようなヘッポコでも越えられました。
しかし、地味国境ならではのバス無し、待ち時間長し、などの展開もありました。

国境は年中無休とのことですが、私のようにパレスチナ行きを検討している方は、チェックポイントの営業時間も要確認が吉です。

また、色々と不安定なエリアなので、国境もチェックポイントも急遽閉鎖とかもあるかも知れませんので、余裕をもたせたスケジュールで使うことをオススメしたいです。

良い旅を!


旅の全体図はコチラ