読書日和

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戦略的互恵関係

2010-10-07 23:43:08 | ウェブ日記
ここ数週間に渡って続いている日本と中国の対立。
先月、尖閣諸島沖で起きた漁船の衝突事件が全ての始まりです。
どう考えても中国が全面的に悪いようにしか見えません。
勝手に日本の領海内に侵入しているのですから。
それなのに、さも自分達は正しくて日本が悪なんだということを言っている中国は、ほんっとに許せないです

そんな中、最近は中国の姿勢がやや軟化したためか、「戦略的互恵関係」という言葉を聞くようになってきました。
戦略的互恵関係。。。どんな関係なのか、気になるところです。
難しい言葉なのでいまいちピンときませんね。
互恵関係というのはお互いに恵まれる関係、つまりお互い協力し合って利益を得ていこうということだと思います。
それが戦略的となると、何だか物々しい雰囲気を感じますね

ネットで調べてみたら、戦略的互恵関係について解説がありました。
それによると、
「日中両国がアジア及び世界に対して厳粛な責任を負うとの認識の下、アジア及び世界に共に貢献する中で、お互い利益を得て共通利益を拡大し、日中関係を発展させること」
とのことです。
文の最後は「日中関係を発展させること」になっていますね
政治家の方々が「戦略的互恵関係の強化」と言っているのは、「仲良くやっていこう」ということのようです。
しかしあれだけ強硬な態度ばかり取っている中国に対して、こちらから仲良くやっていこうと言うのも何だかな…と思います。
まあ、それが大人の対応というものなのかも知れませんね。
ひとまず拘束されているフジタの社員が開放されない限り仲良くやっていくのは無理なので、中国にももう少し大人になってもらいたいものです。