みう と 青

みうと青の共同ブログ。
知ってる人には言えないけど、知らない誰かの通り過ぎる場所で呟きたい独り言があるのです。

きついなぁ

2011年09月04日 04時27分51秒 | みう・しばい
あーーーっ!

もう誰も嫌いになりたくないのに。
誰も責めたくないのに。
誰かを傷つけたいとか思いたくないのに。


『君は君でやって、相手を焦らせればいいじゃん』
って言われたけど、そんなこと出来なかったよ。

奴がどこか手を抜いているのは、私のせいなんだろうか。
違うと思いたい。

相手がもっと素晴らしければ、ちゃんと頑張ってくれるんだろうか?

奴はようするに、共演者全員を舐めてるんだろうか?


もうやだ。

ダメな稽古

2011年08月18日 22時07分25秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

今日の稽古はダメな稽古だった。
何がダメって、自分自身がダメだった。

声が出ない。血が下がる。寒気。
ろくなもんじゃないね。

体調が悪いとテンションはあがりにくい。
気を付けていても体調は崩す。
生き物だから、仕方ない。
気を付けるのみだ。
暴飲暴食とかしてないし。
だから、ダメだけど許そう。


問題はメンタルだ。

上手く切り替えが出来なかった。
いつもならアップとかすると、体だけじゅなくて気持ちも少しずつ整うんだけど、体調不良じゃアップもいつもみたいにできない。

それにしてもダメだ。
もともと気持ちには振り回されやすいタイプだし…

いつか強い心を手に入れて、人に迷惑かけず、いつも安定してる(安定を装える)ようになりたいけど、今すぐは無理だ。

よりよい形で稽古をし、本番を迎えるには、どうしたらいいんだろう。

いっそ2作前みたいに必要最低限の人間的関わりのみにしてしまうべきだろうか。

そんなの寂しいなぁ…って思う、昔からは考えられないような、甘ったるくなった自分がいる。

いい本番にしたくてやろうとしてる事が、いい稽古に繋がらないなんて、ダメダメだ。


いつまでもこんなところにうずくまってないで、早く帰らなくちゃにゃあ

分かってるのに、足がもう動かないよ。

怖いのはネチズン?

2011年08月17日 22時23分39秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。
カテゴリーは「みう・しばい」ですが、今回は芝居の話ではありません。

10月末に友人の劇団に客演という形で芝居に出る事になったので、
その劇団のブログで、自分もちょいちょい日記を更新しています。
(下手したら団員さん以上に更新してるかもw)


で、たまにコメントを頂くわけです。
大抵は団員さんからですが、ごくまれに知らない方から。
先日アップした日記にはこんなコメントが…

****************************

  腹黒い…
  女ってみんなこうなの?
  女ってコワイ‥(゜ロ゜)
 
  無礼講の飲み会ならまだいいけど
  女が平気でセックスなんて公言出来る時代なのかね… 

  女性が恥じらいがなくなると色気も感じなくなるので残念だ(-_-)/~~~

  肉食系のぶりっこってナエル‥(´・д・`)

****************************

対象の日記はコチラ


なんだろう。これ。

自分のアップした日記に、誰もが「そうさ」「そうだ」と相槌打つなんて思ってないけど、
このコメントを書いた人は、何が目的だったんだろう?と考えてしまう。

事無かれ主義になれない自分は思った事をハッキリ言い過ぎてしまう傾向があるから
友達のつぶやきやブログにも「それ、どうなの?」って思ったら「それ、どうなの?」って
コメントすることもあるけど、目的はその人を傷つけることじゃない。


今回、上記のコメントをした人は、どういう経路でブログを目にしたんだろう?
劇団さんのファンなのか、たまたまバッタリ出くわしたのか…

そして、なぜわざわざコメントを残したんだろう?

考えたって分からないけど、なんだか悪意を感じてしまうのだよ。
(悪意を駆りたてるような日記を書くお前が悪い!って言われたらそれまでだけど(^o^;))



で、こういうのは「気にしなければいい」って言うけど、案外気になっちゃうねw

韓国の役者さんの自殺がたびたび報道されたりして「多いなあ」とか感じるわけですが、
その原因・遠因・きっかけに、韓国ネチズンの凶暴さがあげられる事があります。

昔は「気にしなきゃいいのに」って思ってたけど、実際には
見ず知らずの方からの、小さな悪意を感じるコメントをいただいただけで、
ぶっちゃけ相当凹む。

これが1000倍、10000倍の量ってなったら、人によっては
「気にしない」なんて難しい場合もあるだろうし、
「見なきゃいい」なんて簡単なものじゃないのかもしれないと感じた。

小学生のとき、担任の先生が
「暴力はいけません。それが言葉の暴力であってもです」
って言ってたけど、なんか沁みる。


自分も色々気をつけなくちゃいけないにゃあ


最低限の努力

2011年08月08日 23時13分45秒 | みう・しばい
アタシ、こんな弱い自分ヤダ。

でも、下がり続けるモチベーションをどうしたらいいかわからない。


甘えたくなる。

でも、甘えても解決しない。

甘えても強くならない。


下がり続けるモチベーションの中で、
それでも最低限の努力を続けている自分自身を、
せめて自分くらいは褒めよう。

人に自慢出来ることじゃないから。

やってるのは最低限のことだから。



この件に関して言うのなら、当たり前をやるって事は、すなわちゼロだ。

マイナスじゃないだけ。


マイナスの気持ちでゼロをキープしてるなんて苦しいだけだけど、
いつか笑えるように、
誰かを泣かせないために、
続けよう。

やめたら自分を嫌いになっちゃうから。


ねっ!

ポッドキャストでしゃべってみた

2011年08月06日 19時30分40秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

10月にお世話になる劇団さんがポッドキャスト(ラジオみたいなやつ)
ってのをやっていて、そこで喋ってきました。

みうの声を聞きたいという奇特な方がいましたら、ポチっとな。

♪コチラ♪

ちなみに「未浦 青(みうらあお)」と紹介されているのが自分です。

「喋りが下手」
「内容が面白くない」
「ネタが分からない」
「五月蠅い」

などなどのダメ出しは受け付けておりません。

よろぴこ。



  作:つかこうへい

『熱海殺人事件 ~木村伝兵衛部長刑事の初級革命講座飛龍伝2011~』

  @相鉄本多劇場(横浜駅から徒歩5分)

   10月28日(金) 19:00~

     10月29日(土) 14:00~
     10月29日(土) 19:00~

       10月30日(日) 14:00~

   合計4ステージ

  前売り(日時指定) ¥2500 / 当日券 ¥2800


見に行ってあげるよ!って方は、日時と枚数をご連絡くださいにゃ!

ホンダケイコでございます。

2011年08月05日 15時33分47秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

10月の28(金)~30(日)に、芝居をやる事になった自分です。

先日、本番の小屋(劇場)である相鉄本多劇場で、ざっくり稽古してきました。

ホンダケイコでございます。





まだ何もない舞台ですが、ここに劇的なるものが生まれる(はず)








まだ誰もいない客席ですが、本番当日はここにお客様の笑いと涙と酒と泪と男と女と部屋とYシャツと愛しさと切なさと心強さと芝居の熱気でいっぱいになる事を願って…

いや、そうするべく日々努力。

これしかないんだにゃあ


  つかこうへい作

『熱海殺人事件 ~木村伝兵衛部長刑事の初級革命講座飛龍伝2011~』

  @相鉄本多劇場(横浜駅から徒歩5分)

  10月28日(金) 19:00~

  10月29日(土) 14:00~
  10月29日(土) 19:00~

  10月30日(日) 14:00~

  合計4ステージ

  前売り(日時指定) ¥2500
  当日券 ¥2800


見に行ってあげるよ!って方は、日時と枚数をご連絡くださいにゃ!

早く決断しなくちゃね

2011年06月19日 22時51分08秒 | みう・しばい
降りようかなと真剣に悩む。


稽古場でピリピリしてるのは全然かまわないけど、
見学の方がいらした時に挨拶もしないような団員がいるのはどうかと思う。

プロじゃないんだし…と言われりゃそれまでだし、
前から付き合いもある人達だし、
私も嫌々出る訳じゃないはずなんだけど、
でも、お金の話とかをキチンとしてくれないのは困る。
というか不愉快だ。

客演でも、やるからには団員さん同様にスタッフ仕事だってやる。
それは全然かまわない。
むしろ、私が衣装チーフなのに、
話ちゃんと遠そうとしないってどうなの?
と頭にくる。

分かったって言ってもグダグダグダグダ説明してる。
『とにかく、はいって言え』って言ったのはどこの誰?

芝居感に信頼持てない人からの横槍がバシバシ入りそうで、この先不安。
そんなに口出ししたいなら、まずは実力と思慮深さの片鱗を見せてくれ。


礼儀がない、まともな話し合いができない、口ばっかり…

チームの質が低すぎる。

でも、自分の力では変えられない。

やめたい。

関わりたくない。かもしれない。

なんて書いたら、気持ちが少しは落ち着くかにゃ~…なんてね。

芝居覚え書き

2011年06月03日 00時27分51秒 | みう・しばい
覚え書き。

久々に、真面目に芝居やった。

役決まる前の読み合わせでやってた雰囲気芝居を止めた。
(やめきれないけど)

ようやく自分と役に、真摯に向き合えた。

いちをレペテーションも試みたけど、そっちは久々で思うようにいかない。

もらえない。
もらっても響かない。
響いても表に出て行かない。

『自分』って楽器が鈍ってる。
調律しなくちゃ。

勇気と無欲が鍵なのは解ってる。

本当は声も張りたくないんだよなぁ。


自分の芝居は、シンプルリーディングから始めた方がいいはず。

でも、周りは私が『雰囲気芝居』してる方が楽なんじゃないかと思う。


自分を少しズレたまま積み重ねてしまうかもしれなくても、みんながやりやすいと思われる方法でやるのと、

多少みんなに迷惑をかけるかもしれなくても、自分的なベストを尽くすべきか。

どちらが、よりよい本番に繋がるのか、今は分からない。

悩むなぁ…。

でも、今日、芝居して楽しかった(^-^)

がんばろう!

処女作のススメ

2011年04月06日 23時59分39秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

親しくさせて頂いている劇団『超電磁劇団ラニョミリ・インターナショナル』さん、略して『ラニョ』さんの稽古に最近ちょくちょく顔出してます。

で、そのラニョさんの稽古で『台本を書いてみよう』みたいなのがあり、団員でもないくせに参加してみました。

本来は稽古場で、いっせーのせ!で書き始め、途中まででもいいから出来た物を見せ合う。みたいな感じらしいのですが、自分は絶対に手書きは嫌だったので、予めパソコンで作成しました。
(手書きだと自分の字の汚さに気が滅入り、書く気が失せるため)



そして、その必要もないのに、何故か台本(らしき物)が、(いちを)完結した。

これは自分的には『処女作』である。
(自主的に書いて初めて完結したのだ)


書き上げた感想は、意外にも『誰か早く読んで!』です。

自信なんか無いけど、とにかく読まれたい。
読み合わせとかもされてみたい。
他の人にどう映るかとか、
二次元が三次元に近づく瞬間とか、
見てみたい!


あと、気持ちいいね。
まだまだ直したいところ、足りないところ、どうしたらいいか分からないところが沢山あるけど、いちを『おわり』とか『fin』とか書けて、それだけで少し幸せ。

作家さんはこんな爽快感を味わっているのかと思うと羨ましい。
ただ、上演台本に選ばれた方は、後々地獄も見るようなので、その辺は頑張って下さいとしか言えないけど…。

とにかく、いい年して処女デビューです!
優しくし・て・ね☆



嗚呼、自分アホくさいにゃあ

演劇のススメ

2011年04月02日 14時43分57秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

ちょっと出遅れた感のある日記ですが、せっかく書いたのでアップします。

ちょっと前まで、あるいは今も?
震災の影響で、色んな催しものが延期・中止になっております。
自分の知り合いがやっている東京の劇団も、先週の公演を中止しました。

こういう動きって、きっと色々な事情や気遣いの結果なんだと思います。

が、

やってくれ!
やれる奴は芝居でも何でも!
ちょっと無理してでもやってくれ!

と、思います。ってか願います。


お芝居とかゲイジュツとか、有事の際には真っ先に削られるのは致し方ないというのは分かってます。
すごく人間的で素敵な行為だけど、ただ生きていくだけなら一番どうでもいい事、必要ない事だもんね。

だもんで、こんな時に芝居とかやるべってなると…

不謹慎って糾弾されたり、
やたらと何でも自粛したり、
やいのやいのと言ったり言われたり?
かと思ったら、ガソリンやら食料やら水やら奪い合うように買い占めてたり…

なんかもう、民間人同士による検閲のような、
自主規制合戦のような、
ちょっとした略奪のような、
これじゃあまるで…

戦時下か?
戦争中なのか?
(そりゃ被災地は『まるで戦場』かもだけど)


てか、戦争って怖いよね。
すんごい爆弾落としてみたり、限られた土地や何かを奪い合ったり、人が物扱いされたり、人が人をザクザク殺したり、ホント怖い。

人間が、人間らしくなくなる。



今回の震災は悲しい出来事だけど、それをきっかけに日本人のクールな対応や、人間同士の助け合いのすごさなど、素敵な発見も沢山ある。

けど一方で、買い占めとか、風評被害とか、火事場泥棒とか、人としてどうなん?な事もちょいちょい起きてる。
で、そんなんやってるのは、どうやらガッツリ被災している方々じゃなくて、ギリギリ難を逃れた人々が多いみたい。
本当はそんな人々が、被災者への思いやりを発揮して欲しいのに。


だからさ、やろうよ。芝居を。
歌や踊りでもいいし、やりましょうよ。

こんな時だけど、こんな時こそ、
人間らしさを取り戻そうよ。
人間らしさを忘れたくないよ。



なんて、なんか壮大な発言ですが、やりたいだけ、やってほしいだけの詭弁かにゃあ(^_^;)?

芝居が下手すぎる!

2011年03月07日 02時15分42秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

何を思ったのか、5年前の出演作『TENPAN』のDVDを見てしまいました。

まあ、何を思ったかというと、にゃ~んとなく芝居のこととか妄想してたら無性に
『お客様からどう見えてるの?』
みたいな、いわゆる観客目線が気になりだしてしまって…。

で、感想。

誰だ?この芝居の雑なオナゴは!
はい。自分ですorz


自分の芝居は下手に見えるとはよく言いますが、それにしても下手だ。下手というか雑だorz

正直、稽古中から気になっていたのに、ついに本番まで解決出来なかった(誤魔化してしまった)セリフや動きも散見。

細かいところでは、衣装の素材や自身の髪型と、照明とのバランスに気を配れてないなとかも…。


勉強になってしまった。
思った以上に勉強になってしまった。


今後の人生の中で、どんな役をもらえるのかも、
そもそもいつかは役を頂けるのかも、
まったくもって分かりませんが、もしラッキーがあるならば、この悲しいまでの勉強を少しは生かしたいなぁ。
なんて思った。
それくらい酷かった。


あっ!ちなみに敬愛する白鵬関が言ってた好きな言葉。
『運は努力した人間にしかこない』

自分は、運を運として生かせるのは、日頃から努力してる人だけって意味だと解釈してます。


来るか来ないか分からないチャンスに向けて、日々努力…

嗚呼、絶対に無理!
自分の性格上不可能!
だって楽しいことしかしたくない!

こんな自分に明日(と書いてミライと読む?)は来るのか?

無理そうだにゃあ〓

芸術家は幸薄い?

2011年02月28日 20時17分11秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

少し前にTwitterから読んだ論文(?)で、『悲しみは人間を敏感にする。注意深くさせる』ってのがあった。
検証方法も理にかなっているように見えたし、なかなか信憑性があるように思えた。

それ故に、芸術家と呼ばれる人には『不幸』と言われる人が少なくないと。
(もちろんハッピーな芸術家だって沢山いると思うけどw)


自分が『幸せ』について考えるとき、それが何かは分からないけれど、それを感じるのに必要なものは『知性(想像力)』と『謙虚さ』な気がする。


たとえば友達からプレゼントを貰って『嬉しい』ってのは、まあ簡単。
でも、プレゼントをくれる友達がいることの幸せや、プレゼントをくれなくても友達がいることの幸せを感じるのは、案外難しいかも。

『もしいなかったら』を想像する知性が必要になると思うし、
それをありがたがれる謙虚さが必要だと思う。

『自分はこのくらいは当たり前』って、今恵まれているもの当然と思っているうちは、幸せは感じられないと思う。

ぼんやりしてたら、どんな人生でも幸せはすり抜けて行っちゃう。


悲しみが人を敏感にするなら、失った幸せだけじゃなく、今ある幸せにも敏感でいたいにゃあ

南へ

2011年02月19日 01時14分44秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

2月11日(金)に池袋の東京芸術劇場 中ホール S列29番、ようするにキャパ841人の劇場の一階席 中央上手寄り(舞台に向かって右寄り)で、野田MAPの『南へ』を観てきました。

S席9500円よんorz

上演時間は休憩無しの2時間10分。

以下ネタバレ含みます。



さて、内容は…
最近妙に地震の増えてきた火山の麓の観測所に、火口に飛び込もうとしてたとして保護された嘘ばかりついている女と、火山が大好きでたまらない火山観測家(?)の男が出会うところから始まります。

男は火山が噴火すると言い、麓の宿屋の三つ子や、謎の御一行は噴火は無いと言い、その間にも地震は続きます。

絶対に狼少年にはなることが許されない火山観測家。

事実より刺激の匂いに群がるマスコミ。

怪しい帝の訪問に沸く麓の村。

嘘をつきつづける女。

果たして火山は火を噴くのか?


前半で印象的だったシーンの一つ。
他人から聞いた話を、まるで自分の思い出のように語る女が
『学ぶって大切よ。(中略)記憶は学ぶもの♪』
みたいなことを言います。

これが、個人的には後半なかなかのフックになるかなと。

そして火山男は後半、記憶を失います。
名前も忘れた男は、ハッキリしている事は日本人らしいという事だけなので『日本人』と名乗ります。

この『記憶喪失の日本人』が出てくるあたりからは、もう怒涛!
一気にいやな予感とザワザワした感覚が湧き上がり、これでもかというくらいにメタファーのラッシュ。

自分の脳みそはもの凄い勢いで回転数をあげようとして、何度もエンストしかけながら、それでもくらいついてトップギアでアクセル全開。

これは多分、一般的な観客の大半が味わってる感覚ではないかと思われます。

ただ、ここで最後まで追走するのか、途中でエコドライブに切り替えるのか、エンストして不機嫌になるのか、別れ道かなと。

自分はドMなので、この脳みそフル回転の爽快感と疲労感を楽しく味わえました。
脳みそにかかる負荷はハンパないけど。


まあ、とにかく後半は怒涛です!
マスメディアの貪欲さ、太平洋戦争、天皇制、時代の空気や流れを操る人々と操られる人々、北から連れてこられた人々と北に追いやられる人々、南へ向かった人々…


これらのメタファーの奥にあるのは、多分、多くの日本人が学ばない、学ばせない、学びたがらない、日本人の軌跡やルーツに迫り、『で、これから日本人はどうするの?』って事なんだと思う。

そして、それらのメタファーを一纏めにして客席にブン投げてくるのが、妻夫木くんの『おーい、日本人!夢遊病者の日本人!』っていう、ある意味ぶっ飛んだドギツイ台詞かなと。

思いついても、なかなか書けない台詞だなと思う。

んで、そーゆー切り口・テーマなので、どーしたって快いカタルシスとかは得られようがない。
『自分のせいじゃないし』って不愉快に感じる人もいるかも。

だから、評判や客受けはザ・キャラクターの方がいいと思う。
けど、
そーゆーテーマを、あーゆー形で世に出した野田秀樹の勇気みたいなものは、やっぱり凄い!って思います。

特に、『過去、こうでした』という事に留まらず、『ここからどうする?』という未来へ向かう問いかけめいたものを含んでいる(ように自分には感じられたら)のが良い!


ちなみにこれらの事は、全部を見終わってすぐに感じたわけじゃないです。

終わってすぐは、自分の処理能力を完全にオーバーしており半パニック。
カーテンコールが終わってしばらくしてから、なんかよく分からないウルウル。(友達もいたので必死に我慢)
アンケートになにか書きたいのに、指と字が震える。
そんなんでした。

そこから毎日考えて、というか考えずにはいられなくて、今ようやく『こういうことだったのかも?』というところにたどり着けました。(ズレてるかもだけど)

見終えて既に一週間、その間観客に考え続けさせただけでも、野田くんの勝ちです。はい。


まだ謎も多い作品なので、台本読んでもうちょい深入りしたいにゃあ


追伸
ベリーショートの蒼井優ちゃん、かわいかったにゃあ

文字と自然現象~この地この時この人々で…?~

2011年02月14日 22時22分59秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

電車のなかで読みかけの文藝別冊を開きましたが、まったく集中出来ません。
大好きな、つかこうへいの特集号なのに。

だって外は雪なんだもーん。

自分が雪国の人間ならこうはならないと思うけど、雪が特別な横浜市民としては、見慣れた駅がまるで旅先のような哀愁を纏っていく様子は、やはり目が離せない。


人間が苦心惨憺して書き上げる文章よりも、たまたま条件が揃って現れる『ただの』自然現象の方が、人間の心を捕らえてしまう(事もある)ってどーなんだろ?

そんなこと考えだすと、芝居とか文学とか踊りとか音楽とか書道とかドレスとか絵画とか手品とかスポーツとか、その他諸々の意味とかが、何だかよく分からなくなる。

才能や努力や積み重ねやチームワークや忍耐やらを駆使して何かを成し遂げる事の、自己満足以外の意味が。



でも、虹や雪や流れ星や茜空に感動するって事に、逆に芝居とかの可能性も感じる。


人間はやっぱり『今、目の前で起きていること』が好きなんだと思う。

今この瞬間。
今この空間。
今この人間。


あれ?
これって、『この地、この時、この人々で』みたいな?


解らない。
分からないけど、芝居も好き!バイクも好き!旅も好き!

結局全部、瞬間を切り取りに行っているのかもしれないにゃあ

欲望という名の電車 テネシー・ウィリアムズ

2011年01月24日 01時24分13秒 | みう・しばい
こんばんにゃ。

芝居から離れて早2年の自分ですが、体調不良で引きこもった土日に
何故か今更の「欲望という名の電車」です。

翻訳ものは小説も苦手で、正直読めるか心配でしたが、ハラハラするようなやり取りや、
思わず引き込まれるシーンもあって、結構サクサク読めました。

でも、なんか良く分からなかったorz


話は
高慢ちきな年増女が訳あって田舎にいられなくなり、妹夫婦を頼って
労働階級の家庭に居候するけど、全然馴染めないし、妹はDV受けてるし、
恋愛も上手くいかないし、隠しておきたかった過去もバレるし、
最後には妹の旦那に凌辱されて、精神も崩壊して病院送り。
って感じです。
(ちょっと荒っぽいかな?でも、だいたいこんな感じ)


「んで?」って感じなのです。

作者が書きたいのは、そういう昼ドラ的なドロドロ劇そのものじゃないって事は分かる。
(それだけなら名作として語り継がれる事もないだろうし)
でも、作者がそのドロドロ劇を通して本当に書きたい事が何なのか、自分には読みとれない。

これは作品がつまらないんじゃなくて、自分が未熟だからだと思う。
感覚としては、大江健三郎とか梶井基次郎とか読んだときに似てるかも。
あるいは芸術って言われてるけど、自分にはエロいってことしか分からなかった映画とか。

こーゆーの、すごく悔しいし、すごく勿体ない事だと思う。
もう少し成長したら、もう一度読んでみる。

読解力が欲しいにゃあ