みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

東北ツーリング その2 Lucky Island→Palace Castle

2013年09月20日 11時38分21秒 | みう・ばいく&国内旅行
こんばんにゃ。

ツーリング初日は福島の景勝地・松川浦に宿を取り、翌朝の日の出を楽しみにしていましたが、
磐梯山から宿まで雨雲を引き連れてきた自分は、そのまま雷注意報まで呼んでしまい、目覚めの風景はこんな感じorz





宿の目の前は入江に囲まれた静かな海でしたが、静かでも海は海なんだなと、しみじみさせられる宿周辺の様子。





そして雨の中、高速をひた走り宮城へ向かい、最初の目的地はコチラ!



松島海岸駅
駅の看板が、なんとも風情ありますな。


そして、マリンピア松島へ



チケット売り場のゆるい文句
「マンボウは体調不良のためお休み」ってw

どれだけ魚を詰め込む気なんだ・・・
     ↓



ちなみにコチラの水族館の目玉はマンボウだけではありません。
なんとも言っても一番人気は海のパンダ・イロワケイルカちゃんです。




こちらはシャチにあらずです。
でも、白黒の生き物はシャチもパンダもペンギンも白クマも、みんなカワイイね♪

田舎の水族館らしい風情を存分に満喫した頃には小雨もギリギリやんでおり、松島海岸を散策。





松島や おい松島や どこ行った?
モヤってしまって、こちらの景勝地も撃沈orz
とりあえず、すかし橋渡って、焼きカキ食べておきました。






松島からは下道をトコトコ走って、女川町へ。
女川は2年前にボラで行ったとこなので、どうしても見ておきたかった場所で、今回のツーリングの中でも最重要ポイントの一つです。

女川に向かう道は、2年前のコースとかなり被せてみました。
東松島の町を一望できる橋を通るときには景色がどう変わっているのか、期待と不安にドキドキしたけど、ものすごい霧で本当に何も見えませんでした(^-^;)

でも、道に転がっていたビルみたいに巨大なタンクとかは無くなっていて、あの頃は車の中まで入り込んできた強烈な匂いも今回は感じなくて、ゆっくりでも、遅々としてでも、時間は流れているし、変化はしているんだなって感じられました。

というわけで、やってきました!コンテナ村







ランチもコンテナ村で頂きました。




いくら丼、ドーーーン!!

お値段は1500円。ボリュームは満点。女子は覚悟して行くべし!
お味はgoodでした(^-^)
いくらのしたにシャケが敷き詰めてあって、いくらとシャケの味が濃厚でお醤油いらずです。
ごちそうさまでした。


更に道を進んで女川港周辺に・・・

前に来た時は、カーナビに載ってる駅も、コンビニも、あらゆる目印がなくて、一面がガレキと茶色い土埃だった。
今回も目印が何もないのは変わらないけど、ほとんどのガレキや建物が撤去されて、キレイな更地になってた。
これから、この場所がどうなって行くのかは分からないけど、分からないけど、唐突に現れた献花台に手を合わせてみる。花もないのにね。ホント、用意の悪い自分だ。


献花台からの風景。





丘の上の病院から女川港を臨む。





その後、ボラセンになってた女川町総合運動場に行ってみた。
ただ、今回はボラ活動で行ったわけではないので、バイクを止めて中に足を踏み入れるのは、なんとなく気が引けた。
とりあえず、グラウンドは住宅になるらしい。





女川からはリアスブルーラインを北上して、気仙沼を目指します。
この頃には天気も回復してきて、ツーリング日和になってきました♪

ブルーラインは海沿いの山道で、景色はいいし、信号は少ないし、程良いカーブも多くて、本当にドライブやツーリングには気持ちのいい道です☆


だけど、山を抜けて海沿いメインのコースになる頃には、震災の影響を強く感じる景色も増えてきます。


直後の仙台港周辺を思い出させるガードレール。





仮の堤防は自分の身長より低いけど、潮見表のいらない生活に一役買っている模様。





そして、歩行者が本当に少ない。
そのせいとは言わないけど、地図上の「新山神社」近辺で道を間違えたorz




「絶対おかしい!」と、不安が確信に変わり、路肩で地図を睨んでいたところに丁度パトカーが現れました!

お巡りさん「ここら辺は、たまに迷い込んだ人がずーっとグルグルしちゃうんですよね」

怖っ!てか、あなたに会えてよかった☆

結局20キロくらい余計に走っちゃいましたが、霧の松島でかなり時間を短縮出来ていた(というか観光出来てなかった)ので、時間的には、まだまだ余裕。
のはずが、またまた大雨に遭遇(T_T)

ケータイが壊れているので、宿にチェックインが遅れそうってな報告も出来ないし、宿が島なのでフェリーに乗れないとかなったら本気でヤバイ!

でも、途中のファミマで雨宿りしつつ道を確認し、異常に分かりやすい道案内をしていただき、なんとか終フェリーの1便前に間に合いました(^-^;)

100人乗っても大丈夫?符売り場のドアには「開けたら閉めてください」の文字が・・・





さらば気仙沼、いざ大島へ!





宿についたら、お風呂に入る間もなく夕食です。
夕食の焼き魚は気仙沼らしく「鮫の最強焼き」じゃなくて「西京焼き」でした。
身はあっさりしていて、なかなか美味しかったです(^-^)

ここの宿には21時まで限定のパソコンがあったので、とりあえず無事ってことを呟いておきました。

この日の走行距離は約247キロなり。本当にバイクで宮城まで来ちゃったよ(^o^)

その3につづく!かもだにゃあ

東北ツーリング その1 Side Beach→Lucky Island

2013年09月16日 00時07分29秒 | みう・ばいく&国内旅行
こんばんにゃ。
夏休みを利用して、3泊4日の東北ツーリングに行ってきました。

初めての独り宿泊ツーリングで、カーナビもPCも持たずに行くわけで、
かなり下調べをしたつもりですが、どこへ行っても予想外の出来事は起こりますね。

初日、6時半には出発し、順調に Lucky Island へ向かい、
ほぼ定刻で道の駅・ばんだい到着。

その後も、まあまあ爽やかな天気の中、順調にワインディングを走り抜け、
ついに憧れの磐梯吾妻スカイラインへ!

この道は、免許を取って最初に買ったドライブまっぷるに載っていた道で、
写真で一目ぼれの道なのですが、腰の重い自分は免許を取得してから、
なんと7年越しでたどり着きました(^-^;)

道中ではライダー同士の交流も楽しかったです。
ブログ村二輪部門でTOP10に常駐してる新潟のオジサンとか、
多摩、川崎、品川ナンバーなどのご近所さんとか、
毎年お盆と正月は二輪で青森まで里帰りしてる横浜ナンバーさん(イケメンさん)とか、
その場かぎりではあるけれど、素敵な出会いを沢山くれた磐梯吾妻スカイラインでした。

自分はスカイラインの西から入って東に抜けるルートを取りましたが、この道のハイライト=荒野らしい景色は山頂の東側です。


西から攻めると、山頂の手前で「道の頂上」に辿り着きます
   ↓




青い空、白い雲、茂る緑、その先には磐梯山の荒涼とした景色が待っているのだ!
   ↓




磐梯山の山頂にある浄土平のレストハウスで昼食をとって一息つき、いよいよハイライトの東側斜面へ向かおうという頃になって・・・

うそでしょ・・・
   ↓




まさかの濃霧。山の天気、それも午後の天気は変わりやすいと言うけれど、30分前まで晴れてたのに(T_T)

急いで下山開始です。もう景色どころではありません。
というか、どれだけ目を凝らしても景色なんて見えませんorz
ただの見通しの悪い山道になり下がってます。

ビューポイントである「つばくろ谷」もこんな感じ。てか、谷?どこ?
   ↓




ここからは雨、雨、雨です。

本当は山道のあとで南相馬をウロウロする予定でしたが、身の危険を感じたので、早々に宿へ向かいました。

土砂降りの中の運転で、グローブの色が移ったてのひらは紫色に・・・。
いやぁ、気持ち悪かったぁ(^-^;)


その晩、テレビを見ていたら、自分が走っていた辺りは
大雨洪水警報or注意報が出てました!

そして、宿がある松川浦近辺には雷注意報!
雷好きな自分としては嬉しい限りw

そして、注意報・警報レベルの雨の中、バイクでひた走った結果、
NorthFaceのレインウェアのポケットに入れておいたケータイがバグったorz

これはNorthFaceが悪いんじゃない。
濡れた手を何度もポッケに出し入れしていた自分が悪い。
あと、あくまでも山服なので、バイクでの風圧とかは多分考慮されてないんだと思う。


旅先から呟きまくるつもりでいたので、なんだか拍子抜けしたけど、
これでカーナビも無く、困った時も誰にも連絡出来ない、
本当に本当のアナログ一人旅になった。

おかげで、より良い旅になった気がする部分もある。

その日のうちに日記とか書けなかったのと、旅先から葉書を出すのが好きなのに、
住所も全部消えたのは残念だったけど、宿で一人でゴロゴロしてる時も、
全身全霊で土地を感じてるっていうか、どことも繋がらないことで
旅を深く満喫できたって部分もあるかなと・・・。


とりあえず、ケータイ壊れたことを引きずらない性格でよかったにゃあw

本日の走行距離、≒522キロなり。

その2へつづく!かも?